ユナマリアさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

阿修羅城の瞳(2005年製作の映画)

4.0

舞台で高評価を得ている現幸四郎主演のファンタジー時代劇。

贔屓にしている作家の鶴屋南北が登場するのも個人的にはたまらない(その影響か内容も鶴屋南北作品ののような雰囲気がある)。

そして、音楽が菅野
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炎上(1958年製作の映画)

5.0

かの有名な三島由紀夫の「金閣寺」が原作。

概ね原作通りの内容だが、時間軸は行き来する作りになっている。

しかしその効果によって、溝口の葛藤や揺れる感情が伝わってきやすくなっている。

いつものクー
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東京リベンジャーズ(2021年製作の映画)

5.0

■2回目(2022/1/29)
Blu-rayを購入して再鑑賞。

改めて鑑賞したが、本当に全シーンが素晴らしくて、全く気が緩まない。

映画館で鑑賞した時は、マイキーとドラケンの格好良さにやられたが
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電車男(2005年製作の映画)

5.0

当時大変話題となった「電車男」。

テレビドラマ版は鑑賞していたが、最初に映像化された映画版を観ていなかったので鑑賞。

電車男とエルメスの恋愛を、独自の世界観とテンポで描いている訳だが、とても面白か
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キングダム(2019年製作の映画)

5.0

原作コミックが大ヒットした作品(原作未読)。

昔の中国を舞台にした活劇だが、人間関係や個性溢れる登場人物達、そして熱い戦いが見所。

原作も読んでいない中、気軽な気持ちで鑑賞していたのだが、とんでも
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花のお江戸の釣りバカ日誌(1998年製作の映画)

4.0

「釣りバカ」シリーズ番外編。

まさかの時代劇版だが、安定の面白さと邦画ならではの人情ものが良い。

江戸ものならではの展開も沢山盛り込まれているし、釣りバカならではの立廻りと、意外にも真剣な立廻りも
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劇場版 私立バカレア高校(2012年製作の映画)

4.0

スノスト担なら間違い無く楽しめる「私立バカレア学園」劇場版にして完結編。

何と言ってもテレビシリーズとの大きな違いはスノと玉森くんの登場。

個人的なハイライトはきょもvsしょっぴー。

ビリヤード
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TAKI 183(2005年製作の映画)

2.0

塚本高史主演のアーティスティックな青春映画。

全体的な色合いやアートを描いた部分は良いのだが、そこまで注力出来る程の魅力は全体的に無かった。

どこか中途半端さしか無い作品だが、役者や題材となってい
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蜩ノ記(2013年製作の映画)

4.0

原田美枝子、そして黒澤組目当てで鑑賞。

昨今の映画撮影方法では無く、黒澤明のように拘って作られた時代劇(と言っても小泉監督曰くこれが普通)。

夫婦愛、師弟愛、そして親子愛と日本人ならではの愛を描い
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ハムナプトラ2 黄金のピラミッド(2001年製作の映画)

3.0

ロック様が遂に映画に!と感動した作品。

この時はほぼCGで出番も少ないなと思っていたが、まさかWWEだけでなく、映画でもトップに立つとは思わなかった。

はつ恋(2000年製作の映画)

3.0

原田美枝子目当てで鑑賞。

病気になってしまった母の「はつ恋」をひとり娘が追う話。

タイトルからして田中麗奈演じる娘の話かと思いきや、原田美枝子演じる母の話だと思わなかった。

しかし真田広之の役が
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やじきた道中 てれすこ(2007年製作の映画)

4.0

勘三郎と柄本明、そしてキョンキョンにのる「やじきた」。

人情から喜劇とゆったり楽しめるところも良いし、何と言っても役者達の芝居が素敵過ぎる。

この手の役はいつもとことんハマる勘三郎は勿論だが、冴え
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釣りバカ日誌2(1989年製作の映画)

4.0

原田美枝子目当てで鑑賞。

大好きな「釣りバカ」シリーズ第二弾。

仕事よりも釣りと妻を愛するハマちゃんと、大手建設会社の社長のスーさんによるこれぞ日本の人情コメディと言ったシリーズ。

初期作品ゆえ
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ゴースト・オブ・ガールフレンズ・パスト/ゴーストたちの恋愛指南!(2009年製作の映画)

