yaaaさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

人狼(2018年製作の映画)

4.0

アニメから実写へ。
「人狼」を観る楽しみってプロテクトギアで機関銃バリバリーで撃たれてぐにゃぐにゃーバタン!って所だと思う。そこはしっかり画になってました。地下道で銃撃戦展開するのが多いのだが、質感の
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カーター(2022年製作の映画)

4.0

切れ目なくアクションシーンが続く。凄いを通り越して過剰なアクション過多でしだいに馬鹿映画に見えてくる。パクりではなくオマージュな?見たことあるようなアクションシーンがてんこ盛り。やり過ぎることで突き抜>>続きを読む

劇場版SPEC~結~ 爻ノ篇(2013年製作の映画)

4.0

堤監督の「俺のエヴァンゲリオン」
やりたいことやってる感じしかなくて、ある意味贅沢。都市崩壊のカットもさりげなくあって豪華。けど長いよな~って感じる。延々喋ってるだけなんだもん。
あの当麻紗綾が色っぽ
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劇場版SPEC~結~ 漸ノ篇(2013年製作の映画)

4.0

「スペック」本来がSF的なことでなく、水と油のコンビにそれを見守る上司の「刑事もの」なんだとすれば、刑事のありかたを説いたり、殉職をメインするのは納得する。
撮影後、編集室で顔面いじくられて遊ばれる竜
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劇場版 SPEC 天(2012年製作の映画)

4.0

ふざけ倒すというのがある意味「スペック」のいいところなんだが、映画としてはテンポ崩してる感じがして惜しい。
伊藤淳史さんの敵キャラは「スペック」の世界観からしたら申し分ないけど、折角の劇場版としたら安
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真夜中乙女戦争(2021年製作の映画)

4.0

確かに「ファイトクラブ」なんだけど終演に向かって膨らんでいくはずの高揚感がどんどん萎んでいくのはどうしてなんだ。
池田エライザさんにその気あるのかないのか、たぶらかされる映画として見たらいいのか。
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リボルバー(1988年製作の映画)

4.0

所有者を転々とする拳銃。それに意図せずバタフライエフェクトに巻き込まれる人々。
開始そうそう何の物語か掴めないまま登場する人々が一瞬だけ交差していく様はなかなか面白い。
登場人物が多いのでどのキャラか
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なで肩の狐(1999年製作の映画)

4.0

殺気だった怖い椎名桔平さんを見たいなと思い。
ん?そうでもなかった。 
ヤクザを引退してバーテン(コップしか拭いてない)になった「狐」と呼ばれていた椎名さんの元へ昔の仲間の哀川翔さんが現れ…事件に巻き
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華やかな女豹(1969年製作の映画)

4.0

高名な芸術家の父を亡くした松原智恵子さんの元へパリから謎の女・浅丘ルリ子さんがやって来てちょっかいを出しまくる。
フェアレディZを乗り回す浅丘ルリ子さんの「お前!誰?」の謎で引っ張る物語だが正直どうで
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壬生義士伝(2002年製作の映画)

4.0

家族の為儲け重視の心優しい中井貴一さんも良いが、死に急ぐ佐藤浩市さんも良いが、グルメな近藤勇も良いが、口だけは笑ってる堺雅人さんの沖田総司も良いが、醜女とか自分で言ってる中谷美紀さんも良いが、ふっくら>>続きを読む

その壁を砕け(1959年製作の映画)

4.0

田舎で無実の罪で逮捕された青年を助け出そうとする婚約者の祈りと桑田佳祐だった頃の長門裕之の反省の捜査。
偏見や思い込みの同調圧力の恐怖を描く。
冒頭の逮捕される青年が「今から結婚しますねん!」と己の個
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ベテラン(2015年製作の映画)

4.0

冒頭の小気味いい刑事チームの捕り物劇での結構アクション強めの展開が昔の香港映画観てるみたいな感覚呼び起こされる。
「ベテラン」てタイトルなので刑事チームの師匠と弟子みたいな流れなのかなと思ってたら、予
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悪人伝(2018年製作の映画)

4.0

マ・ドンソクが悪人を懲らしめる(半殺し)というド直球の企画ながら、マ・ドンソクに極道の親分というド定番の役を振ることにより高速ビンタの如く単純ながら力強い映画になっている。
マ・ドンソクを襲うサイコキ
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26年(2012年製作の映画)

4.0

韓国現代史の闇・光州事件から26年後、事件に巻き込まれた残された家族たちがその首謀者に責任をとらせる。
と、社会派の映画に見せかけて内容はトンデモ内容。全 斗煥元大統領らしき人物が憎々しく描写される。
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霊幻道士(1985年製作の映画)

4.0

ジャッキー・チェンやサモ・ハン・キンポーが出てなくても面白い香港映画だったなぁの子供時代の記憶。
キョンシーを軸に女幽霊が出てきたりあっちの世界が欲張りに展開。
妖術駆使より殴る、蹴るのカンフーアクシ
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ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ(2018年製作の映画)

4.0

長い。よくわからない。つまらない
からのワンカット60分。しかも3D
って。変な映画やん。
ってことで変な映画成分が「なんだこれは?」の探求心を維持させて最後まで観れました。
長回しってインフレ気味で
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犯罪都市(2017年製作の映画)

4.0

ポニーテールの似合うイケメンから「ザ・おっさん」でしかない肉だんごみたいな顔まで。
いや~!よくこんな様々なおもろい顔ばっかり集めたなぁ~!
映画自体がマ・ドンソクみたいに骨太で分かりやすいマフィアV
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紅海リゾート -奇跡の救出計画-(2019年製作の映画)

