ユナマリアさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

包帯クラブ(2007年製作の映画)

3.0

原田美枝子目当てで鑑賞。

心の傷を癒す為に、希望者が傷ついた現場に包帯を巻いてあげて写真を撮るクラブ活動の話。

一風変わっていて、且つ静かな作品だが、しっかりとした脚本は間違いない。

なんだかハ
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ブレイブ 群青戦記(2021年製作の映画)

4.0

これぞ単純明快に楽しめる活劇映画。

あの「戦国自衛隊」を思わせる展開、その主役を演じるのが千葉真一の息子と言うのが感慨深い。

学校が丸ごと戦国時代に飛ぶと言う設定、自衛隊では無くアスリート高校生と
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ママレード・ボーイ(2018年製作の映画)

3.0

両親が共にパートナーを変え、しかもその相手と一緒にシェアハウスで暮らすと言うとんでもないところから始まる一作。

昨今の恋愛ものとしては少し回りくどさと分かりづらい展開がマイナスだが、ひたすら吉沢亮が
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翔んだカップル オリジナル版(1982年製作の映画)

3.0

原田美枝子目当てで鑑賞。

若き薬師丸ひろ子と鶴見辰吾による学園青春もの。

長回しと台詞回しが良いし、初々しい芝居がなんとも心をくすぐる。

原田美枝子は本当に数秒の出演だが、流石と言わざるを得ない
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てぃだかんかん〜海とサンゴと小さな奇跡〜(2010年製作の映画)

4.0

原田美枝子目当てで鑑賞。

世界で初めて養殖サンゴの移植、そして産卵に成功した男な話を描いた実話。

個性溢れる役者達の芝居と、奇跡の映像と言っても過言では無いドキュメント映像が観れるおすすめの一作。
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息子(1991年製作の映画)

4.0

原田美枝子目当てで鑑賞。

妻を失いひとりで暮らす老人と末っ子との関係を描いたヒューマン作品。

山田洋次が監督を務めているだけあって、素晴らしい内容だし、実力派の役者達による芝居がとっても良い一作。
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親指さがし(2006年製作の映画)

3.0

山田悠介原作、三宅健主演のホラー作品。

初々しい健ちゃんを拝める一作。

ホラー要素は思ったより控えめでサスペンス要素が強い。

若干のツッコミどころはあるものの、健ちゃん目当てなら全然楽しめると思
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青くて痛くて脆い(2020年製作の映画)

5.0

個人的に超当たりの一作。

壁を作って生きてきた青年と、信念を貫く為に壁を乗り越える女性による世界を変える話。

人との衝突を避ける為、積極的に他人と関わらずに自分を守ってきた田端楓。

大学の授業中
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エヴェレスト 神々の山嶺(2016年製作の映画)

2.0

阿部寛、岡田准一主演による登山もの。

壮絶さとキャストの良さは伝わってきたが、内容はいまいち入って来なかった。

なんとなく退屈感が「南極日誌」を思わせるところがあった。

ブタがいた教室(2008年製作の映画)

4.0

原田美枝子目当てで鑑賞。

小学生が授業の一環で豚を育てて食べると言う実話をベースにした感動作。

子役達のみほぼ台本無しで豚を食べるか否か議論しているとの事で、リアルな討論が観れるのが見所。

妻夫
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散り椿(2018年製作の映画)

3.0

ひたすら岡田くんの殺陣が格好良くて、美術が美しいだけの映画だった。

寝落ちしたのもあるけど、いまいち登場人物が覚えられないし、内容がよく分からない。

名探偵コナン コナンと海老蔵 歌舞伎十八番ミステリー(2016年製作の映画)

3.0

「歌舞伎」と言う事でコナンの知識はほぼ無いけど鑑賞。

コナンくんは2,3作しか鑑賞した事無いので予備知識無しだったが、思ったよりも楽しめた。

ミステリー要素もさることながら、キャラ立ちしているし、
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ロック 〜わんこの島〜(2011年製作の映画)

3.0

原田美枝子目当てで鑑賞。

三宅島の噴火による犬と子供の感動物語を実話ベースで映画化した作品。

全体的に温かい内容でほっこりしそうだが、冷たい現実も刺さってくる。

ただ内容云々以上にロック役のワン
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燃えよ剣(2021年製作の映画)

2.0

司馬遼太郎原作の土方歳三の生涯を描いた一作。

前半はだいぶだるい内容が続いたが、池田屋のところから殺陣の美しさが目立って良かった。

2時間半で納めるのは難しい内容だから、どこかにフォーカスするか二
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鋼の錬金術師(2017年製作の映画)

2.0

原作読了、アニメ2シリーズ共に鑑賞済みの大好きな「ハガレン」の実写映画。


思ったより雰囲気やキャラ、アクションシーンは楽しめたのだが、全体的にテンポの悪さが目立った印象。

アルの再現力はなかなか
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赤穂城断絶(1978年製作の映画)

3.0

■2回目(2023/5/16)
DVDを購入して再鑑賞。

やはりどうしても他の深作作品と比べるとドカッと殴られたような衝撃度が足りないのは否めないが、やはり切り取ってみても橋本夫婦の話がずば抜けてい
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あさひなぐ(2017年製作の映画)

3.0

乃木坂メインの青春もの。

薙刀部の話と言うのが斬新だし、アイドル達の戦いは思いの外クオリティが高かった。

何をやってもうまく行かないおっとりキャラの女子高生である東島旭。

全く持って運動経験も無
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ヲタクに恋は難しい(2020年製作の映画)

