ロールシャッハさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

X エックス(2022年製作の映画)

3.3

観た後はスッキリでホラーというよりコメディに近い?
ドキッとドーン!
とんだホラー映画を見せられちまった。
悲惨な過去があった老婆は一体どういうわけで殺人鬼になったのか、前日譚「パール」も観てみたいと
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.0

種を蒔き続ける阿部サダヲ

阿部サダヲの目が怖いというか吸い込まれる時があり、サイコパスなキャラはハマリ役だと思った。
主人公が通行人を殺そうとする場面で、すごい手際が悪くリアルでした。
最後はこの男
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

3.9

ストーリーは自分で作るもの

IMAXと吹替で鑑賞しました。

ミゲル(スパイダーマン2099)は可能性を諦めてしまった大人を表していると思う。
それに対して、無限の可能性を秘めた高校生のマイルス・モ
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

4.0

トマト缶とパスタ

タイムトラベルすると始点から枝分かれするのではなく、過去まで変わってしまうところが、キートンバットマンをスムーズに導入できたし、バリーがもう1人存在する理由も納得出来た。

トマト
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

3.5

心にも日焼け止め塗れたらいいのに

精神的な病気を患っている父と思春期直前の娘の夏休み。
2人とも違う意味で不安定だけど、
父が娘に日焼け止めを塗ってあげるところは安心感というか、父親としての愛を感じ
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.7

何もかも全てを忘れて。あなたを守りたい。

黒い絵は忘れたくても忘れられない過去を思い出させるスタンド能力が発現してたのか。いわゆる後悔。
御神木に神が宿っていて、岸辺家の奈々瀬もおそらくスタンド発現
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クリード 過去の逆襲(2023年製作の映画)

3.5

過去に打ち勝てるか

スタローン不足と最後のアニメで目が少し曇ってしまったので、冷静な評価が難しいですが、今回の敵やクリードが乗り越えたものは素晴らしかった。

地位と名誉、そして華々しく1のラストボ
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斬、(2018年製作の映画)

3.2

人を斬れない浪人が境界線を越えてしまう

何かを失う代わりに何かを得る。
人を斬る=やり返すと解釈すると現代にも通じると思う。

優しすぎる人間には刀を握らせるとどうなるのか。
侍なんだから斬りなさい
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TAR/ター(2022年製作の映画)

3.5

ほぼホラー映画だった

エンドクレジットが冒頭にあって、最後突然終わったので衝撃的だった。
Netflix対策と聞いたがそれ以上にどうこの作品を理解すればいいか考える時間もなく劇場を出ました…

"時
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コンジアム(2018年製作の映画)

3.2

廃墟での降霊は危険な行為⚠️

登場人物の表情が皆良かった。POVなので叫び声や怒鳴り声が多いがYouTubbの生放送がリアルな感じなので、没入感はそれなりにあった。
画面があからさまに乱れたり、エフ
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ダーク・アンド・ウィケッド(2020年製作の映画)

3.1

恐怖というより、説得力のあるグロさ

内容は理解に時間かかるが、少し純度の高めで、雰囲気は好きな感じでした。
じわじわ迫ってくるのがやっぱり怖い。
安心させてからの闇に突き落とす感じが良かった。

CUBE 一度入ったら、最後(2021年製作の映画)

2.7

オリジナルのCUBEのグロさが好きなので、日本版は物足りなかった。

CUBEっていうのは個人的に、
自分が過去のトラウマや罪と向き合い、四角い箱の中で成長していく過程が面白い。

菅田将暉くんの演技
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スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ(2008年製作の映画)

3.5

アナキンとアソーカの出会い

生意気なパダワンのアソーカタノがアナキンとバディを組んでジェダイとして成長していく姿がとても良かった。

シャザム!~神々の怒り〜(2023年製作の映画)

4.0

昨今のヒーロー映画の中で王道で爽快!

ブラックアダムも客入りが少なく感じて、今作もそこまで多くない印象だが、なぜ皆んなコレを観ないのだと思った。

前作でシャザムことビリーが、魔術師の杖を折ったこと
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ロッキー(1976年製作の映画)

4.0

ロッキーには人生が詰まっている

ロッキーシリーズで一番好き!
原点にして頂点。
イタリアの種馬と言われ、全盛期を過ぎたプロボクサーが人生を変える為、一からチャンピオンを目指す。

これが響かずにいら
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ノマドランド(2020年製作の映画)

3.7

ノマドには理由がある

エターナルズよりこの映画の方が響いた

ノーカントリー(2007年製作の映画)

3.7

ハビエル・バルデムが家畜用ピストルで襲ってくる〜汗

ジョシュ・ブローリンも好きだが、
殺し屋のシガーことハビエル・バルデムがターミネーターのように追いかけてくるのが好きで見入ってしまいます。

家畜
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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

3.5

キム・ダミ、怪演

梨泰院クラスの前にキム・ダミをこの作品で知った。
オーディションで1500倍を突破して主演に合格。

素朴で飾り気のない表情をする少女だが目の奥に闇があり、終盤の覚醒シーンは別人に
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.1

ガーディアンズよ、永遠に。

全然自分の中では続いていて、いつでも見返せる作品にしてくれたジェームズガンに感謝!

ロケットの出自で幼馴染のライラ、フロア、ティーフス達が出てきたおかげで涙腺が崩壊しま
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PIG ピッグ(2021年製作の映画)

3.4

舐めていたらいけないニコラスケイジ

子豚🐷ぐらい、どうでもいいじゃんかよ!って思うと大間違い。
どれだけ愛情を込めたか、ただの豚という勿れ。
元シェフのニコラスケイジの復讐。
なかなか見応えありまし
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.0

ポールダノの異常性に惹かれる

ダニエルラドクリフが一体何者なのかも分からず、終わってました。
オナラのガスで何処かへ。
無人島かと思えば、裏庭という不思議な友情の作品だった。

アングスト/不安(1983年製作の映画)

3.1

違和感だらけ

なんか不快。ずっと落ち着かない、不安の気持ちが増す撮り方でした。
劇場で上映禁止になったのがわかった気がした。

ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

3.0

男2人のパートナーに下る、選択。

デイブバウティスタの威圧感が半端なく、自ら犠牲になる黙示録の四騎士。
どちらかが死ななければ世界は救われない黙示録要素が盛り込まれていて、キリスト教分からないと意味
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.7

地平線はどこにある?

親の別れが創作活動にすごい影響してるのを初めて知った。
フェイブル(おとぎ話)と名前を変えたのもすっと物語に入れたので良かった。

母の浮気を切り取って、父に頼まれた家族の幸せ
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.0

私は好きにした、君らも好きにしろ

古代生物が大量に廃棄された放射性物質を食べたことで、呉爾羅(ゴジラ)は神の如く東京に現れ、人々に何をもたらすのか。

ゴジラの放射性物質は未知の新元素で出来ているら
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RRR(2022年製作の映画)

4.0

インド映画はもうハリウッド越えた?

劇場で2回鑑賞しました!
最初のラーマが市民をボコボコにするシーンで心掴まれてしまいました!
最近のヒーロー映画でも見れなかった肉弾戦
圧倒的な数のエキストラ
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スマイル(2022年製作の映画)

3.9

ソシー・ベーコンのやつれていく表情が素晴らしい👍

以前、笑顔(スマイル)の練習を鏡の前でやってみた事があった。

まず、表情が変わらないのが恐ろしい。
古来より笑顔とは牙を隠すための威嚇であるという
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