このレビューはネタバレを含みます
舞台は樺太に移り、樺太アイヌ、ウィルタ、ニヴフといった少数民族も現れ、グルメも含めた文化の話、野生動物も様変わりし、また反帝政ロシアのパルチザンの話になり、物語はスケールアップを遂げる。
登場人物の変態度にも拍車がかかり、「お約束」もできあがり、ギャグ要素も強くなるものの、歴史ロマン、少数民族文化などの要素のバランスは相変わらず絶妙である。
一方で、杉元・アシリパ・白石トリオが崩れてしまい、ちょっとした寂しさも感じるものの、杉元・アシリパの絆を感じさせられるシーンには思わずホロっとさせられた。