gcpさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.0

わたしも31歳会社員(ついでにどうでも良いけどのんと同じ誕生日)。誰しもが脳内にAを飼っているよね〜て話かと思いきや、結構病的ですぞミツコさん。最近観たハッピーボイスキラー過ぎっちゃったもの。それとも>>続きを読む

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

3.5

冒頭から主人公はカムアウト済みのフェミニスト兼環境活動家ということがなんとなしに触れられるの、本当に現代。触れるという表現もおかしい?べつになにも特別なことじゃない、わかってんのにCONGRATS C>>続きを読む

グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇(2019年製作の映画)

2.0

我らが栄子ちゃんの天晴映画ではあるが、舞台では老若男女(KERAMAPならいけるでしょ、と誕生日の母も居た)爆笑の連続だった台詞ややりとりもスクリーンを通すとこうもグッとこないものかと驚愕。なるほど原>>続きを読む

マイヤーウィッツ家の人々(改訂版)(2017年製作の映画)

4.0

いい大人がなーにやってんだ!の凝縮。どうしてだろう。例えば会社の上司にも、付き合いの長い友人にも、街中ですれ違う人にだって、どんな仕打ちをされても言葉を選びながら対峙するはずなのに家族には唾飛ばす勢い>>続きを読む

レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

2.5

雨も滴るいい男のティモシーシャラメが憂げにピアノを弾いているって以外ウディアレンの小粋な映画として成り立っていなくて不完全燃焼。たぶん役者がみんな若いからか。その中でセレーナゴメスちゃんだけが声とか喋>>続きを読む

ラブ&マーシー 終わらないメロディー(2014年製作の映画)

3.5

バンド自体の予備知識はほんの少し。サーフ時代は聴いたことがなくてPet Soundsは大好きだけれどメンバーの名前をひとりも言えない私が開始早々感じたのは、天才の不幸要素が見事に全部詰まっている!
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ザ・バンド かつて僕らは兄弟だった(2019年製作の映画)

3.5

バンドの栄光と崩壊はドラマチックでいつもかなしい。「かつては」兄弟だった彼らの「かつて」、ウッドストックでの日々が美しいこと。純粋な時間に紡がれていく旅の答えのような温かく優しく力強い音楽。

ロビー
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ハッピーボイス・キラー(2014年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

観ている者が性善説を支持したくなっちゃう、トホホ顔のサイコキラー物語。ハウス・ジャック・ビルトを観る前であればエンディング含めナイスサイコ!と思うはずだけれど、わたしは全てにおいてハウス・ジャック・ビ>>続きを読む

ミスター・ルーズベルト(2017年製作の映画)

4.0

勢いで突っ走って失敗しまくる女と良き道のために決めたことを背伸びして実行する女。間違ってもちゃんと謝ればいいし、たまには禁忌をやぶってみるのもいい。みんなみんなもがきながら生きている。このクソ女!て思>>続きを読む

スウィート17モンスター(2016年製作の映画)

3.0

こんなんねえ、Netflixばっかみてるアメリカのティーンエイジャーにしか響かないよ!友達いなくなっちゃって気にかけてくれるにきまってる先生にわたし今から自殺すっから!とか、同世代の友達できやしねえっ>>続きを読む

タイニー・ファニチャー(2010年製作の映画)

3.0

レナダナムがGIRLSのチャンスをつかむキッカケになった映画、ということですが、GIRLSより静かに、当たり前だけど映画的にミレニアム世代の嘆きを描いていて驚いた。次世代SEXandTheCityみた>>続きを読む

イマジン/ジョン・レノン(1988年製作の映画)

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観ていてずっと哀しかった
ジョンの一生なんだけれど、ジョンを取り巻く人間の醜さが常につきまとう。もはや人間の歴史映画のようだった。
The Beatlesの栄光は時に滑稽で、耳を塞ぐ警官や耳栓を指示す
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IMAGINE <イマジン>(2018年製作の映画)

3.5

脳内お花畑のふたりの世界。例えば親のセクシャルな一面だとか、そういった類の見てはいけないものを見させられている居心地の悪さを抱いた。わたしは決してアンチ・ヨーコではないが、もはやグロテスクとも言えよう>>続きを読む

ナポレオン・ダイナマイト/バス男(2004年製作の映画)

3.0

あなたにしか唄えない歌がある、あなたにしかできないダンスがある。たとえ一見ヘンテコだったり型破りだとしても、間違いなく人々を圧倒させるパワーをもつ。独特ではあるけどキメるとこキメるそんな映画だった。わ>>続きを読む

架空OL日記(2020年製作の映画)

4.0

やっと観れた〜!近くのTSUTAYAにも遠くのTSUTAYAにも隣町のTSUTAYAにもなくて。。わたしのように自粛中にドラマ観てハマった方がたくさんいるのだろうか。やっぱり面白かったし、パターン決ま>>続きを読む

オールド・ジョイ(2006年製作の映画)

4.0

わたしも中年になったもんだ、そしてこれからしばらく中年がつづく。この映画のことを度々思い出すようになるのではないか。まず、分厚い雲の下で旅ははじまりヨラテンゴにあわせて窓からの景色がしばらく映る。コレ>>続きを読む

ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール(2014年製作の映画)

2.0

オシャレムービー✖️ミュージカル✖️ベルセバ
なので、どれかひとつでも好きなら楽しめるはず
わたし個人としては、イヴの服は洋画史上一番ダサかった。原宿にいる中学二年生の方がまだイケてる。ロンドンのパン
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ブラック・ミラー: バンダースナッチ(2018年製作の映画)

3.0

大好きな映画、ミスターノーバディ形式を自分が選択していく映画。ワンパターンしかやってないからかもしれないけれどパラレル感ないのでSFというより完全にゲーム。RPGもロクにできないゲームへの探究心皆無人>>続きを読む

