磨さんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

磨

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劇場版 美少女戦士セーラームーンCosmos 後編(2023年製作の映画)

3.3

世界的人気も高いセーラームーンシリーズ最終章を描く劇場版二部作の後編。
とりあえず、前後編全く同じポスターってのはどうなの?と‥。元々180分くらいの大巨編でそれを分けたから、とか?(笑)

シリーズ
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マルセル 靴をはいた小さな貝(2021年製作の映画)

3.5

SNSでバズってしまった体長2.5㌢のおしゃべりな“貝”が家族探しをする物語ー。
2010年から2014年にかけてYouTubeで公開された、実写とストップモーションアニメを融合させた作品を長編映画化
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.6

アドベンチャー映画の金字塔『インディ・ジョーンズ』最後にして、最大の冒険。

その昔は洋画を1年に1本くらいのペースでしか観たことなかった僕でも、このシリーズ2本は金ローで観てる(多分、1作目と3作目
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カード・カウンター(2021年製作の映画)

3.3

戦争犯罪の十字架を背負い続ける孤高の男の復讐と贖罪の物語。マーティン・スコセッシが総指揮を務め、オスカー・アイザックが風変わりなギャンブラーを演じたサスペンス・スリラー。

ん〜、見所はあるのだけど評
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プー あくまのくまさん(2023年製作の映画)

3.3

誰もが知る『くまのプーさん』をまさかのホラー映画に昇華…。クリストファー・ロビンに森に置き去りにされた一同が闇堕ちし人間狩りを行う姿が描かれる衝撃作品。

原作の著作権が2022年1月をもって消滅した
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探偵マーロウ(2022年製作の映画)

3.2

小説家レイモンド・チャンドラーが生み出したハードボイルドヒーロー「私立探偵フィリップ・マーロウ」をリーアム・ニーソンが演じるミステリー映画。
リーアムさん、映画出演100本目の記念作品。日本公開も今年
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告白、あるいは完璧な弁護(2020年製作の映画)

3.5

密室殺人の容疑者と女性弁護士が、雪に閉ざされた山荘にこもって事件の真相を追う様を描いたサスペンス・スリラー。
スペインの鬼才オリオル・パウロ監督作品『インビジブル・ゲスト 悪魔の証明』の韓流リメイク
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大名倒産(2023年製作の映画)

3.5

浅田次郎の同名小説を、神木隆之介主演で、前田哲監督(今年上半期大活躍です)が映画化。
一夜にして庶民から殿様になった青年が、藩の借金である(現在の貨幣価値にして)100億円の返済をするために奮闘するコ
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エゴイスト(2023年製作の映画)

3.6

ゲイである本当の自分を押し殺して思春期を過ごし、虚勢を張って生きてきた主人公が大切な人との出会いを通して愛に向き合う姿を描く、エッセイスト・高山真の自伝的小説の実写化作品。

“エゴイスト”
このタイ
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君は放課後インソムニア(2023年製作の映画)

3.8

石川県七尾市を舞台に、同じ不眠症(Insomnia)を通じて出会った2人の高校生の青春ドラマ。小学館「ビックコミックスピリッツ」で連載中の青年漫画の実写映画化作品。

初日に丁度いい時間にやってたので
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忍風戦隊ハリケンジャーでござる! シュシュッと20th anniversary(2023年製作の映画)

3.5

2002年から2003年まで放送された『忍風戦隊ハリケンジャー』のテレビ放送20周年を記念して製作された特撮作品。
江戸時代を舞台にしたニンジャの戦隊モノという事で、ある意味ちゃんと元鞘に納まったよう
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青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない(2023年製作の映画)

3.5

累計250万部を超える人気小説『青春ブタ野郎』シリーズ。TVアニメと劇場版(タイトル長いので割愛)の続編作品。“思春期症候群”(解説は下の方)に悩む男子高校生と少女たちの思春期ファンタジー。

…要は
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兵馬俑の城(2021年製作の映画)

3.7

命を授けられた兵馬俑と人間の少女、そして霊獣たちが繰り広げる恋と冒険と戦いの物語。
歴史的な像(墓)をモチーフにそれの物語を作ってしまう大胆な発想も、そのアニメのクオリティの高さも驚きのチャイニーズ・
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氷の微笑 4K 30周年記念レストア版(1992年製作の映画)

3.6

“エロティック・スリラーの金字塔”
内容よりも脚を組み替えるシーンがあまりにも有名な、ポール・ヴァーホーヴェン監督作の無修正+4Kレストア版上映(言っててだんだん恥ずかしなるわ笑)

恥ずかしながら私
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

3.5

『ジャスティス・リーグ』に登場したフラッシュが主人公のアクション作品。
迫力を味わいたいのでIMAXを選択。

DCUを代表する超絶スピードスターが、時空を超え駆け回るタイムループ・アドベンチャー(高
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

3.3

新たなスパイダーマン、マイルズ・モラレスを主人公とした『スパイダーマン:スパイダーバース』の続編アニメ。IMAX鑑賞。

アメコミの世界を実写にしたのがMARVELやDCなのだけど、アメコミをそのまん
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魔女の香水(2023年製作の映画)

3.5

“魔女さん”の異名を持つ女性が手がける香水が、挫折した女性に勇気を与え、夢の実現に向けて成長していく様を描いたヒューマン・ドラマ。

昔から香水好きなので、香水映画は楽しみだったが、本作はそちらよりも
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忌怪島/きかいじま(2023年製作の映画)

3.3

“恐怖の村シリーズ“を手がけた清水崇監督が、閉ざされた島を訪れたVR研究チームに襲い掛かる恐怖を描いたホラー映画。

これを言ったら元も子もないが、特に怖くもない。元々こんなもんだと思ってたので驚きも
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ブラッククローバー 魔法帝の剣(2023年製作の映画)