3.0

エマ・ストーン目当てで鑑賞。

やっぱりエマ・ストーンはこの手の癖のある役が一番合う。

ローマの休日(1953年製作の映画)

5.0

ミルクとクッキーで成長を表現するあたりは流石としか言えない。

やっぱりこの時代の名作は、しっかりと頭に残る。

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(2021年製作の映画)

2.0

■2回目(2022/12/27)
改めてテレビで鑑賞したが、やはりハマらなかった。

前回同様、音楽とか迫力はあるものの、やはりストーリー自体に魅力を感じられるず、退屈さが否めない。

ギギ含め魅力的
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ウエスタン(1968年製作の映画)

3.0

ウエスタンは全般大好きだが、この手の大掛かりな作品はあまりテイストが合わない。

小さな町の中だけで起きる話が好き。

犬神家の一族(2006年製作の映画)

4.0

やっぱり金田一と言ったら石坂浩二だよね、と改めて思わせてくれたリメイク。

横溝正史のおどろおどろしさを見事に映像化している最高の一作。

島田陽子のインパクトが強かったが、松嶋菜々子版もなかなか良か
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ドラゴンボールZ 地球まるごと超決戦(1990年製作の映画)

4.0

ターレス格好良過ぎる。

悪役と言えど誰よりも格好良く見えた。

二重誘拐(2004年製作の映画)

2.0

確か一度ロバート・レッドフォードが引退すると言っていた作品。

ウィレム・デフォーは相変わらずの存在感。

エグゼクティブ・デシジョン(1996年製作の映画)

3.0

かなり昔鑑賞した記憶。

ひたすらカート・ラッセルが格好良かった印象。

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

2.0

■2回目(2020/5/13)
スターウォーズep4に繋がる話だが、2回鑑賞しても何をやってるんだか、よく分からない作品。

レイア姫がどのようにしてデススターの設計図を手に入れたのかを、今までのスタ
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スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

2.0

ルーク復活を拝むだけだった。

7と9を繋ぐ作品なのだろうが、なんせロードマップが出来ていなかったのが、素人目線でも分かってしまうレベル。

スターウォーズの歴史の中でも黒歴史になってしまう気がする。

無限ファンデーション(2018年製作の映画)

4.0

南沙良目当てで鑑賞。

MV撮影から始まったようだが、映画化に伴い、全編即興芝居と言う思い切った作品。

地味な作品ではあるが、女優陣のリアル過ぎる芝居で、終始何とも言い難い雰囲気を醸し出している。
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胸が鳴るのは君のせい(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

■2回目(2024/5/6)
ブルーレイを購入して再鑑賞。

前回同様、やはり今の時代を感じる恋愛観、描写が盛り沢山。

城島リーダーの「美 少年」ネタは何度鑑賞しても思わず笑ってしまう。

そして雨
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木曜組曲(2001年製作の映画)

4.0

原田美枝子目当てで鑑賞。

豪華女優陣によるまるで舞台劇のような作品。

贔屓にしている作家である恩田陸が原作と言うのも嬉しい。

有名な作家である重松時子は、自殺と思われる形で死亡する。

そんな彼
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翔べイカロスの翼(1980年製作の映画)

5.0

原田美枝子目当てで鑑賞。

さだまさしの映画初出演にして、実在のピエロを描いた作品。

感動的な内容と合わせて、主題歌の「道化師のソネット」が素晴らしい名曲。

フリーのカメラマンをしている栗山徹は、
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天晴れ一心太助(1945年製作の映画)

5.0

黒澤明脚本、エノケン主演による長屋もの。

分かりやすい内容で爽快な気分になれるし、短い話ながらも、キャストのキャラがしっかりと描かれている。

一心太助は、とある長屋に住みたいのだが、保証人がいない
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honey(2018年製作の映画)

3.0

平野くん初主演作品。

フレッシュな役者達によるスピード感のある青春映画だが、色々な視線で楽しめる作りになっている。

とりあえずファンの人ならオラオラ系平野くんでニヤニヤが止まらなくなる筈。

若く
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義兄弟 SECRET REUNION(2010年製作の映画)

3.0

ソン・ガンホ、カン・ドンウォン主演のバディもの。

韓国映画らしいスピーディーな展開が続くのだが、いまいちストーリーに没入出来ずに、よく内容が分からない状態で終わってしまった。

ただ主役のふたりはひ
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