まほろ駅前狂騒曲(2014年製作の映画)

3.0

松田龍平は最高だけど、物語としての魅せ方は間違っている 行天がもし身近にいたら色んな意味でドキドキしっぱなし 掴めない人がいかに魅力的か思い知らされた...ドラマまた観たい

ゴーストワールド(2001年製作の映画)

3.5

モテ系と非モテ系がつるむと大体こうなる。見た目が正反対の2人がまずなんでこうも気が合うのか謎ではあるが、モテ系のくせに媚びない女は大体面白くていい奴なのだ、そんなの当時は意識していないし普通に永久に友>>続きを読む

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

タートルズの寝具、ストリートファイターのTシャツ、スーパーファミコン、羅列されたCD そして個人的に好きなWave of mutilationが流れる。冒頭からとんでもない映画だなと思った。1989年>>続きを読む

Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!(2007年製作の映画)

3.0

前作とテレビ版は一回笑ってしまったら波に乗ったかのようにずっと笑ってしまうジェットコースターみたいだった。もはや狙ってない?表情や普通の行動でも可笑しくなってきてしまうほど。おかえり、Mrビーン、10>>続きを読む

真夏の夜のジャズ 4K(1959年製作の映画)

3.5

わたしもう30代だし、ビルボードとかブルーノートとかコットンクラブにこれからはもっと通うからな!と思っていた矢先にコロナウイルスの蔓延。この観客の温度感が伝わるライブを観ていたら楽しくもあり、一体いつ>>続きを読む

海の上のピアニスト 4Kデジタル修復版(1998年製作の映画)

2.5

ニューシネマパラダイスの感動ふたたび!?と映画館まで。しかーし、期待し過ぎてしまったのか、映画館で観たのにまったく響かず!音楽はもちろん良いのだけれど如何せん神がかった天才1900が魅力的でない。それ>>続きを読む

オアシス:スーパーソニック(2016年製作の映画)

4.0

何故か10代の時にすら全く通ってなくて、グサヴィエドランのマミーで感動した曲で「あ、これオアシスなんだ〜」となったほど。でもあれからMorning Glory?だけずっと聴いてる。スーパーソニックがで>>続きを読む

ビッグ(1988年製作の映画)

3.5

ピアノとトランポリンとヤングコーンのシーンがすき。無邪気なひとって魅力的だなあ。でもみーんな、だった昨晩まで子供だったようなもの。素直に夢中になれるものがあれば、大人だって捨てたものじゃないのだ!
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人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

3.5

製作が発表された時は、太宰が小栗旬ってバカァ?蜷川実花の色彩つよめな豪華絢爛世界観にあわないし、本当だれか止めなよ、でした。でもサブスク解禁されてから絶対文句言うけど観たい!と思ってて、やっと!たぶん>>続きを読む

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

5.0

3カ月ぶりの映画館。冒頭、ジョーが嬉しそうに走っていて早速涙がぽろぽろと出た。それは久しぶりの映画館に感動したのか、はたまたフランシス・ハのようにグレタが魅せる主人公の姿に感動したのか、始まったばかり>>続きを読む

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

う〜やられた。
スカヨハママがさらっと言う、ジョジョが最後鏡に向かって呟く、『できることを、やる』という言葉。いまの自分にとても響いてしまった。コロナで世の中が騒がれる前、オーストラリアの火災でたくさ
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サッドティー(2013年製作の映画)

3.5

朝日や愛がなんだのテルちゃんみたいな激しさを持っていると、愛とは、エゴとは、みたいな持論語れちゃうけれどテンション低い『ちゃんと好きってなんだ』ていう話は答えなんてないから閉口しちゃう。でも青柳文子以>>続きを読む

At the terrace テラスにて(2016年製作の映画)

3.5

擬似体験、苦笑の仕方とか所作が本当リアルで、下戸っていうのもあり知らない人が沢山居るパーティーが苦手な自分には地獄絵図、もしこの場にいたら富裕層じゃないからかもだけど真っ先に帰るし、お付き合い重視で帰>>続きを読む

愛の記念に(1983年製作の映画)

3.5

性に奔放な登場人物に共感したことはないが、シュザンヌをビッチだとは思わなかった。身体は立派な大人でもお顔は3歳児のような可愛さのままだからだろうか?リュックに素直になれないのも、カフェでボリスヴィアン>>続きを読む

アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

3.0

ガサツだしお化粧も苦手で10年以上まつエクに頼る生活送っていたから、自粛期間入り久しぶりに毎日毎日自分の醜さを意識せざるを得なくなって辛い、藁にもすがる思いで観たけれど、自分がプラダを着た悪魔を観ても>>続きを読む

彼らが本気で編むときは、(2017年製作の映画)

2.5

題材はとても良いと思う、が全く響かなかった。ずっと平らな心で観ていて終わってしまった。でも、長いな〜と退屈には思わなかったし、真剣に観ていた。
後で考えてみると、なるほど。これは優等生すぎる映画で、悪
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バッファロー’66(1998年製作の映画)

3.0

勝手なイメージを持ち過ぎた偏見です、ヴィンセント・ギャロのお顔立ちでモテないエピソードは無理がある、お風呂やベッドのシーンも微笑ましいを前に、んなわけあるかい、と。レイラもどうしてそんなに聖母なの、男>>続きを読む

サムサッカー(2005年製作の映画)

4.0

公開時、シネマライズでフライヤーを持ち帰って未だに実家にある位なのにやっと観た、なんでもっと早く観なかったんだろう!静かなレディ・バードという印象でかなり響いた やっぱり、マイクミルズの家族の話が好き>>続きを読む