あばばばさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

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インセプション(2010年製作の映画)

4.1

サウスパークでインセプションネタがあったからいつか履修しなきゃ……と思っていました。いや〜ザ映画体験。ホテルがぐるぐる回るとこ、ブラボーでした。アーサーとイームスの関係性も痺れました

仁義なき戦い(1973年製作の映画)

3.8

わたしも死ぬときにこのSEかけてほし〜〜!!!菅原文太渋くてかっこよくて不器用で最高でした

TENET テネット(2020年製作の映画)

4.6

理屈はわかるけど理解はできないというか……なんだかわかるはずの知恵の輪を永遠とガチャガチャやってるような気分だった。
ええと、あなたは未来に対して順行で、あなたは逆行してて……でも画面上では未来への順
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英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

3.9

数年ぶりに見返したんですけどこれってこんなにコリンファースに狂う映画だったっけ!?「たったひとつの冴えたやりかた」という本を読んだ後にこの映画を観たので、言葉にかける熱量や想いに押されて号泣してしまっ>>続きを読む

劇場(2020年製作の映画)

4.6

めちゃくちゃよかった……松岡茉優の泣きながら笑いながら怒りながら喋る演技がすごすぎた。この作品のすごいところのひとつは肉体的な接触がほとんどないところじゃないかな。手を繋ぐシーンだけで、キスシーンのひ>>続きを読む

俺たちに明日はない(1967年製作の映画)

4.0

刹那的な逃避行を見ているとこんなふうに生きられたらと少し羨ましくもある。どん詰まっているからこそのやけっぱちな自由。明日のない京楽的な暮らし。だけど逃げ続けるということはひとつの居場所を失うことでもあ>>続きを読む

ダラス・バイヤーズクラブ(2013年製作の映画)

4.5

マシューマコノヒーがガリッガリでびっくり。アウトローなカウボーイがエイズという荒牛を最後まで乗りこなそうと足掻く姿、レイヨンとの友情、よかったよ……

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年製作の映画)

1.3

「君の名は。」と同じプロデューサーということで、似たような効果を狙ったんでしょうが……ダメだったね……オタクっぽいアニメをなんとかポップにして大衆向けにしようとした努力はわかる。だけどパッケージの豪華>>続きを読む

若おかみは小学生!(2018年製作の映画)

4.6

作画も見惚れるほど美しく、90分という短時間でこんなに綺麗にまとまっているアニメ映画がありますか…?もう、おいおい泣いてしまったよ……おっこが両親の死について傷ついていることに気付いていないような、感>>続きを読む

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.8

マリッジストーリーとはいうものの、実際は離婚調停の話。だけど瀬戸際に立ったことで結婚の形を見つめ直す話でもある。自分の未来、子供の将来、生活拠点、夫婦生活、すべてを両立させようとして妥協できずに夫婦の>>続きを読む

ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

3.4

エリーとポール、エリーとアスター、ポールとアスター、それぞれの関係性が他者との揺らぎの中で描かれてよかったね……恋愛だけじゃない愛もたくさん見れた。代筆をして他者の代わりを演じて、誰かの言葉を引用して>>続きを読む

映画 としまえん(2019年製作の映画)

1.7

ひ、ひどすぎる!!!終わった瞬間友人と顔を見合わせてしまった
なんでゆかがあんな冷たい態度取ったのかも分からずじまいだし、地面が割れたのも意味わからん。ゆかもかわいすぎたよね。いろんな意味でおもしろか
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ロケットマン(2019年製作の映画)

3.9

タロンくんは歌がうまいなあ。ジョンリードまたお前かコノヤローと暴れそうになったけど、ボヘミアンラプソディーとの絶対的な違いは、エルトンが今も元気で生きているということじゃないかな

ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!(2013年製作の映画)

3.6

大人になって自分が変わった、のではなくて、周りが変わった、を地で行く映画

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995年製作の映画)

3.7

攻殻機動隊のアニメたくさんありすぎてどれがどれやらだったけど、これが一番最初でいいのかな?ま〜ともかく尺が足りてない!もっと観たいよ!
90年代のアニメは味があって本当にいいなあ。色褪せない

トレインスポッティング(1996年製作の映画)

3.6

完全にご飯食べながら観る映画じゃなかったっすね……薬物よりも切り難いのは友人との依存関係なのかも

ウォッチメン(2009年製作の映画)