4.0

トンデモ救出劇「アルゴ」みたいな作品を観たいなぁに丁度よい。
リゾート地のニセホテルを入口として難民を脱出させる話なので「モサド」が主人公でもなんか陽気。
緊迫するとか手に汗握るとかは少ないがそれなり
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FLU 運命の36時間(2013年製作の映画)

4.0

鳥インフルエンザが流行りましたって話。
2013年製作だけど今観てもピントずれることなく身近なこととしても面白い。途中、身勝手な行動があるけど、映画的には人間力で突破が最後の大団円につながるのでまあ良
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パプリカ(2006年製作の映画)

4.0

物語以前に滑らかに動き続けるキャラにアニメーションとしての凄さを感じる。CGも使われてるけどほぼ手書きなんでしょ。凄い。
アニメならではのイマジネーションの飛躍も凄い。
夢と現実がテーマで実写ならもっ
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光州5・18(2007年製作の映画)

4.0

国家による市民虐殺その時を描く。
開始からお笑い、お笑い、お笑い、涙…と喜劇かいなと思うような展開が続く。が、突然に戦争映画のようなトーンに変貌する。
光州の人々は我々と同じ「普通」の人々で、それぞれ
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

4.0

ソン・ガンホという安心安定のフィルターを通して歴史の暗部を映し出すやり方は企画段階の勝利ですね。
文化の違う男同士のバディものとしても楽しめるし、見知らぬ土地はこの世のものとは違ってたなんてミステリー
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EXIT(2019年製作の映画)

4.0

単純に上に登る、煙から逃げるという運動を見てるだけなのだが、SASUKEやアクションゲームを見てるようで飽きない。
その明快さと地表ではかなり悲惨な現状なギャップはどうなのかなとも感じるけれど。
長い
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スプリット(2017年製作の映画)

4.0

シャマランの「ぼくのかんがえたアメコミ・ヴィラン誕生編」というより、シャマラン監督からジェームズ・マカヴォイさんへの贈り物みたいな。
マカヴォイさんはやりがいあったんではないでしょうか。実際、彼の一人
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バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

4.0

村上春樹原作ということもあって現代国語の小説読解の試験問題みたいな映画。映画を読み解く力が求められていると言われているようで、素直に「はぁ?なんで?」と言えない。
でいて表面上は退屈な展開ながら、もし
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オールド(2021年製作の映画)

4.0

このような映画(急速に老いる)を観たことがないのでビーチで起こるあんなことやこんなことは新鮮すぎて面白い。大きいお腹したさっき迄少女だった女性がニコニコ微笑みながら歩いて来るシーンは「恐怖」なのか「お>>続きを読む

拾った女(1953年製作の映画)

4.0

恋の始まりはグーパンチ!
サミュエル・フラーで評価高いのでワクワクするような活劇なのかなと思ったら、どえらいバイオレンスな恋の物語。
ヒロインは終始どつき回され、キスばっかりしてる…
なんだこれ。
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MONDAY(2000年製作の映画)

4.0

酒飲んで朝起きたらとんでもないことになっていた。
というどうでもいい内容だが楽しい。
冒頭のコント「お葬式で爆発」がかなり豪華キャストでクスクス地味に面白い。これだけでもエエかもなぁ~。
その後、まあ
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ダンスウィズミー(2019年製作の映画)

4.0

ダンスシーンでフワッと舞うスカートでのパンチラに並々ならぬこだわりで撮影したと聞いたので、「むむ!どうゆうこと!」と下品な気持ちで観始めたが、そんなシーン確かにあるなぐらいで全体の面白さが凌駕した。>>続きを読む

孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

4.0

ヤクザものだと抗争の色々策略あってややこしいが、本作はシンプルな話なので分かりやすい。出所してきた男が組を弱体化させた警察に復讐を誓って暴れる。その分、キャラの凶暴性に付き合えて緊張感増す。
鈴木亮平
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

4.0

最初は主役二人ワーワーうるせえなあと思ったけど、何か写っているわけでもない攻めたベッドシーンにドギっとして、まだまだうるせなーの芝居が熱を帯びてきてクライマックスの決闘は格闘技やボクシングの試合を観て>>続きを読む

キャラクター(2021年製作の映画)

4.0

邦画でそれなりに怖い猟奇殺人ものとして面白い。
漫画家・浦沢直樹さんとリチャード・ウーさん(今回脚本)の間で「やっぱり本物を知らないと面白く描けない。」っていう引け目や議論があったんだろうなぁと思い巡
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Pure Japanese(2022年製作の映画)

4.0

「ヘレディタリー/継承」が評価されるならばこの作品も評価されてよいと思う。
日光江戸村で使えないアクション俳優のディーン・フジオカさんがヤクザの地上げトラブルから女子高校生を救うというストレートな話な
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さがす(2022年製作の映画)

4.0

大阪・西成を疾走する軽やか始まりから、父と娘の人情物?、貧苦をはねのける喜劇?と色んな側面覗かせながら現実にあった重い出来事をお父ちゃんが逃亡者を見つけたというサスペンスのエンタメで引っ張りながら魅せ>>続きを読む

ビリケン(1996年製作の映画)

4.0

阪本監督のぬる~~い新世界ものだけど、ちょうどの湯加減な感じでほのぼのと楽しめる。
そんな幼稚な!が勝ると思いきや怖い顔した人の笑顔みたいになんか魅力的。
オリンピック誘致で新世界一掃されるとか、「新
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ハロウィン KILLS(2021年製作の映画)

4.0

続編だけど話が大きく前進するでなく、事件の起きた街の様子を描くシュミレーション的なアプローチが良かった。
恐怖の連鎖、俺たちの正義、自警団の設立、あいつをぶちのめせ!と展開的には予想つくのだが飽きない
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