さとさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

さと

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オンリー・ザ・ブレイブ(2017年製作の映画)

3.8

自然災害と人命救助への使命感を持った人たち

アメリカには森林火災に特化した部隊があるって知らなかったのでまずそれに驚きました。
温度や湿度や風向きなんかで火災の進行を適切に判断して迅速に動くっていう
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マーシャル 法廷を変えた男(2017年製作の映画)

3.7

実話、実在の人物ということで他にも無罪の黒人の裁判をいろいろ扱っていたらしいし、他にも色んなドラマがあったと思うけど、なんで映画で取り扱ったのがこの事件だったのか。どうしても「それでもボクはやってない>>続きを読む

ブルー・カラー/怒りのはみだし労働者ども(1978年製作の映画)

3.7

初期のスコセッシぽいなと思いつつ、なんか違うな感があって後で調べたら脚本がタクシードライバーとかライジングブルとかで初期スコセッシと一緒にやってた脚本家の方だったんだとわかって勝手に納得。

70年代
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5パーセントの奇跡 嘘から始まる素敵な人生(2017年製作の映画)

3.9

ある日突然先天的な弱視が発病してしまったけど、夢に向かって頑張る主人公の話。

弱視であることを言い訳にしないで夢を追いかける姿に色んなことを感じました。
人は与えられた状況の中でどれだけ頑張れるのか
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はじめてのおもてなし(2016年製作の映画)

3.5

セレブだけど、問題の多い家庭に奥さんが「難民を1人受け入れる」と言ってナイジェリアから来たディアロを受け入れて一緒に暮らす話。

すごく笑えるわけではないけど、ほっこりしたりクスッとできるような話の中
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ジャングル・フィーバー(1991年製作の映画)

3.6

スパイク・リーが好きなので見てみました。
黒人と白人が恋するけど、みんなに止められたら反対される話。

アメリカの人種差別に対する風刺ともとれたけど、この時代は実際にこんな感じだったのかなあ。
劇中の
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人生、ここにあり!(2008年製作の映画)

3.8

障害を持った人たちが紆余曲折ありながらも自立していくお話。

これコメディなのかなあ。確かにクスッとするシーンもあったけど、全く笑えない重たさも…

80年代の実話ということで今はもっといい治療もでき
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ローマンという名の男 信念の行方(2017年製作の映画)

3.5

自分の理想や正義を貫くのは難しい。
初めは自分の正義感がデフォルトだと思ってても、周りを見たら不正をしてる奴ばっかりで嫌でも損してる自分に気付かされる。
人間の弱さも出ていて良い映画でした。

小汚い
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監督・出演陣が語るアイリッシュマン(2019年製作の映画)

4.0

なるほどそういうことか、って思ったらアイリッシュマンの本編をもう一度見たくなった。
またロバートデニーロって神経質そうで見てて無意味にドキドキしちゃったのはわたしだけかな笑
とにかく大御所の対談は貴重
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アイリッシュマン(2019年製作の映画)

3.7

長い…でも二回観ました。
グッドフェローズとかワンス・アポンア・タイム・インアメリカ(1984)とかゴッドファーザーとか見てる時に色んなマフィア映画がよぎった。
それだけ沢山のマフィア映画の要素が詰ま
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僕と世界の方程式(2014年製作の映画)

3.5

ASDでめちゃくちゃ数学が得意な子の話。

発達障害がある当事者はもちろん、家族や周りも大変だろうなと思った。
この映画では特にお母さんがとてもかわいそうというか、見てて切なくなった。

発達障害があ
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マルクス・エンゲルス(2017年製作の映画)

3.5

マルクスの理想としてた共産主義って具体的にはどんな形だったのだろう。
結局共産主義も崩壊して一巡したらやっぱり資本主義の今の世の中。現代社会を見たらマルクスはどう思うか気になりました。

今世界ではた
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エベレスト3D(2015年製作の映画)

3.5

映画館で見るべきだった映画。
確か上映中はもう少し評価が良かった記憶。

登山に熱くなる気持ちがわからないので、終始心配しっぱなしの映画でした。
もちろん死にに行く人はいないんでしょうけど、死んでる人
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.0

結論から言うと何度も見たくなる名作した!
上映当時から気になっていた作品だったけど、泣かせにくる悲しさ満載の映画かと思って今まで見なかったんですが、見たら想像と全然違って感動して泣いちゃう場面も多かっ
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ミニマリズム: 本当に大切なもの(2016年製作の映画)

3.7

ジョシュアとライアンのような幼少期からのいろんな出来事から確実な意思と根拠があってミニマリストをやってる人は自分も影響されたいし尊敬するけど、ミニマリズムという流れに乗ってるだけの感があるプチセレブみ>>続きを読む

パラノイドパーク(2007年製作の映画)

3.8

尺も短めでストーリーもそんなに難しいものではないのに、とても感情移入できる映画だった。
ガスヴァンサント監督ならではの10代の繊細な心を色々な手法を使ってよく描かれていて、本当にすぐそこにいるような気
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ゲット・オン・ザ・バス(1996年製作の映画)

3.4

ロードムービーというか会話劇とも取れました。
今回はいまいちピンとこなかったのでまた時間をおいて改めて見てみたいです。

私はあなたのニグロではない(2016年製作の映画)

3.8

気づけば1000レビューでした!!

