りーんさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

デイブは宇宙船(2008年製作の映画)

2.5

笑いたいときはエディ・マーフィさん!
でもこれは真面目な方だった。個人的には早口でまくしたてる方が好き…だけどロボットな動きや顔芸が最高でした。
中の人がだんだん地球人に感化されて文化を取り入れてくの
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アス(2019年製作の映画)

3.7

そうだったのか!って口開いちゃった。
最初にもしや?と思ったけれど、恐怖でそんな疑念は忘れ去られ、ただただ赤とハサミにビクビクしてた。
オープニングの歌が不気味だった。
不協和音のような音楽の中、バレ
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僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

3.7

毎回くるくる回るのにじーんとする。
本当にそんなこと考えてるわけ…なんて考えが出てきちゃうけど押しやって。
アフレコがマッチしててすんなり入ってくる。
可愛い犬たちに癒された。一緒に寝たい。
イーサン
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ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

3.7

2019年にIMAXで再鑑賞!画質も迫力も最高だった。映画館の中に雨が降ってた。

人間には考えられないようなものを見ていて、力を手にしていて…それなのに。
なんだかすごく虚しい気持ちになってしまった
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アド・アストラ(2019年製作の映画)

3.6

「彼方にある無を見つめ続けて、近くにあるものを見ていなかった」
想像以上にドラマチックで驚いた。
孤独になりたくてなったわけじゃないって信じたい。
宇宙は広大で壮大で、だからこそ孤独や喪失感を感じてし
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ブラインドスポッティング(2018年製作の映画)

4.0

「見つめ合うこと」の意味が深い。
サントラも描写もかっこよくて、ちょっとしたやりとりに笑える。ノリがいいなって、思ってたら赤信号に遮られた。
日常の中で垣間見える闇とも言える、意識の奥底にある差別。
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アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

3.6

世界観もアクションのスケールも壮大!
バトルシーンは目が離せなかった。
チラッとギター弾きとか所々の描写とか、ロドリゲス監督色っぽいのも見れてよかった。
グワッとスローになるのもクセになる。
バーのく
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トーチソング・トリロジー(1988年製作の映画)

3.7

「ハイヒールしか似合わないの」
今まで観たLGBT映画でいちばんほっこりしたかも。
悲しい出来事や酷い言葉を言われることもあったけれど、得られた愛するものたちを抱きしめる姿にじーんとした。
前向きで自
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天使と悪魔(2009年製作の映画)

3.6

信仰のために自分を失った人がいた前回で、今回は信仰のために狂気を振るった人というような。
ヴァチカンとか教会とか全然知識ないけど、宗教と化学っていうのが面白いなと思った。
ストーリーもいろいろ詰め込ま
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特捜部Q カルテ番号64(2018年製作の映画)

3.8

いきなり2人の間に暗雲が…
このシリーズにすっかり虜だから、これが最後なんて寂しすぎる。
今回の事件も驚愕した。若干事実っぽいところも怖い。
恐ろしい事件だけど、食卓を囲ませたのはあまりに悲痛な過去が
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荒野の誓い(2017年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

心がかき乱された。
タイトル「HOSTILES」が沁みる。
母が土を掘り泣き叫ぶシーンは苦しくてたまらなかった。時折顔を出す怒りと憎しみに息が詰まる。
自分は前に進めても、周りの世界はそれを許さない。
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ロケットマン(2019年製作の映画)

3.8

タロンくん歌上手!歌声かっこいい!
ミュージカルとともに辿るエルトン・ジョンの人生。
壁を抜けて大人になってSaturdayが最高。
アメリカでの緊張を跳ね除けた歌もテンション上がる。
Your So
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俺たちは天使じゃない(1989年製作の映画)

3.4

神父になりすますけどけっこう適当。
そんなに上手くいくものなのかと思うけど、なんとかバレないように言葉選んだり笑顔振りまく姿が面白い。
洗濯バサミとか裸足とかも笑う。
橋の上でドタバタしたり奇跡?が起
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ウィッチ・アンド・ドラゴン 秘密が見える少女/秘密が見える目の少女(2015年製作の映画)

3.0

よくあるファンタジーだけど楽しかった。
恥が見えるって力だけど、終盤もはや洗脳なんじゃ…と思ってしまいました。
コートもらって「ありがとうディナさん」って言うあたりからニコの人の良さが出てるなぁって。
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U・ボート(1981年製作の映画)

3.8

「夢を見ていました。これが現実なんですね。」
って彼の言葉が、希望をもったかと思えば最後に殴りかかってきた。
これが戦争…とつくづく思い知らされる。
潜水艦の中、奥へ奥へと進んでいくシーンの見応え!
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

あーーー!タランティーノ監督の映画だ!
ってかんじでした。
最高のサントラ、突然の回想、ユーモア、裸足、レッドアップル…
監督の好きなもの、やりたいことが詰め込まれてるかんじがする!
60年代の街並み
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大脱走(1963年製作の映画)

3.9

名作、やっと鑑賞!
脱出すべく穴を掘り、隠し、その他必要なものをかき集め…と彼らにとってはものすこい苦労だけど、観ているこっちはワクワクしちゃう。
いろんな誤魔化し方があって面白い。
でも、ゲシュタポ
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ナチス第三の男(2017年製作の映画)

3.4

ハイドリヒの伝記のようなものかと思ったら、少し変わった構成だった。
物語を始めたのはハイドリヒで、終わらせ
たのは彼を討とうとした青年2人。
まるでネズミの駆除みたいに、ユダヤ人について語り、指揮し、
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プライマー(2004年製作の映画)

