天パーマンさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

天パーマン

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パターソン(2016年製作の映画)

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この作品は今まで観た映画のどれよりも、そしてこれから観る映画のどれよりもきっと何もない映画だと思う。ただ1日が過ぎていく。淡々と生きていくだけの話。
そんな1日をパターソンは文字に書き記す。
ただそれ
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テリー・ギリアムのドン・キホーテ(2018年製作の映画)

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この作品は監督の執念で20年以上の時を経て完成させられたということだが、なるほど確かに作中でもドン・キホーテへの執着心が感じられる。

予備知識一切なしで観たのでドン・キホーテ役をギリアム氏自らやって
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桜桃の味(1997年製作の映画)

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言語道断な内容やバディが死という概念を通して人と関わり生を感じるという展開からイスラーム圏内でイスラームについて言及されながらも仏教を感じる作品だった。

死を否定するより「生きてみてもいいんじゃない
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インフル病みのペトロフ家(2021年製作の映画)

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いつだったか映画館に観に行ったっきり書き忘れていた。内容もあまり覚えていないけど小さい頃熱せん妄で気味の悪い思いをしたことを思い出した。

もう一度観たいとは思わない笑

ふと思い出したので一応記録に
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希望の灯り(2018年製作の映画)

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自分のなんてことない平凡な人生すら作品にしてくれそうな身近な美しさがある。

スーパーという小さな空間で生きることの尊さ、人間讃歌を描き切っている。

悲しいけれどそれだけじゃない。楽しいけれどそれだ
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デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

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他の方のレビュー通り人を選ぶと思う。私は好きだったけどもう少し短くてもいいかな。

ピーターソン巡査の冷静さがこの映画のシュールさに貢献してると思ったらその冷静さにしっかりと意味があったのは面白い。
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ライトハウス(2019年製作の映画)

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あえてモノクロで撮りました感がなくてスッと見入ることができた
ブラックユーモアが効いててシリアスなのに結構笑えた

ただメタファーやら事前知識が必要な作品だったので細かいところまでは理解できていません
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

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視覚的にも聴覚的にも美しい。それでいて残酷だ。
劇場で観る価値のある作品だ。

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

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本当にいつ観ても面白い。再放送してたので視聴。なんだかんだ年一で観てる気がするけど飽きない。

笑いあり感動ありの映画の模範みたいな作品で数多の作品が世にあれど結局これが1番完成されてるんじゃないかと
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

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ベイビードライバーを観たことがあるけど本当に音楽が良い。今作も当然音楽が良かった。年代を気にして音楽は聴かないけどとりあえずサントラでも買って60年代UKの音楽を掘りたい。

ホラーかというとどうかな
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ゲド戦記(2006年製作の映画)

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原作者、原作ファン共にこの作品には呆れてるそうな。かくいう私は小さい頃になんとなく面白いと思ってたような気がしてつい最近原作を読んでどハマりした。するとナイスタイミングで金ローで再放送だと言うので理解>>続きを読む

グリーンマイル(1999年製作の映画)

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刑務所の映画はショーシャンクしか観てこなかったが看守目線で話が進んでいくのも面白いもんだと思った。個人的にはショーシャンクより胸糞悪い場面もあって感情移入してしまうタイプなので心が痛かった。
特に処刑
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最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

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久しぶりに映画を観たが優しい映画で難しくなかったのですごく観やすかった

モーガンはショーシャンクとセブンとこれしか観たことないが存在そのものが安心できる稀有なオーラを持っている素晴らしい俳優だと思う
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インターステラー(2014年製作の映画)

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観るたびに作品への愛が深まっていく。今回は念願の映画館で、しかもノーランが私たち観客に真にみせたかったIMAXで観賞することができて本当に幸せだ。

画質はもちろんだが何よりも音が素晴らしい。IMAX
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インセプション(2010年製作の映画)

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半分も理解できたかなぁ
ノーランの作品は噛み砕かないと絶対理解できないので何回も観てからしっかり書こうと思いますが初見のインパクトは物凄いですね

時間の歪みはインターステラーで慣れているのでそこで困
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

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白い大地に灰色の雲がかかった空
生きる動物は白と灰色で植物は霜が降りて灰色
こんな世界にいれば強くないと壊れる
コリーの言う通り無色の世界では強くないと生きていけない

コリーの言葉がとても重く胸に刺
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セブン(1995年製作の映画)

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OPがメメントに似た感じでかなりかっこいい部類に入ると思う

私の好きな邦画であるミュージアムがこの作品に類似しているという話だったのでそこを気にして観てみたがたしかに似ている、けれど別物だとはっきり
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シシリアン・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

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あまりお金がかかってなさそう

これの元になった事件を全く知らずに観ました。けれど序盤でだいたいの状況は理解できてその時点で心に来るものがありました。マフィア関連なので周りが動かないのも当然だなぁと思
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