3.0

ヲタクなふたりがリアルな恋愛に四苦八苦するラブコメディ。

福田雄一作品にしては、おふざけパートは控えめ。

OLの桃瀬成美は腐女子でオタクな事を職場では隠している。

そんな彼女は同じ職場、且つ同級
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太陽は動かない(2020年製作の映画)

2.0

南沙良目当てで鑑賞。

テレビドラマ「太陽は動かない」の続編。

藤原竜也演じる主人公の過去と現在の事件を追った作品。

テレビドラマ版を鑑賞していないからなのか、現代版の方は終始ドタバタとしていてい
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一度死んでみた(2020年製作の映画)

4.0

製薬会社を経営する社長が、薬で仮死状態になるコメディ&ヒューマン。

無駄に豪華なキャストが笑えてしまうし、ストーリー自体も想像以上に楽しめる一作。

なかなか奇抜なタイトルでずっと気になっていたのだ
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COSMIC RESCUE - The Moonlight Generations -(2003年製作の映画)

3.0

カミセン3人が主演のSF映画。

思っていた以上にサスペンスとして魅力的な内容で思わず見入ってしまう。

本格的な人助けの業務についていた南條。

本来は認められていない方法で宇宙船を改造する江口。
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暗殺教室 卒業編(2016年製作の映画)

4.0

「暗殺教室」の続編にして最終章。

殺せんせーの過去、そして真実が明かされる一作。

前作ではコメディ要素と青春要素が強かったが、本作では伏線の回収、そして感動的な描写が特徴。

相変わらず謎の生命体
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新解釈・三國志(2020年製作の映画)

4.0

福田組によってあの「三國志」を大胆に解釈(コメディ化)した一作。

いちお史実通りの展開は続くものの、相変わらず福田組らしい展開が随所に見られる内容。

劉備と張飛、関羽による桃園の誓いから始まるが、
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

5.0

大泉洋をあてがきした一作。

出版社内の利権争いや駆け引きを、見事なエンターテイメントとして表現している。

大手出版社の薫風社は社長が死亡した事により、専務の東松が社長となる。

この一件をきっかけ
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あなたへ(2012年製作の映画)

3.0

原田美枝子目当てで鑑賞。

長崎まで妻の散骨をする男を描いた話。

ひとつひとつの出会いが丁寧に作られている為、グッとくる展開が続く。

北陸の刑務所で務める倉屋英二。

亡くした妻からの遺言で、長崎
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劇場(2020年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

■2回目(2022/4/25)
2度目の鑑賞だが、やはり最初から最後まで全場面大好きな作品。

永くんは一見わがままで自己中ではあるのだが、果たして売れる為に四苦八苦している作家の生き様とは、このよう
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海辺のリア(2017年製作の映画)

4.0

原田美枝子目当てで鑑賞。

これぞ芝居!と言いたくなる仲代達矢主演作品。

役者の芝居がとことん目を引く一作である。

名俳優の桑畑兆吉は認知症を患い、施設に入っていたのだが、とある日抜け出してしまう
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その後の仁義なき戦い(1979年製作の映画)

4.0

原田美枝子目当てで鑑賞。

仁義なきのタイトルが付いているが、「仁義なき戦い」と青春ものを混ぜたような作品。

殺伐、そして汚いストーリーの中に、友情とブルースが流れるところが、なんともミスマッチで不
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弱虫ペダル(2020年製作の映画)

4.0

キンプリの永瀬廉主演による人気コミック原作のスポーツもの。

現代映画とは思えないくらい台詞も少なめ、余計な説明も無し、役者の表情と映像の迫力で魅せた素晴らしい一作。

アニメが大好きで引っ込み思案の
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ニセコイ(2018年製作の映画)

3.0

ケンティーと中条あやみ、そして「かぐや様」や「総理の夫」が話題の河合勇人監督がタッグを組んだ恋愛コメディ。

ヤクザ同士の抗争と、その抗争を止める為のニセコイと言うミスマッチが面白い。

集英組の一人
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暗殺教室(2015年製作の映画)

3.0

あの「暗殺教室」のまさかの実写版。

原作通りコミカルでシニカルでブラックな展開をそのまま表現し、且つ殺すせんせーもCGと奇妙な声で見事に表現。

謎の生物が月を破壊、次は地球がターゲットと言われる地
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ブラック校則(2019年製作の映画)

5.0

連続ドラマ「ブラック校則」の劇場版。

テレビドラマ版、Hulu版と時系列が非常に複雑なシリーズだが、この映画単発でも見事な伏線と回収が楽しめる一作。

ブラックな校則によって、縛られている生徒達。
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ストレイヤーズ・クロニクル(2015年製作の映画)

4.0

■2回目(2023/3/25)
DVDを購入して改めて鑑賞。

異能力ものが好きな私としては結構好きな作品。

まるでガンダムSEEDのナチュラルvsコーディネーターのような展開は分かりやすい構図で好
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君は月夜に光り輝く(2019年製作の映画)

3.0

発光病と言う身体が光る不治の病に侵された主人公との恋愛を描いた作品。

ながら見&最後まで鑑賞しなかったが、思っていたより面白そうな様子。

特にわがままを言う永野芽郁が、とても可愛らしかったし、そこ
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真田幸村の謀略(1979年製作の映画)

2.0

当時の東映の悪いところが出てしまっていた作品。

「柳生一族の陰謀」で復活を遂げ、「赤穂城断絶」でも東映時代劇ならではの豪華さを見せてくれた。

しかし本作はどうにも方向性が掴めずに最後まで鑑賞出来な
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太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)

5.0

日本を代表するカルト映画と言われてるが、確かに色々と凄すぎる一作。

あのエヴァや中村倫也、岡田准一等、数々の有名人に影響を与えただけある。

沢田研二と菅原文太と言うミスマッチな戦いを、数々の衝撃作
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