3.6

なんじゃこれ〜 と第一声を上げたい。
前半は熱心に研究していたのに、箱ができてから…
同じ時間に自分がもう1人いるなんて怖い。これはやけにリアルだし。
やっぱり、戻れるとわかったら何度も試したくなるの
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アニマル・ファクトリー(2000年製作の映画)

3.0

刑務所で顔の利くデフォーさんに新入り少年ファーロングくんが面倒を見てもらう話。
強い人とつるんだり、囚人たちと話をつけたり、警官に気に入られたり…
刑務所の中はいろんな意味で怖い。
少し絶望したのだろ
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ファンタスティック Mr.FOX(2009年製作の映画)

3.7

物語はよくある流れかもしれないけど、地下の個性的な動物たちに目が離せなかった。
ドタバタしてユーモアもあって楽しい。
食べ方とか怒ったときの鳴き声とか、時々野生動物になるのが面白い。
穴を掘って退路を
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僕はラジオ(2003年製作の映画)

3.7

エド・ハリスさんが良い人そうな役!と思って鑑賞。もっとこういう役が見たい。
綺麗な目をしているなぁって、暖かい眼差しに見とれちゃった。
純粋さって、時に人を変えてしまうからすごい。
非の打ち所のない笑
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ライオン・キング(2019年製作の映画)

3.8

本物みたいですごい!
歩き方とかしっぽの動きとか、細かい動きまで再現されていてびっくり。
音楽も壮大で、映画館で観てよかったって思った。
アニメのあの場面、この場面って気づきも嬉しいし、登場する動物が
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.5

悪い癖で、いつも2を放置しちゃう…
だんだん超人になってきたような。
ガンアクションと肉弾戦がひたすら繰り広げられて、休憩するように物語が進んでいくように感じた。
鉛筆がとてつもなく痛そう。
ジョン、
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ヒットマンズ・レクイエム(2008年製作の映画)

3.7

おとぎの国にやって来て、観光したりトラブルを起こしたり。
ゆるりと時間が流れていって、終盤で思わぬことが連鎖していく。
この監督さん、本当に先が読めないからドキドキしちゃう。まさか…っていう嫌な予感は
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ある愛の風景(2004年製作の映画)

3.8

ひとり北欧映画祭り終わり。
重たいお話だけどよかった。
辛さ苦しさ、ぜんぶ抱えて隠すしかなかった。話せないよあんなの…と思った。
人が変わってしまうのも頷ける。
ヤニックみたいに取り返しはつかない。一
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ブレイカウェイ(2000年製作の映画)

3.7

外パケデザインもアクションコーナーにあるのも何故?!
チンピラ4人がお金を持ち逃げして山へ隠れるが…自然に感化されたのか、何があったのか、レストランを開くことに。
時々ほのぼの雰囲気で、それぞれ個性的
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しあわせな孤独(2002年製作の映画)

3.5

心がぎゅうってなる。誰も責められなくて。
当たって遠ざけたくもなるし、誰かに寄り添ってほしくもなる。
人間って嫌だなって思った。窮地に立たされると自分の感情が抑えられなくなってしまう。怒りも虚しさも、
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誰がため(2008年製作の映画)

3.6

「使命だ」って言うけれど、根本にあるのはやっぱり恨みなのかな。
そして、それを利用するなんて。
誰も信じられなくて怖い世界。
2人が何も報われていないように感じて虚しくなった。
特にヨーンは、家族と離
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72時間(2008年製作の映画)

2.5

特捜部Q以外で初めてニコライ・リー・コスさん見たけど、カールにしか見えなかった…
内容は、そうですよねってかんじでした。
またデヴィッド・デンシックさん出てる。この人いろんな役こなすなって思う。

きっと、いい日が待っている(2016年製作の映画)

3.8

児童養護施設で起きた事件をもとに描かれた兄弟の物語。
辛すぎたし重すぎた。
これが本当に現実に?とただただ唖然。体罰の域を超えてる。
電話の後に泣きながら食卓につく場面は苦しくてたまらなかった。
時間
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戦場でワルツを(2008年製作の映画)

3.8

忘れてしまったんじゃなくて、忘れたかった記憶…
何年も経って突然現れた戦争の記憶を、かつての仲間に会いながらたどっていく。
最後に言葉を失った。アニメーションごしに観てた世界が、劇中の言葉を借りると「
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風をつかまえた少年(2019年製作の映画)

3.8

ひらめきや学びの力ってすごいなぁって思った。
文明は変わっていく。未来は子どもたちが拓いていくのかもしれない…!
自分の住んでいる場所で、木が切られ穀物は枯れ、食料は奪われていく。そんな状況を打破しよ
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特捜部Q Pからのメッセージ(2016年製作の映画)

3.7

風景が綺麗。
黄色の花畑、広い海や叢を重たく曇り空が覆っている。
今回は宗教絡み。歪んだ信仰から悪魔の子になった少年の末路が虚しい。
ハサミ1本で末恐ろしい人だった。
前回を引きずって疲れ果て、精力を
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帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

4.0

人間の本質が変わることはないのかなって思った。「歴史は繰り返す」って言葉がこんなにも響くなんて。
思ってた以上に面白かった。
ジョークと思って笑っていたものが、だんだん笑えなくなってきて…
ヒトラーの
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特捜部Q キジ殺し(2014年製作の映画)

3.7

「明日は日曜日だ」
酷い犯人だ。
なんとも救われない人たち…
突っ走りカールが加速して散々な目に遭ってた。きっと彼は中途半端が嫌いなんだなと思った。
アサドの振り回されっぷりも大変。本当にいい人すぎ。
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