若色さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

若色

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地下室のヘンな穴(2022年製作の映画)

3.8

大人の病の話。

あれになりたい、これさえあればを簡単に手に入れられると人はどうなるのか、を考える、怖い話でした。

獣道(2017年製作の映画)

3.5

友達に薦めるかと聞かれたら
薦めない映画かな。

伊藤沙莉さんの全てが大好きなのでわたしは満足。
でも無駄な裸シーンが多かった…

山田孝之さんが映画を撮るっていう番組で、長澤まさみさんが脱ぐことを拒
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スケート・キッチン(2018年製作の映画)

3.6

スケボーというと。青春。
まさに本作もスケボー好きの女の子による青春映画。
でも地味。特に派手なことはない。
メイク(技)も地味。いや、地味でもめっちゃ難しいのはわかるけどさ。

つまりスケボーの等身
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バクラウ 地図から消された村(2019年製作の映画)

3.5

どこまでも漂う不気味な雰囲気。
村人達の無言の視線が恐ろしい。

村はつつがなく穏やかに暮らしたい。
それを脅かす存在ば穏やかに排除頂く。

村のやり方でね。

だからこの村には警察もいらない。

Zolaゾラ(2021年製作の映画)

3.8

パーティ野郎が好き。
スタイルの良い外国人の、スタイルの良さを見せつけたファッションが好き

この話も今公開している「NOPE」同様、なかなかのホラーだ。

緩く誘拐され、
ガッツリ脅され、
強制売春
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.1

観終えて1週間が経ったが、まだ余韻が残っている作品。
起きてることはホラーである。
浮かぶ謎の物体が、人を食べに来る。吸い上げる。怖すぎる。
ホラー要素たっぷりに描こうとすればいくらでもできたけど、そ
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あの頃。(2021年製作の映画)

4.0

U-NEXTの見放題にやっとなってくれて念願の鑑賞。
松井大吾監督の「くれなずめ」ばりに、ホモソーシャル色が強めかなと警戒してたけど、今泉力哉監督の絶妙なバランス感で、ジェンダーの色は弱め。
楽しいっ
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ボイリング・ポイント/沸騰(2021年製作の映画)

3.7

揺れ動くカメラって私たちを落ち着かせない。
あれ、わたしたちって世界をどう見てたっけ、って思わせる。

この混沌の最中の主人公には世界はこう見えてたかもしれない。
最後に揺れは止まったのかしら。

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旅するジーンズと16歳の夏(2005年製作の映画)

4.3

タイトルの見覚えも全くなかった作品だが、U-NEXTの紹介文「見応えのある作品」につられて鑑賞。

思わずの大収穫映画!!

4人の女の子のsister hood(女性同志の連帯)をつなぐのは1本の魔
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アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

4.6

全ての女性に必要なのは「I am pretty (私は可愛い)」ではなく
「I feel pretty (わたしは可愛いと感じる!)」ってことがわかる映画。

可愛いかどうか、美人かどうか、痩せてるか
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.0

“花束みたいな恋”とはなんだろう?
タイトルだけ聞くと、それはそれは華やかで満たされていて新鮮な恋なのだろうと、いいイメージしか持たなかった。

でも花束の行く末を考える。
花束は枯れるしか運命がない
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ワタシが私を見つけるまで(2016年製作の映画)

3.5

2回目の鑑賞。
初回より良かった。
映画ってこうゆうことがあるから不思議。

主人公アリス(ダコタ・ジョンソン)のスタイルの良さといったら…!!
ハイミニのピッタリワンピに背中チャックがあったって着た
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ピッチ・パーフェクト2(2015年製作の映画)

3.8

そっか!
これはミュージカルコメディだったのね!
もうこれはコント番組が作ったミュージカル映画のようなコミカルさ。
音楽はかっこいいし、アレンジも最高。

Riff off(チーム同士のアカペラバトル
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

4.0

映画を自分の人生のどこかに重ねてしまうことが癖になってしまっているわたしにとって、少し落ち込む映画だった。

産む人。育てる人。盗む人。
母を知らない人。母を待った人。子が離れていく人。
買う人。欲し
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滝を見にいく(2014年製作の映画)