3.3

進撃のリヴァイのモデルと聞いたので一度観てみたかったんですよね
あの歴史の影には実はこんな人たちの活躍があったんだ!的なフィクション、別にいいんですけど、ものによってはちょっともやつくこともあるんだな
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羅生門(1950年製作の映画)

4.0

羅生門と藪の中がうまく混ぜ合わさってるのね……なに言ってもチープになっちゃいそうだけど、おもしろかったです……

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.4

普通のミステリーかと思ったらめちゃくちゃ風刺が効いていた!!!移民の女の子に与えられた勝利と真実は移民国家アメリカへの強烈な劇薬です。探偵がイギリス人キャストで割と空気なのも悪役が有名なあのアメリカ人>>続きを読む

宇宙人ポール(2011年製作の映画)

3.6

ホットファズから流れてきました〜
イギリスから来た非モテナードの二人組が、カウボーイが根付く、アメリカでもゴリッゴリにマッチョで保守の州にやってくる。そういう意味でも常に異文化、エイリアン的な意味の目
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オールド・ガード(2020年製作の映画)

4.2

シャーリーズセロンかっこいい〜〜もうずっと見ていたい。リーダーを守るために文字通り盾になる、連携プレーの美しいアクション最高でした
あの二時間の中でそれぞれの登場人物の関係性を過不足なく描き出していた
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千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

4.7

劇場で観れて嬉しい。ジブリのスケールの大きさにはいつも圧倒されっぱなしで、その感覚が子どものときに味わったものと変わらないのが嬉しい。千と千尋は本当に好きな映画なのだけど、観るたびに自分は全然この映画>>続きを読む

風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

4.8

ナウシカみたいな女の子になりたかった。優しくて強くてどんなものにも愛を忘れない。怒りで我を忘れてる、という蟲への台詞はナウシカ自身に対してのものでもあり、だからこそナウシカは蟲に寄り添い続けたんだろう

天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)

3.9

楽しい映画だよ……日本語訳のちょっと古臭い感じも嫌いじゃない

同級生(2015年製作の映画)

3.9

淡くて、ひたすらに繊細。当時劇場で観て、今回もう一度観たけど、恥ずかしくってカーッってなっちゃった

ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007年製作の映画)

4.9

最高!!!久しぶりに映画を見ながらフゥ〜〜〜!!って叫んでしまったし花屋に行くたびピースリリーを探してしまう……アガる音楽や映画的なカットの気持ちよさ、ラストの銃撃戦もたまんないけど、話も本当によくで>>続きを読む

スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

3.8

肥溜めへとダイブ〜!
主人公からすればクイズ番組に出たら自分の人生であった出来事と見事に重なっていた、だけど、視聴者からすればクイズ番組の問題をきっかけにとある男の人生をダイジェスト的に観ているという
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

4.3

序破急の中だと一番好き。綾波の心の動きもアニメシリーズと比べて人間らしくてなによりかわいい。優しい曲を背景に展開される破壊的シーン、毎晩観てたなあ

アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

3.7

感想書いてる途中で、あれっ「ロマンチックじゃない?」の感想と混ざっちゃってわけわかんなくなっちゃった。人は外見だけじゃない、って言うけど、外見に自信があることは内側に影響を与えるのも確かなんだよな。そ>>続きを読む

アメリ(2001年製作の映画)

4.9

さみしい人たちのお話なんですよね
ピラゴラスイッチ的に他人の人生に介入することで自分の人生も順調なものであると錯覚してきたアメリが、なおざりにし続けてきた自分と向き合って大切にしていくまでの物語。大好
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

3.9

カヲルくんの言ってることひとつもわからん……とにかく視聴者が浦島シンジくんの立場に落とされ続ける映画。連弾のシーンはブルーレイで擦り切れるほど観ましたね。カヲルくんはシンジくんの幸せを願い続けるけど、>>続きを読む

ロミオ&ジュリエット(1996年製作の映画)

3.6

レオ目当てで観たらなんか思ってたのと違った……でもシェイクスピアの台詞そのままでここまで映画として物語を転がせちゃうのがすごい。ともかく大がかりなセットやキッチュな教会を背景に若いレオの美貌をたんまり>>続きを読む