sonozyさんの映画レビュー・感想・評価 - 19ページ目

ボストン市庁舎(2020年製作の映画)

4.0

ドキュメンタリーの巨匠フレデリック・ワイズマンの故郷マサチューセッツ州ボストンのボストン市庁舎、特にマーティ・ウォルシュ市長に焦点を当てたドキュメンタリー。

多様な人種・文化が共存する大都市ボストン
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キュリー夫人 天才科学者の愛と情熱(2019年製作の映画)

3.5

イラン出身のマルジャン・サトラピ監督による、ポーランド出身の天才科学者キュリー夫人(旧姓マリ・スクウォドフスカ)の知られざる物語。

フランス人科学者ピエール・キュリーと運命的な出会いを果たしたマリは
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オペラNo.1(1994年製作の映画)

4.0

ハル・ハートリーの短編ミニオペラ。
なんですかこの可愛さは!笑
ローラーブレード履いた二人の女神、タバコが似合うクールな黒髪のパーカー・ポージーと、へたっぴなローラーブレードも可愛いブロンドのエイドリ
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パワーズ・オブ・テン(1968年製作の映画)

4.0

家具デザインで有名な、チャールズ&レイ・イームズ夫妻による短編「Powers of Ten(10のべき乗)」。
芝生の上のカップルを捉えた1m角の視点から、10秒毎に10倍づつ離れて上昇していき、約4
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.5

原作は世界1,500万部突破の同名のミステリー小説
-2019/2020 アメリカで最も売れた本
-2021 本屋大賞(翻訳小説部門1位)
原作に惚れ込んだ女優リース・ウィザースプーンが、自身の製作会
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大いなる運動(2021年製作の映画)

3.5

ボリビアのkiro Russo/キロ・ルッソ脚本/監督作。
ベネチア国際映画祭: 特別審査員賞
鉱山労働者の若者エルダー(ジャケ写)は仲間2人と、大量失業に抗議するデモに参加するため1週間も歩いて首都
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恋人はアンバー(2020年製作の映画)

4.5

1995年のアイルランド。
2年前に同性愛が違法でなくなったが、差別や偏見が根強く残る田舎町で、同性愛であることを隠している二人の高校生男女エディとアンバーのセクシャリティ苦悩物語。

軍の指導官の父
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ビー・ジーズ 栄光の軌跡(2020年製作の映画)

4.0

英国マン島に⽣まれた3兄弟グループ「The Bee Gees」のドキュメンタリー。
長男バリー・ギブ(ジャケ写左)と3歳下の双子のモーリス(中央)とロビン(右)のGibbギブ3兄弟は、ミュージシャンと
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ストレンジ・リトル・キャット(2013年製作の映画)

3.5

スイス出身のラモン・チュルヒャーの長編1作目。
英題『The strange little cat』
秋の土曜日の朝。両親と末娘クララ、犬と猫が暮らすアパートに娘のカリンと息子のサイモンが帰ってきてい
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ガール・アンド・スパイダー(2021年製作の映画)

5.0

スイス出身のラモン&シルヴァン・チュルヒャー兄弟による共同脚本/監督作。

主人公はジャケ写右のマーラ(ヘンリエッテ・コンフリウス)。
ルームシェアしていたリザ(ジャケ写左)が引っ越すことになり、その
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ヨーヨー(1965年製作の映画)

5.0

ピエール・エテックスが愛するサイレント喜劇と、幼い頃から憧れたサーカスへのオマージュに溢れた代表作。
サイレント映画の時代、トーキーの時代、映画/テレビの時代と、その時代に即した演出で展開されるモノク
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非常宣言(2020年製作の映画)

4.5

ソン・ガンホとイ・ビョンホンが共演。
SNSに投稿された何者かによる飛行機テロ予告動画について情報提供を受けたベテラン刑事ク・イノ(ソン・ガンホ)。
飛行機も特定されておらず、若い刑事はいたずらだとあ
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百年の夢(1972年製作の映画)

4.0

12月にデジタルリマスター版が公開される、チェコスロバキアの幻の作品。
http://www.pan-dora.co.jp/hyakunen/
原題『Obrazy starého světa(Pict
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大恋愛(1969年製作の映画)

4.0

12月に特集上映「ピエール・エテックス レトロスペクティブ」が開催されるフレンチコメディの才人ピエール・エテックス。
道化師、ギャグマン、イラストレーター、俳優、監督と、多彩な才能を発揮し、ジャック・
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あなたの微笑みはどこに隠れたの?(2001年製作の映画)

4.0

ジャン=マリー・ストローブとダニエレ・ユイレ夫妻の『シチリア!』の編集室での編集作業の様子を捉えたペドロ・コスタ監督作。

薄暗い編集室で編集台に向かいテキパキと作業を進めるのは奥さんユイレ。
ストロ
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シチリア!(1999年製作の映画)

4.0

シチリア出身の作家ヴィットリーニの長編小説『シチリアでの会話』の一部分を、序曲と6つの章に再構成したという ストローブ=ユイレ監督作。

主人公はアメリカから15年ぶりにイタリアに戻ってきたシルヴェス
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今日から明日へ(1996年製作の映画)

3.5

12音技法によるシェーンベルク唯一の時事オペラを、ミヒャエル・ギーレン指揮、フランクフルト交響楽団の演奏により映画化したというストローブ=ユイレ監督作。モノクロ。

冒頭、本作の室内劇のセットの脇で準
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

4.0

韓国に実在する“赤ちゃんポスト”を題材に、ある事情から子供を置き去りにする若い母親ソヨン(イ・ジウン)、子供が欲しい家族に売るベイビー・ブローカーの二人、借金を抱えるサンヒョン(ソン・ガンホ)と児童養>>続きを読む