3.9

予期せず当たりの映画を見た。

沖田作品のぬるっと始まる感じが苦手、最初はどうも居心地が悪い。
途中まで見ても、うーん、盛り上がりはイマイチで、ハズレ選んでしまったかなぁと少し後悔する。

いやいや、
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実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)(2007年製作の映画)

3.8

5回くらいに分けて見た…。

知らないことばかりだった。

ドキュメンタリー監督の、森達也さんに言わせると、山岳ベース事件は集団になり、ストレスをかけられ、声の大きいリーダーがいる典型事例らしい。
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At the terrace テラスにて(2016年製作の映画)

3.8

「100%毎回与党に投票する人々が織りなすテラスでの会話劇」とい破壊力のあるキャッチコピーに釣られ、まんまと鑑賞。

こっりゃおもしろい!!
後味爽快。スッキリしてます。

でもそこまでの道のりが、、
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教育と愛国(2022年製作の映画)

2.5

タイトルからして、教育に関する様々な課題意識があるのかと思っていた。

上映時間のほとんどは慰安婦問題。
そっかー。

そしてどうも悪意ある切り取り方。
そっかー。

スコア低めです。

東京2020オリンピック SIDE:B(2022年製作の映画)

2.7

うーん。
やっぱり色々ミスマッチ。
河瀬直美監督が撮ったドキュメンタリーという点で、まだsideAのが新鮮さがあった。
本作になると、映画を通して何を伝えたいのかがようわからんくて、やたら差し込まれる
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東京2020オリンピック SIDE:A(2022年製作の映画)

3.1

短期間ではあるけど、オリンピックに従事していた経験があるので、内情をバラすと、今回観たサイドAについては、河瀬クルーが撮ったオリンピックの競技中の映像はほぼないと思う。オリンピック専属プレスが撮った映>>続きを読む

プロジェクトA(1983年製作の映画)

3.7

そういえば観てない名作と思い出し、手を出した。

1本通して観たことはなくとも、色んなシーンに見覚えがあって、それもそのはず、バラエティー等で多数取り上げられたシーンがあるとのこと。
また、アメトーク
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.8

注目したのは事件を追いかけることに夢中になった筧井(岡田健史)が食べるカップ焼きそば。
映画における食べるシーン専門家の私は、あのシーンでのメッセージ性を感じてしまった。

事件を整理しながらかっこむ
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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.8

実は観てなかった作品。
めちゃくちゃ面白くて度肝を抜かれた。
カメラフレームの取り方が小粋なのにカッコつけてない。1番かっこいいやつ。
殺し方のグロさでストーリーを盛り上げるなんてチンケなことはしない
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

4.9

え?これまだ観てない人いるんですよね?羨ましすぎなのですが。
余韻が抜けずに王将に来て、ハイボール飲みながらこれ書いてます。

庵野脚本は、無駄も隙も与えない。
なんでこうもカメラ割りが多いのにギリギ
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白ゆき姫殺人事件(2014年製作の映画)

3.2

劇場で観て、再びの鑑賞。

オチを知っていると、色々なトリックや偶然にうっそーんとなってしまって、次々と不運が舞い込みすぎの主人公(井上真央)に同情も湧いてくるより先にうっそーんとなっていた。

構成
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ダークナイト(2008年製作の映画)

4.1

新幹線の移動中に観たいから吹き替え版をDLしたことをヒース・レジャーのジョーカーを堪能するなら字幕じゃん!と後悔した。

ということで、字幕版をまた見返そうと思います。

恋の罪(2011年製作の映画)

3.0

3度めくらいな鑑賞なのに、忘れてるとございます盛りだくさん。

ここでも園子温監督がやりたいことは変わんないなぁー
ここ1ヶ月間で続けて観てるせいか、お腹いっぱい。
大声のシーンは早送りで十分。

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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.0

3時間を超える大作を自宅・1人・PCで見切れる集中力を自身に期待できなくて、劇場で鑑賞。
結果→観てよかった。

愛車を愛する主人公(西島秀俊)にとってドライバーの渡利みさき(三浦透子)は、愛車を擬人
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