これはずっと見たかった映画。
最初は想像してたものと違って冗長に感じたけど、見ていくうちに色々と考えさせられました。
ボールドウィンさんの頭の良さとかもそうなんす
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心のカルテ(2017年製作の映画)

3.4

摂食障害の話。

この映画は賛否両論みたいですが、自覚なく摂食障害の人やグレーゾーンの人とか皆に知ってもらう機会になるから個人的にはこういう映画があってもいいと思う。

肝心の映画の内容に関していえば
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Love Letter(1995年製作の映画)

3.0

豊川悦司がいい人すぎ。
自分のこと好きってわかってて、豊川悦司を振り回す主人公にイライラした。

永遠の0(2013年製作の映画)

3.7

ちょっと前にグレートハックを見ていたから、国は違えど時代が違えばこんな日本もあったんだと胸が苦しくて涙が止まらなかった。

映画としてはちょっと突っ込みたくところはありつつも、戦争のことを考えると憤り
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グレート・ハック SNS史上最悪のスキャンダル(2019年製作の映画)

3.5

アメリカでは国ぐるみの告発系の映画とか今まで見てきたので、あんまりびっくりはしなかったけど、こういうこともやっちゃうんだっていう感覚。

日本ではどの辺まで個人情報が守られているか、守ろうとしてるか不
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ヘンリー(1986年製作の映画)

3.0


もう少し説明を入れないと、前半はバンバン話が流れていって全く意味がわからなかった。
後半は少しストーリーらしくなってきたけれど、終始意味のわかりにくい映画だった。

後で調べたらヘンリーの人生は壮絶
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.7

アメリカの闇を見た。

見てるだけでいてつくようなロケーションやストーリーもよくできてきたと思う。
この地で暮らすのは容易ではないのがよく伝わってきました。

途中でブロークバックマウンテンの山が出て
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百円の恋(2014年製作の映画)

3.7

久しぶりの映画。

傷つくものは美しい、という典型的なモチーフ。
もちろん泣きました。

一見一子は誰からも優しくされてなくて自分を惨めな負け犬だと思っていたと思うけど、わたしの勝手な解釈だと一子は誰
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アンソニー・ロビンズ あなたが運命を変える(2016年製作の映画)

3.6

評価が意外と低くて自分の感受性を疑ってしまった笑

始めはうさんくさいおじさんとセミナーだと思いつつ見ていたらいつの間にか感動してた。

人を通して自分をわかるとか、アドラーの応用みたいな話をしていて
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ある過去の行方(2013年製作の映画)

3.1

二人目の夫と離婚しようとしてる子供のいる女性が3人目の男の人と結婚するにあたってのごちゃごちゃした話。

二人目の夫と次の夫になる予定の男の人が一緒に行動するとかちょっとあり得なすぎてかわいそうな成り
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眼には眼を(1957年製作の映画)

3.4

誤診で妻を亡くした男の医師への復讐劇。

そもそもが逆恨みなんじゃないかと。
作風はあくまでシリアス調なんだけど、途中からいくらでも続編ができそうなくらいのやったらやり返す大人のケンカみたくなってきて
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マイ・レフトフット(1989年製作の映画)

4.0

脳性麻痺で左足しか動かない画家クリスティ・ブラウンという実在の人物を描いた作品。

まず22兄妹生まれの10人目の子供ということもびっくりするんですけど、このお母さんの一見素っ気ないように見える、でも
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ウォルト・ディズニーの約束(2013年製作の映画)

3.9

先にメリーポピンズを見てから鑑賞。
メリーポピンズにこんな想いがこもっているとは想像もしなかったです。
この映画を見て改めてまたメリーポピンズを見たらまた違った見方ができそうでまたメリーポピンズ見たく
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メリー・ポピンズ(1964年製作の映画)

3.8

ウォルトディズニーの約束の予備知識として。

Blu-rayで見たので画像がきれいだったのもあるけど、この当時アニメと実写が融合した作品ってすごいなと思う。

内容も楽しくて、あっという間だった。

マージン・コール(2011年製作の映画)

3.1

ウォール街の方がわかりやすく人間臭くて好きだった。
あとこの作品は金融関係に詳しくないとそこまで感情移入出来ないと思う。

わたしだったら恐ろしくてすぐ会社辞めてしまうと思うし笑

父、帰る(2003年製作の映画)

3.6

12年ぶりに父と名乗る男がやってきて兄弟と母との暮らしが続いていた中、父と名乗る男と兄弟が旅に出る話。

多くを説明せず、こう感じて欲しいとかそういう意図が全くない映画だったので見る人によって感じ方は
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存在の耐えられない軽さ(1988年製作の映画)

3.9

見る前に短文のあらすじを軽く読んでからの鑑賞だったのですが、アメリカ舞台の映画ではなくてチェコの話だったのと、単に浮気性の男をめぐるストーリーなのかと思っていたけど、政治的な事件と男女関係の話や色んな>>続きを読む

父の祈りを(1993年製作の映画)

4.0

1970年代のロンドンの爆破テロ事件の犯人として冤罪をかけられた父子の話。
最後のテロップで実話と知って驚きました。

少し事実と異なる部分もあるようですが、演技派の俳優さん揃いで胸に迫るものがありま
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