ユナマリアさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

泣く子はいねぇが(2020年製作の映画)

3.0

何をやっても上手くいかない男の離婚後の葛藤を描いた作品。

タイトルとキャストで気になって鑑賞したが、なかなか心にグッとくる一作だった。

悪人では無い、むしろ良い人である主人公を演じる仲野太賀の芝居
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ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

3.0

原作の辻村深月先生が1番好きな作家な為、鑑賞(原作は読了、大好きな一作)。

"覇権"を取るアニメはどっちか?

そんなシンプルな題材を製作側目線でとことん突き詰めてスリリングに仕立て上げた作品。
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映画 おそ松さん(2022年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

■2回目(2024/5/11)
DVDを購入して再鑑賞。

久しぶりに鑑賞したが、やはり映画好きなら確実に楽しめる面白さ。

途中から始まる映画あるあるネタでストーリーを上書きしていく展開がニヤリを越
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KAPPEI カッペイ(2022年製作の映画)

5.0

■2回目(2023/9/7)
あまりにも面白すぎるからBlu-rayを購入して再鑑賞。

改めてくだらな過ぎて最高。

コメディ映画として全く文句の付け所無く、笑わせてくれる。


■1回目(2022
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

5.0

■2回目(2023/3/29)
Blu-rayを購入して再鑑賞。

主役はゴッサムシティでは無いかと思うくらい原作のゴッサムシティを表現している作品。

とにかくヒーローものでも大人向けでも無く、探偵
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雪国(1965年製作の映画)

2.0

岩下志麻の代表作のひとつと言う事で鑑賞。

川端康成原作だが、どうも個人的には、文学的な作品はあまりハマらない傾向にある。

冒頭のふたりの掛け合いは、雪国の中にもほっこりとした暖かさが垣間見得て好き
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ライアー×ライアー(2021年製作の映画)

4.0

義理の姉弟の姉によるちょっとした嘘から始まる思わぬ恋愛。

ひたすらほっくんが格好良くて、可愛かったのが印象。

両親の再婚により義理の姉弟となった湊と透。

実直で素朴な湊と、女垂らしと呼ばれる透は
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ツナグ(2012年製作の映画)

4.0

一番好きな作家の辻村深月が原作の為、鑑賞。

「使者(ツナグ)」と呼ばれる人を通して死者と出会う事が出来るオムニバス形式のSFヒューマンもの。

原作ではひとつひとつの話を順番に描いて、辻村深月得意の
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キングコング対ゴジラ(1962年製作の映画)

3.0

「ゴジラ」シリーズ第三弾。

まさかの対キングコングが観れるのがなんと言ってもお祭り感があって良い。

そして「ゴジラ」シリーズ初のカラー作品でもある。

テレビ番組の世界驚異シリーズは、ソロモン諸島
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黒崎くんの言いなりになんてならない(2016年製作の映画)

3.0

ドラマ「黒崎くんに言いなりになんてならない」の劇場版。

前作で完全にライバルとなった黒崎晴人と白河タクミによる赤羽由宇の奪い合いだが、冒頭から強烈な描写が続いて笑ってしまう。

物語はそれぞれの思わ
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バニラボーイ トゥモロー・イズ・アナザー・デイ(2016年製作の映画)

3.0

SixTONESの3人主演による一風変わった学園もの。

かの有名なバタフライエフェクト現象をコメディ風に描いている。

設定やサブテキストは良いところを突いていたが、スト3人が主演でなかったら、最後
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桜の森の満開の下(1975年製作の映画)

4.0

坂口安吾原作による桜が綺麗でもあり、恐ろしくもある時代劇。

タイトルだけ観ると恋愛映画?と誤解されがちなヒステリックな一作。

舞台は平安時代。

山を旅する都暮らしの夫婦だったが、山賊に襲われる。
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ゴジラの逆襲(1955年製作の映画)

4.0

「ゴジラ」シリーズ第二作。

前作のラストで山根博士が懸念していた通り、二匹目のゴジラが登場する作品。

舞台は大阪。

海洋漁業に勤める月岡と小林は探査中に2匹の怪獣が戦っているのを発見。

山根博
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劇場版 仮面ティーチャー(2013年製作の映画)

4.0

連続テレビドラマ版「仮面ティーチャー」のその後を描いた劇場版。

本作ではSixTONESに続き、SnowManまで出演しているから嬉しい。

暴力では無く、心で華空学院高校を変えてきた荒木剛太。
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嘘喰い(2022年製作の映画)

3.0

横浜流星主演によるギャンブル対決もの。

内容も良く出来ているが、とにかく流星の格好良さとキャラが目立つ一作。

「嘘喰い」と言う愛称を持つ賭博師の斑目貘。

賭博を仕切る賭郎を乗っ取るべく屋形越えを
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ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトル・スター・ウォーズ)(1985年製作の映画)

3.0

「ドラえもん」劇場版第六作。

タイトルの通り、宇宙活劇と言ったSFアクション作品となっていてテンポが良い。

ピリカ星と言う小さな星が舞台となるが、盗まれたスモールライトがキーになっている。

前半
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ゴジラ(1954年製作の映画)

4.0

「ゴジラ」シリーズ第一作。

1950年代作品とは思えない特撮技術も特筆すべきだし、何よりも恐怖の魅せ方、描き方が凄すぎる作品。

突如、貨物船が消え、乗組員も消えたとの報告が上がる。

その後の調査
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ドラえもん のび太の宇宙開拓史(1981年製作の映画)

5.0

劇場版「ドラえもん」第二作。

「ドラえもん」映画の中でも屈指の名作と言われている本作だが、正にその通り。

「ドラえもん」定番の展開から、劇場版ならではの友情、起承転結がハッキリと分かりやすい爽快劇
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大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