3.5

魔法が全ての世界で、生まれながらに魔法が使えない少年が、魔導士の頂点「魔法帝」を目指す物語。

能力のない主人公が努力・友情・勝利で強くなっていくジャンプアニメ。原作漫画は未読だけどアニメは観ていまし
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リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

3.5

創立100周年を迎えるディズニー社が、同社を代表するアニメを実写化した作品。

当然ディズニーアニメ版も見てるし、幼少期に絵本で読んだとは思うけど、恐ろしいくらい内容を思えてない。髪が赤だったのは記憶
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テノール! 人生はハーモニー(2022年製作の映画)

3.5

スシ屋で仕事してるその日暮しのラッパーと一流オペラ歌手との“運命の出会い”が奇跡を起こすヒューマン・ドラマ。

いわゆるスポコン的展開、先生↔生徒↔仲間・恋人・ライバル。あ~なってそ~なったりして、最
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.5

巨匠・ジェームズ・ワンとプラムハウスがタッグを組んだホラー映画。
[子どもにとっては最高の友だち、そして親にとっては最大の協力者]となるようプログラムされていたAI人形が暴走する

タイトルの【3】っ
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劇場版 美少女戦士セーラームーンCosmos 前編(2023年製作の映画)

3.4

世界的人気も高いセーラームーンシリーズ最終章を描く劇場版二部作の前編。
いきなりのオープニングで『ムーンライト伝説』が聴けただけでとりあえず満足。制作陣はよくわかってらっしゃる。

その後の内容は…特
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劇場版 優しいスピッツ a secret session in Obihiro(2023年製作の映画)

3.5

デビュー30周年を記念して北海道・帯広にある国指定重要文化財である旧双葉幼稚園で収録された、WOWOWのオリジナル番組(2022年1月に放送)に、アフタートークとメイキングを加えた劇場版。

『水は海
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スパイスより愛を込めて。(2023年製作の映画)

3.6

福岡・博多の明太子のあとは、石川・金沢のカレー映画。

カレー店が多い都道府県ランキング3年連続一位、石川県([カレーのチャンピオン][ゴーゴーカレー]が有名だけど、愛知県は[CoCo壱番屋]の地元だ
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映画めんたいぴりり パンジーの花(2023年製作の映画)

3.4

日本ではじめて明太子を売り出した『ふくや』創業者・川原俊夫の実話を元にしたホームコメディ第2弾。

前作公開から4年半近くが経過。なかなか印象深い作品だったので、明太子を食べるたびに思い出すのだけれど
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水は海に向かって流れる(2023年製作の映画)

3.5

渇いた水の映画の後は大雨から始まる水っぽい名前の映画で‥(笑)


本作は、シェアハウスを舞台に年の差10歳の2人が綴る“ときめき”と“感動”を描いた田島列島の同名コミックを実写化したヒューマンドラマ
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渇水(2023年製作の映画)

3.6

『波紋』『怪物』…、最近流行り(?)の二文字邦画のトリは『渇水』。

河林満の同名小説を実写化、生田斗真が孤独な水道局員を演じたヒューマン・ドラマは白石和彌初の企画プロデュース作品。

記録的な水不足
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怪物(2023年製作の映画)

3.8

第76回カンヌ国際映画祭にて脚本賞とクィア・パルム賞を受賞した是枝裕和監督によるヒューマン・ドラマ。

カメラ・音楽、そして脚本。高いレベルのものが三位一体となった素晴らしい作品。
【怪物】とは辞書に
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アムリタの饗宴(2023年製作の映画)

3.2

アニメーション作家の坂本サクが、監督・原作・脚本・アニメーション制作の五役を務めて製作、海外で多数上映され注目を集めたホラーアニメーション『アラーニェの虫籠』。
それの前日譚となる続編『アラニエの饗宴
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ブラック・デーモン 絶体絶命(2023年製作の映画)

3.4

爆発寸前の油田に取り残された一家を襲うアステカに語り継がれる巨大鮫の恐怖を描いた海洋サバイバルスリラー。

メカでも頭がたくさんあるわけでもなく、まさかの忍者が出てくるわけでもない、安定のサメ映画。
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テリファー 終わらない惨劇(2022年製作の映画)

3.6

少し前からここのタイムラインをザワつかせてるピエロ姿の殺人鬼アート・ザ・クラウンが巻き起こす惨劇を描いたホラー『テリファー』の続編。

四の五の言わんと簡潔に表すとー

◦ 怖さ       ー○
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憧れを超えた侍たち 世界一への記録(2023年製作の映画)

4.1

今、困ってます。

あかん…ドキュメンタリー(ほぼ記録映像)なのに、今年1位作品になってまう…と(笑)


タイトルだけだと一瞬何かわからない本作は、3月に日本中を沸かせたWBC[World Base
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.5

国民的漫画(でいいよね?)のスピンオフ作品の実写化映画。

かなり昔にそのジョジョは読んだけど、そのスピンオフとなる原作は読んでなくドラマも未見。なんとかなるだろ、と鑑賞したがなんとかなった(一部アニ
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雄獅少年/ライオン少年(2021年製作の映画)

3.5

本国で大ヒットを記録した、獅子舞バトルを通し成長する少年を描いた中華アニメーション。

底辺でもがく少年が色々な出逢いをキッカケに成長ー。ひと言で表現すると、友情・努力・勝利。あの週刊誌の三大原則を思
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65/シックスティ・ファイブ(2023年製作の映画)

3.5

宇宙船の不時着により約6,500万年前の地球に墜落した乗組員の脱出劇を描いたSFスリラー。

SF &恐竜…、それはとてつもない規模とお金をかけた超大作と思いきや、アダム・ドライヴァー(と少女)がひた
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