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終始明るい雰囲気なのに扱ってる題材が戦争でしかも負けている側ということもあり内容が結構えげつなくてギャップがすごかった。
子供が多かったのは実際に戦争で子供を使っていたからなのかわからないけど戦争の作
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

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他作品での実力派揃いの豪華キャスト
正直キャストだけのために足を運んでもいいレベルですごいキャストだった

私は今まで若草物語を読んだことも何度もリメイクされている映画も観たことがなく初めてだったため
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キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

バレーボールでこんなに感動する映画はない。
ネタ要素もあるけど観ているうちにチャックに感情移入していきまるで自分が無人島にいるかのような緊迫感になる。

ラストシーンは選択肢がたくさんあるよってことを
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ウォールフラワー(2012年製作の映画)

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アメリカの青春ムービーと言えば…嫌な奴、薬、甘酸っぱい恋愛、陽気なゲイ…。これらが全て揃っているけどありきたりな映画ではなく深みがある。

まず主人公がトモダチへ書いていた手紙だが、自殺した親友やパト
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

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メタファー映画だった。
表面では良いように取り繕うが、裏では人種差別はあるということを露骨に描いた作品だった。

正直訳がわからない部分も多々ありこの作品は解説まで見てようやく理解できるものだと思う。
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ダンケルク(2017年製作の映画)

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戦争映画にあまり惹かれない上にこれといって目立つようなものもないリアルな作品だったので少ししか覚えていないが、クリストファー・ノーランのCGをなるべく使わずリアルに撮るというスタンスがリアルな戦争映画>>続きを読む

オデッセイ(2015年製作の映画)

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小説に比べると嵐の緊迫さが映画では省かれていてこの作品は個人的に嵐をどう避けて目的地に行くかがメインだと思っているので残念だ。
マット・デイモンはどんな作品にも合う良い役者だと思う。

ダウンサイズ(2017年製作の映画)

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かなり前に観たので細かくは覚えていないが、小さくなるという設定が最初しか活かされておらず、途中からはダウンサイズを全く無視してヒューマンドラマとして進行していた。ヒューマンドラマだったら名優マット・デ>>続きを読む

さらば愛しきアウトロー(2018年製作の映画)

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銀行強盗を生業としている老人の生活を描いたストーリー。
やってることは悪いことなのにそれに反してタッカーの生き様がとてもイケている。
彼は金を手に入れるために銀行強盗をしているわけではなく完全に楽しむ
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サマーフィーリング(2016年製作の映画)

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これぞフランス映画!
他の国の作品に比べると圧倒的にセリフが少なく音楽や役者の風貌でその場の雰囲気を作っているため切なく優しい今作のようなヒューマンドラマが合っていると思う。
しかし、セリフが少ないた
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

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ものすごく豪華な共演だ。私はオスカーやゴールデングローブ賞を差し置いてこの2人が共演してるということに1番に惹かれた。ましてやタランティーノ作品と来れば観ない方がおかしいような作品だ。

映像の魅せ方
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ワイルドライフ(2018年製作の映画)

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ギスギスした父と母に揉まれる息子を描いたヒューマンドラマ。母の方が本当に最低な親で息子に心から同情した。今まで観た作品の中でこんなにキャラクターに感情移入したのは初めてだ。父もおかしい所はあるが許容範>>続きを読む

HOT SUMMER NIGHTS ホット・サマー・ナイツ(2017年製作の映画)

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ティモシーシャラメが出演するとどんな作品も官能的になる。とてもエロくてやはりいい俳優だと思う。
キラキラした場所から堕落する役を演じさせたら本当にピカイチだ。

勝手にキラキラな青春ものだと思っていた
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グッバイ、サマー(2015年製作の映画)

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クスッと笑えるシーンの多い和む映画だった。ダニエルは綺麗な顔立ちでテオは男前でローラはとても可愛くて顔立ちが整っている人が多い印象だ。
中学生らしい下ネタが多いので「こんな時もあったなぁ」と感じること
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バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)

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ずっと観たいと思っていてようやく観れたが予想をはるかに超える良作だった。

ストーリーの冒頭では何がなんだかわからなかったが終盤でそのシーンに戻ってきたときは「なるほど!」と思った。この手の作品は構成
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

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これと言って濃い作品ではないし大どんでん返しがあるわけでもなく、最近は脚本が凝っている作品を沢山観ていたので少し物足りないとも思えるがこの作品、と言うかこの監督の作品はそこを重視するものではないのでは>>続きを読む

メメント(2000年製作の映画)

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前回観た「美しい湖の底」のレビューにメメントに似てると書いていた方がいたので観賞したが完全に上位互換の作品で観てよかったと思う。さすがはクリストファー・ノーランだ。
しかし、内容が詰まっている上に話が
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

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韓国映画初観賞です。
レビューの通り序盤はコメディ要素があり笑って観ていられたのですが、徐々に話が深刻というか息をするのを忘れるくらいストーリーが凄まじくなっていき、なんのジャンルなのかわからなくなっ
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