3.0

退治した後の大怪獣ってどうするの?、と言うかなり良いところを突いた松竹と東映による合作。

昨今の情景を交えた描写、「シンゴジラ」を思わすTHE日本を描いたギャグパート、何故だかもう一回鑑賞したくなる
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半落ち(2003年製作の映画)

4.0

原田美枝子目当てで鑑賞。

公開当時、原作、映画共にとても話題になったサスペンス。

妻を殺害した容疑で逮捕された刑事が、半落ち(一部自供)まではするものの、なかなか全てを自白してくれない話。

アル
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PとJK(2017年製作の映画)

4.0

亀梨くん演じるP(警察官)と土屋太鳳演じるJK(女子高生)が結婚する恋愛もの。

なんとなくタイトルで避けていた一作だったが、だれる事なく最後まで楽しめた。

警察官の佐賀野功太は、女子高生の本谷歌子
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うちの執事が言うことには(2019年製作の映画)

3.0

永瀬廉主演による若き当主と執事との関係、そして謎解きを描いた推理小説原作の作品。

前ジテは当主と執事の関係、後ジテはミステリーと分かりやすく別れているので観やすい。

海外留学から帰ってきた花穎だが
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バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ(2021年製作の映画)

3.0

あの「バイオハザード」のリメイク作品。

ゾンビ映画としては十分楽しめる内容ではあったが、いまいちコンセプトが分からない。

原作に忠実とは聞いていたものの、キャラクターの人種が違ったり、描写が違った
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もみの家(2019年製作の映画)

5.0

南沙良目当てで鑑賞。

南沙良演じる不登校児の女子高生が、富山県のもみの家での生活で成長して行く話。

地味な展開が続く作品だが、心を閉ざした人間は、何を大事にすべきかが詰まった素晴らしい一作だった。
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映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館(ミュージアム)(2013年製作の映画)

4.0

声優変更後、初のオリジナル映画作品。

タイトルの通り、ひみつ道具が沢山出てくる夢いっぱいの一作。

そして、本作は珍しくのび太くんでは無く、ドラえもんにフォーカスを当てた映画。

しかし相変わらず「
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99.9-刑事専門弁護士‐ THE MOVIE(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

■2回目(2023/9/21)
DVDを購入して再鑑賞。

やはりラスト30分のスピード感ある展開とみっちー演じる守が犯人と言う衝撃的な展開が大好き。

親を殺された娘とその親を殺してしまった息子と言
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聯合艦隊司令長官 山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実-(2011年製作の映画)

2.0

原田美枝子目当てで鑑賞。

観る側のスタンスの問題だとは思うが、ふーん、とした感想が言えない作品。

戦争が始まるまでの前半1時間は、山本五十六の人となりが分かって興味深かったが、後半は訳分からない内
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あの頃。(2021年製作の映画)

3.0

あぁ!時代の鈴木愛理のポスターが映ってると聞いて鑑賞。

そしてハロプロにハマった事がある人なら、必ず同感出来る一作。

前評判が良かったので、だいぶ楽しみにしていたが、後半はいまいち乗り切れない。
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あなたの番です 劇場版(2021年製作の映画)

4.0

あの社会現象を巻き起こした「あな番」の劇場版。

と言っても続編やエピソードゼロでは無く、Fate?と思ってしまう分岐ルート。

とあるマンションに引っ越してきた菜奈と翔太のカップル。

住民会へ参加
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蝉しぐれ(2005年製作の映画)

4.0

原田美枝子目当てで鑑賞。

藤沢周平原作による濃厚で、日本人の美しさを描いた一作。

景色の美しさを観るだけでも満足出来るし、幸四郎の美しさをと強さを兼ね備えた殺陣も見所。

両親と共に平和に過ごして
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超能力者 未知への旅人(1994年製作の映画)

4.0

原田美枝子目当てで鑑賞。

とある日、突然超能力に目覚めたサラリーマンのタカツキヒカルの話を描いた作品。

本人の映像をドキュメンタリー風に差し込む演出が面白い。

妻の明子と普通に暮らしていたタカツ
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北の宿から(1976年製作の映画)

3.0

原田美枝子目当てで鑑賞。

都はるみの名曲をベースにした一作。

3人の女性をそれぞれの目線で描いた作品だが、曲のテンポとは異なり、意外と重い部分がある。

原田美枝子はあの頃のニンならではのやさくれ
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国士無双(1986年製作の映画)

4.0

■2回目(2021/12/3)
DVDを購入して再鑑賞。

片岡千恵蔵主演の名作をリメイクした時代劇コメディ。

ところどころにオリジナル作品へのオマージュが感じられる演出も素晴らしいし、あえてアップ
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折り梅(2001年製作の映画)

5.0

原田美枝子目当てで鑑賞。

とんでもなく当たりだった一作!

痴呆が進む夫の母親との生活を描いた作品だが、リアリティさと娯楽性が見事にマッチしていた感動作。

やはり観賞後に、「自分の生き方、人生」に
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最後の忠臣蔵(2010年製作の映画)

2.0

赤穂浪士の生き残りふたりに焦点を当てた時代劇。

忠臣蔵ものとしてかなり期待していたが、ひたすら退屈な脚本で、全く頭に残っていない。

どうもお涙頂戴感が強すぎるのだが、個人的には涙を流す感性をほぼ持
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天国は待ってくれる(2007年製作の映画)

3.0

幼馴染み3人による邦画ならではの感動作。

清木場初映画主演と話題になったが、芝居云々と言うより、この役がとことんハマっていて、蟹江敬三も共に本当に魚屋さん?と思ってしまうレベルだった。

いのっちと
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