ラ・ブーム2(1982年製作の映画)

3.0

15歳となった全世界キュート代表(笑)のヴィック(ソフィー・マルソー)。ほのかに大人びた可愛さ。
ヴィックに弟ルカ(10ヶ月)ができてます。
本作ではボクシングをしているフィリップと恋に落ちてからのあ
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ラ・ブーム(1980年製作の映画)

3.5

ヴェルサイユからパリの名門リセ・アンリ4世校に移ってきた13歳のヴィックを演じた、全世界キュート代表!のソフィー・マルソーのデビュー作。実は初見でした。

気になる男子からブーム/boum(子供主催の
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The Forbidden Room(原題)(2015年製作の映画)

4.0

ガイ・マディン&エヴァン・ジョンソン監督によるクレイジーすぎる(褒めてます)幻惑ワールド。

ガウンを来た爺さんがカメラに向かって入浴について語る(別の男が浴槽に入る)という不思議なオープニング。
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Dracula:Pages from a Virgin's Diary(2002年製作の映画)

4.5

ガイ・マディンによるCBC(カナダの公共放送局)用に制作されたもの。
ブラム・ストーカーの1897年の古典小説『Dracula(吸血鬼ドラキュラ)』をベースとする、カナダのバレエ団RWB(Royal
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パトリス・ルコントの大喝采(1996年製作の映画)

4.0

『仕立て屋の恋』『髪結いの亭主』のパトリス・ルコント監督による、ある一座の巡業芝居に参加する初老の大根役者3人の楽しい珍騒動コメディ。

端役専門のエディ(ジャン・ロシュフォール)は、掛け持ちに走り回
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アテナ(2022年製作の映画)

3.5

フランスの郊外、移民が多く暮らすアテナ団地が舞台。
警察によると見られる暴行で団地で暮らしていた13歳の少年イディールが殺されたこと(その動画が拡散)で、団地の若者たちの怒りが爆発し暴徒化、団地が戦場
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ピンク・クラウド(2021年製作の映画)

3.5

ブラジルの女性監督イウリ・ジェルバーゼ / Iuli Gerbaseの長編デビュー作。
2017年に脚本を執筆、2019年に撮影された本作は、SFであるにもかかわらず、 世界的なパンデミックで一変した
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ナザレのイエス オリジナル完全版(1977年製作の映画)

4.0

ナザレのイエス(イエス・キリスト)の生涯を描いたフランコ・ゼフィレッリ監督による伝記大作(6時間超のテレビ映画)。

小さな村ナザレで母と二人暮らしのマリア(オリヴィア・ハッセー)が大工のヨセフと婚約
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モガディシュ 脱出までの14日間(2021年製作の映画)

4.5

1991年、東アフリカ・ソマリアの首都モガディシュに駐在していた韓国大使と、敵対する北朝鮮大使、それぞれのチームと家族たちが、激化する内戦に巻き込まれる。
反乱軍の攻撃、連絡手段の遮断…国外脱出を図る
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デュアル(2022年製作の映画)

3.5

カレン・ギラン主演のブラックコメディなSF
突然、不治の病により余命僅かと告げられたサラ(カレン・ギラン)。
遺族のために自らのクローンを残す「Replacement(置換)」プログラムを決断。
瞳の
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あのこと(2021年製作の映画)

4.0

『原題 L’Événement / 英題 Happening』≒ 出来事・事件
フランスの女性監督オードレイ・ディヴァン監督作。
ヴェネツィア国際映画祭: 金獅子賞(最高賞)

1960年代のフランス
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ドライビング・バニー(2021年製作の映画)

3.5

原題『The Justice of Bunny King(≒ バニー・キングの正義)』
ニュージーランド在住の中国系女性監督ゲイソン・サヴァットの長編デビュー作。

ある事情で二人の子供との接触を制限
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テープヘッズ(1988年製作の映画)

3.5

このジャケ写からも伝わる80年代テイストの映像&音楽満載の楽しい作品。
やんちゃキャラのアイヴァン(ジョン・キューザック)と映像編集オタクなジョシュ(ティム・ロビンス)は警備員の仕事で派手にやらかしク
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8 1/2(1963年製作の映画)

4.0

フェリーニの8 1/2作目となる代表作。
大昔に観たはずなんですが、改めて。

スランプに苦しむ43歳の映画監督グイド(マルチェロ・マストロヤンニ)は、新作の撮影に入るはずが一向に進めらぬまま、医者に
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.5

東京発・京都行の新幹線風高速列車「ゆかり」内でブリーフケースを盗み、次の駅で降りるだけの簡単なお仕事を謎の女マリアから請け負った殺し屋レディバグ(てんとう虫 / ブラピ)だが、次から次に現れる殺し屋た>>続きを読む

パーフェクト・ノーマル・ファミリー(2020年製作の映画)

3.0

デンマーク郊外に暮らす、11歳のサッカー少女エマ。
幸せに暮らしていた両親から、ある日突然、離婚を告げられる。
父トマスが女性として生きていくこと(性転換手術)を決意し、母ヘレが受け入れられないという
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勤務につけ!(2018年製作の映画)

3.5

カンタン・デュピュー監督作。
70-80年代のフランスの刑事ものへのオマージュとパロディらしい。

草地でオーケストラを指揮してる赤いパンツ(下着)一枚男が到着した警察に捕まるという本筋と関係ない導入
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若き詩人(2014年製作の映画)

4.5

ダミアン・マニヴェル監督のロカルノ国際映画祭: 特別大賞受賞作。
詩人になりたい18歳のレミ君が、詩のインスピレーションを得るべく、美しい南仏の海に面した地に滞在した夏の数日間をとらえた作品。
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