skm818さんの映画レビュー・感想・評価 - 14ページ目

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ファースト・マン(2018年製作の映画)

4.0

人類最初の月面着陸者ニール・アームストロングを主人公とした月面着陸に至るまでを描いた話なんだけど、プロジェクト成功ものにつきものの前向きな華やかさというのはほとんどなくて、主人公の内面に目が向けられた>>続きを読む

未来を乗り換えた男(2018年製作の映画)

3.8

小説っぽいテイスト。語り手はレストランの店主で、見てきたように語る。主人公の彼から聞いたということなのかな。だったらこれはすでに過去になっている話なんやね。元の話は1940年代のドイツ軍に占領されてる>>続きを読む

フロントランナー(2018年製作の映画)

3.8

1988年の米大統領選挙で民主党候補としていい線まで行きながら女性スキャンダルで出馬を断念したゲイリー・ハート上院議員と彼を取り巻く事務所の人たちやマスコミ人を描いた話。ヒュー・ジャックマンが、この人>>続きを読む

バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

3.7

かなり眠くてベンがどこから登場したのかよくわからんが、その後の流れも、だからなに?って感じだなあ。コケティッシュで謎めいた女の子とか、なにして生計立ててるのかわからないモテ男とか、それだけでもううわあ>>続きを読む

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

3.6

体感時間がやたらと長くて肩が凝った上に前半1時間半は眠くて、例によって見落としているシーンが多い。とりあえず冒頭からしばらくの間と、ミアとヴィンセントがデートしているところやミアがぶっ飛んでるところ、>>続きを読む

ナチス第三の男(2017年製作の映画)

3.7

1942年のハイドリヒ暗殺事件を題材にした話。ハイドリヒについてもけっこう尺が割かれている。この人結婚相手の方が先にナチだったんだね。ただちょっと眠くて、パラシュート部隊の人たちが隠れ家に落ち着いたあ>>続きを読む

天才作家の妻 -40年目の真実-(2017年製作の映画)

3.8

ノーベル文学賞を受賞した男性作家、しかし彼の作品は実はすべて妻が書いたものだった、って話。才能のある作家志望者だった妻は大学教員だった彼と結婚(略奪婚)し、表向きには書くことをやめたことに納得している>>続きを読む

彼が愛したケーキ職人(2017年製作の映画)

3.8

恋人を亡くしたゲイの男がベルリンから彼の家族が住んでいるエルサレムを訪れ素性は隠して彼らと付き合いはじめるが…って話。主人公はケーキ職人で、恋人の妻が経営しているカフェで働くことになり、恋人の兄やその>>続きを読む

ヴィクトリア女王 最期の秘密(2017年製作の映画)

3.8

混んでいたのでどうしようかと思ったが、かっちりできてて見応えがあった。ジュディ・デンチの存在感すげえ。アブドゥル役の人もイケメンだ。ヴィクトリア女王の晩年に親しく仕えたインド人ムスリムの従僕がいるとい>>続きを読む

チャンス(1979年製作の映画)

3.7

午前十時の映画祭は、内容によらず見たことない作品は見るようにしているのだが、これは面白くなかった。冒頭からイヴと出会ってお屋敷に行くあたりまでは起きてたのだが、ベンと食事を共にするあたりから眠くてしょ>>続きを読む

ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー(2017年製作の映画)

3.8

サリンジャーの若い頃の姿(作家を志した頃から出版はしないと決意するあたりまで)を描いた作品。サリンジャーってこういう人だったのね。戦争行ってるのか。写真嫌いだとか他人を拒むとかいう気難しさの奥にはこう>>続きを読む

ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

3.7

「アンブレイカブル」「スプリット」の続編ということで、相変わらずのジェームズ・マカヴォイ、相変わらずのブルース・ウィリス、それにサミュエル・L・ジャクソン。おいら「アンブレイカブル」は見てないんだけど>>続きを読む

バルバラ ~セーヌの黒いバラ~(2017年製作の映画)

3.6

バルバラという歌手の伝記映画を製作中の映画クルー。主人公はバルバラ役の女優と監督。演技中のセリフとそうじゃない時のセリフの区別が曖昧にされており、女優もバルバラ本人に近づく迫真の演技。本人と役とが渾然>>続きを読む

この道(2018年製作の映画)

3.7

どうかなあと思いながら見に行ったが、思っていたよりはよかった。ただ前半はエピソードを細切れにつないでいく感じで落ち着かない。そもそも桐の花事件描く必要ある? 白秋さんのダメっぷりや与謝野夫妻、鈴木三重>>続きを読む

喜望峰の風に乗せて(2018年製作の映画)

3.8

ヨットによる単独無寄港世界一周レースに最新鋭のヨットで挑んだ実業家の悲劇を映画化したもの。これねー何が悲劇って、出港前から、これはもう無理無謀だろってことが、わしら観客だけじゃなくて主人公にもわかって>>続きを読む

家へ帰ろう(2017年製作の映画)

3.8

戦後すぐアルゼンチンに渡ったユダヤ人の男性が世話になった友人を訪ねて人生の終盤近くにアルゼンチンからマドリード経由でポーランドまで旅をする話。途中10分くらい寝た。マドリードで寝過ごしたあたりから、パ>>続きを読む

アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

3.8

音楽関係疎くてレディー・ガガは名前しか知らなかったし、昔の「スター誕生」も見たことないんですが、ブラッドリー・クーパー好きなのでな… 話がトントン拍子に進み、ジャックのやや強引なアプローチに目が点にな>>続きを読む

メアリーの総て(2017年製作の映画)

3.8

あまり評判良くないようだが、おいらはそこそこ楽しめたかな。19世紀前半ごろの女性の服装好きだってのもあるかも。バイロンとシェリーが、才能はあるけど理想を語ってばかりのクズだった。昔の作家ってこんなもん>>続きを読む

