機動戦士Zガンダムの43の情報・感想・評価

「アーガマを狙ったビームが逸れて、グリプス2に当たったとは。不幸な事件だ。」（ハマーン・カーン） バスク率いるグリプス2のコロニーレーザーは月のグラナダを射程に納めつつあり、これはエゥーゴの絶対的なピンチ。 スペースノイドを蛇蝎のように忌み嫌うバスクなので、なんとしてでもグラナダを粉砕する気でしょう。 エゥーゴの出資者でもあるアナハイム・エレクロニクスのメラニー会長もそれは承知しているので、第3の勢力であるアクシズをこちら側にどうしても引き込みたくて、それをアーガマに指令します。 アーガマとしては喧嘩別れしたアクシズと手を結ぶのは嫌だという雰囲気が流れますが、誰よりも因縁の深いシャアも仕方ないと割り切ってるみたいだし、ブライトも不満ながら指令通りに動くみたいだし、という事でイヤイヤながらもアクシズにカミーユを派遣。 ただし、カツとファは断固反対していたので、懲罰的に「自習室」入り。 一年戦争でWBに乗ってジオンと戦う現場にいたカツがいまさらジオンと手を結べない！というのはわかりますが、ファがここまで反抗するのは不思議。 カミーユからメラニー会長の親書を受け取ったハマーンは意外にも友好的で自分からアーガマに行くと。 本音としてはアーガマの中を見たいというのはもちろんのこと、それ以外に、新型MSキュベレイをシャアに見せつけたいというのもあるのかな。 実際に、シャアはキュベレイが完成してるのを見て結構驚いています。 エルメスで行っていたサイコミュとビットによる360°からのオールレンジ攻撃を、MSサイズで可能にした技術力は目を見張るものがあって、私の知る限りでは、連邦では結局ここまで小型化できてはいないです。 サイコガンダムMk-IIは小型ではないし、νガンダムのフィン・ファンネルはかなりデカいですしね。ビットやファンネル系の武装って、ジオン系特有って思ってます。 あー、ガンダムMk-Vのインコムは有線だし、純粋なサイコミュとはちょっと違うかなと。 アーガマに来たハマーンは、エゥーゴの依頼＝ザビ家復興の是認と捉えてそれをブライトに確認。 ブライトは 「エゥーゴを支援する人々はその条件を飲むようだ」 と少し苦みの残る返答をしています。 ブライトの本音ですね。 自分は認めたくなんかないけど、スポンサーの意向は尊重する、そんな態度ですね。 ハマーンはついでにシャアに自分にお願いするよう指示。 背に腹は変えられないので、キチンと頭を下げて、 「頼む、ハマーン・カーン。コロニーレーザーを潰してくれ」 とお願い。 ハマーンは上機嫌で快諾。 条件であるサイド3の譲渡も受けてグワダンに引き上げます。 「これでいいなら安いものさ」 と自分を納得させるシャアですが、ストレスは溜まっていることでしょう。 というわけで、作戦開始。 エゥーゴ艦隊がグリプス2に攻撃を仕掛けて、ティターンズ艦隊がそちらに釣られた隙にグワダンがグリプス2を叩く事に。 シャアは出撃したそうですが、ブライトが抑えます。まあ、シャアがストレスを抱えてるのを感じてるからかな。 エゥーゴ艦隊がたった2隻で攻撃を仕掛けてくるというので、少し驚くバスク。 まあ、冷静に考えればティターンズはそれなりの艦隊だし、たった2隻でどうこうできるわけはないので、こりゃ陽動だと気づきそうなものですが、全力で応じる模様。 グワダンはグリプス2に接近。 このままティターンズに着くと戦力差は圧倒的となり、エゥーゴ艦隊は消滅してしまいますが。 ハマーンはエゥーゴの攻撃に釣られたバスクを 「無能な男だ」 と嘲笑すると、後方からティターンズを援護するとバスクに知らせ、一応アレキサンドリアにグワダンの監視はさせますが、ハマーンの加勢はこちらに恩を着せるためだと推測するバスク。 無能な男です（笑）。 バスクに拷問をかけた仇敵はスペースノイドじゃなくて、こっちのジオンなんですけどね。 エゥーゴなんかよりアクシズ憎しとなってる方が自然だと思うんですが。 アレキサンドリアのガディはグワダンがコロニーレーザーの影に隠れて見えないとの報告を黙殺。 これはシロッコの指示か、それともガディのミスか。セリフもなく、後ろ向きで手振りだけで表情も見えないので判断はできません。 ハマーンの目標はグリプス2の核パルスエンジン1基だけ。将来的に自分達が使いやすくするためにも、破壊し切るのではなく、とりま今だけ動けないようにするだけ。それでエゥーゴには恩が売れる。 エゥーゴのMSチームは多勢のティターンズと交戦に入り、数に押されて結構ピンチ。 自習室に入れられてたファやカツも結局は駆り出されます。 今回もファのNT描写があります。少しずつ目覚めてる感じ。 エゥーゴ艦隊が押されまくっている絶好のタイミングで、グワダンの主砲がグリプス2の核パルスエンジンを直撃。 流石にバスクは怒り狂ってグワダンを追いかけようとしますが、側近に止められて、そいつを殴ってます。 ハマーンは上のセリフで誤魔化す模様（笑）。 ティターンズとも完全に手切れにはしないでおくつもりです。 戦場を離脱してアーガマと合流し、シャアにミネバの前で礼を言わせます。 ミネバは無邪気なもので、シャアが戻ってきてくれたと喜び、シャアがザビ家復興に手柄を立てたのだな？とハマーンに確認します。 これはシャアにはかなり不本意かつ、屈辱的な事で、シャアがザビ家復興に手を貸すなんて事はあり得ないですからね。 ガルマとキシリアをやったのは彼ですしね。 でも、今のところは、外交上からも言われっぱなしでならないといけない悔しさとストレスがいっぱい。 アーガマに戻ってそのストレスから頭を抱えるシャアの一人姿で今回は終了です。

キュベレイかっこいい。 た、頼み方！？ ハマーンの女王様プレイ。 シャア、悔しいだろうなぁ…

シャアがハマーン・カーンを嫌い過ぎて落ち込んでるのがおもしろかった

シャアは何がそんなに悲しいんだ？

大人の事情とはいえシャアも大変や🤦🏻‍♂️ カミーユってアムロの時みたく神がかった戦闘力ってないよな。 いつも誰かに助けられてる。

ハマーンの嘲笑: ファとカツ、懲罰で謹慎🙊 シャア、ハマーン・カーンに頭を下げてコロニーレーザー破壊を依頼🙇

ついに女傑ハマーン・カーン動く！まさしく最大効率でコロニーレーザーを叩き、エゥーゴをうまく引き入れつつ次回はティターンズとの交渉もやる　なんて人だ　クワトロ大尉の気も知らないでなんと恐ろしい二股をかける…… クワトロ大尉はクワトロ大尉でジオンの呪縛から逃れきれてないというかいろいろ縛られっぱなしというか　なまじっか政治ができてしまうがゆえに……

シャアが落ち込んどるわ(￣▽￣;)

ザビ家の呪縛から逃れられないシャアの苦悩。

　エウーゴは、ハマーン率いるアクシズに接触。ティターンズのコロニーレーザーの破壊を依頼。 　が、カツとファ・ユイリイは、あからさまにアクシズとの連携に反対したため自習室に入れられる。 　この回も面白かった。