A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

これタイムパラドックスどうなっとん?と思うんだけど、まあいいや。あるカップルの男の方が交通事故で死んでしまう。男は幽霊になって妻を見守る。そのうち妻は新しい男を作って出て行ってしまう。幽霊は彼女の残し>>続きを読む

裸の島(1960年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

予備知識ゼロで見に行く。瀬戸内海の小さな離島に家族だけで暮らすおそらくは小作農の一家の生活を淡々と見せていく映画。セリフはほとんどない。過酷な暮らしで(島には川も水道もない)子どもがいきなり病気になっ>>続きを読む

斬、(2018年製作の映画)

3.9

何かもう凄かった。救いがないのも凄すぎるし、殺陣シーンの迫力も凄いし、蒼井優も凄い。最後彼女が絶望と悲嘆で叫んでるところで終わるんだもんな。チャンバラ系の時代物における女性の扱いって難しいと思うんだけ>>続きを読む

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

例によって大半寝ていて、連続して起きていたのは最後の40分くらいか。とりあえずグリンデルバルトに翻弄される悲劇の兄妹の話が軸? クリーデンスとクイニーはとりあえず生きているので、最終的には戻ってくるの>>続きを読む

鈴木家の嘘(2018年製作の映画)

3.7

自殺した長男の死を家族それぞれが受け止めていく話で、悪くはないけど、色々と無理があるし細かいところがチープだなあと。あの霊媒師とか、叔父さんの結婚式で騒ぎ出す協力者とか、最初の方に出てきたクソバイスす>>続きを読む

ジャイアンツ(1956年製作の映画)

3.9

エリザベス・テイラーがジェームズ・ディーンと浮気する話かと思ったら、全然違うじゃねえか。テキサスの牧場主とその妻の25年間にわたる結婚生活の話で、その間にいろんなことが起きて時代は変わっていき、ごりご>>続きを読む

ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

3.7

うーむ、かなり寝てしまった。まずはテロリストに尋問してたかと思ったら、弁護士を殺して女の子を誘拐。これ米国側の自作自演だよね。それからしばらく見ていたけど、気がついたら今度はメキシコの警官隊とどんぱち>>続きを読む

遊星からの物体X(1982年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

宇宙からやってきた謎生物にカラダを乗っ取られてどうのこうのっていう今となっては定番のネタ。なんだけど、多分この話のミソは乗っ取られる恐怖ていうより、誰が擬態かわからないからお互い疑心暗鬼になって精神を>>続きを読む

ヴェノム(2018年製作の映画)

3.9

おもしろいという情報がネットで回ってくるので見に行った。たしかにエディのキャラクターいいなあ。寄生しているヴェノムとのコンビもいい感じ。ヴェノムというのは個体の名前で種族としてはシンビオート、ライオッ>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.8

ライブエイドは見てないし当時ほとんど音楽には興味がなくてクイーンのことも有名な曲しか知らないっつうこともあって、感想としてはよくある音楽映画って感じでしかない。誰が似てるとかもよくわからん。マディソン>>続きを読む

近松物語(1954年製作の映画)

3.7

偶然と成り行きで話が転がっていく、今となってはよくある話で、特に驚くようなこともない。むしろあっさり横領未遂がバレてることに驚くくらい(自分で言ってるし)。前半出てきた茂兵衛に恋するお玉ちゃんが後半ほ>>続きを読む

教誨師(2018年製作の映画)

4.0

大杉漣演じる教誨師が2時間弱の間ほぼずっと死刑囚達と向き合って話をしている映画。途中主人公の兄の話や幽霊などが出てきたりはするが、基本は数名の死刑囚達が入れ替わり立ち替わり出てきて、何だかんだ言ったり>>続きを読む

ブレイン・ゲーム(2014年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

触れるだけで未来が見える男が連続猟奇殺人事件の謎に挑む話なんだが、これ、病気で苦しむ運命にある人間に安楽死を与えることは是か非かって話なのね。犯人の男チャールズと主人公ジョンは同じ能力を持っている。で>>続きを読む

デス・ウィッシュ(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

途中ちょっとだけ寝たが、よくできている話。何かっちゅーと出てくるあのおじさん絶対怪しいと思っていたが、ただのダメなおじさんやったわ笑。サッカーの応援の時に喧嘩したおっさんも関係なかった。あれだけかい。>>続きを読む

エンジェル、見えない恋人(2016年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

例によって寝てしまい、前半の細かいところはよくわからない。エンジェルがマドレーヌに出会ったあとからお母さん亡くなるあたりまで寝てて、その後また寝て、気がつくとマドレーヌの目が見えるようになっていた。こ>>続きを読む

LBJ ケネディの意志を継いだ男(2016年製作の映画)

3.6

会議室でのやりとりが多く、前半かなり寝ていたが、ケネディが撃たれたあたりからはちゃんと見てた。ジョンソン大統領というと飛行機の中で宣誓したこととベトナム戦争を泥沼化させたということくらいしか知らなかっ>>続きを読む

運命は踊る(2017年製作の映画)

3.7

イスラエル兵士の息子が戦死したと聞かされた数時間後にそれは間違いだったと知らされた男と、国境の検問所にいる息子。どこも公務員なんてそんなもんかもしれんが、軍の対応ひでぇな。主人公の意思を無視して勝手に>>続きを読む

ライ麦畑で出会ったら(2015年製作の映画)

3.8

1960年代終盤、全寮制の男子校でいじめられてる男の子が自分で戯曲化した「ライ麦畑でつかまえて」を上演する許可を取るためサリンジャーに会いにいく話であると同時に、それを通して現実と向き合っていく話なん>>続きを読む