マリア様がみてる 3rdシーズンのアニメ情報・感想・評価・動画配信

今年の夏休みは、祥子と遊園地に行ってみたいと思っていた祐巳。しかし人ごみと暑いところが大の苦手の祥子から、あっさりと断られてしまう。でもその代わりに、祥子から避暑地の別荘行きに誘われる。しかも二人きりで行くことに！別荘に向かう車中、祐巳の母が作ったお弁当を美味しくいただく祥子と祐巳。別荘に到着すると、管理人をしている夫婦、源さんとキヨが温かく出迎えてくれた。ゲームをして夜更かししたり、読書をしたり、お散歩したりと、ゆったりと楽しいイベントが続く。そんなある日、祐麒が別荘に忘れ物の日傘を届けにやってきた。ついでに避暑地のメインストリートに遊びに行くことにした祐麒と祐巳。そこで偶然、柏木と出会うのだが、「祐巳ちゃんはここではアウェーだからね…」と、意味深な言葉を残して去っていく。祐巳が別荘に戻ると、毎年こちらで夏休みを過ごしている綾小路菊代、京極貴恵子、西園寺ゆかり、そして瞳子が遊びにきていた。次の日から菊代と貴恵子が交互に遊びに来ては祥子を困らせる。そして最後はゆかりからパーティに招かれた祥子と祐巳…。パーティ当日、祐巳が出した葉書に何かを感じとった由乃、志摩子、令、乃梨子たちが別荘を訪ねてきて…。

もうすぐ二学期が始まる、夏休みのある一日。花寺学院高校に通う祐巳の弟・祐麒から「花寺の学園祭の打ち合わせの前に、山百合会と顔合わせをしたい。」との申し出を受けた祐巳。リリアン学園高等部と花寺学院高校はお互いの学園祭で協力し合うのが例年の慣わし。しかし、男嫌いの祥子は、昨年まで協力をせず、花寺の学園祭にも行っていなかった。祐巳は祥子の事を考え、花寺との顔合わせの話を受ける前に、まずは祥子を除く山百合会一同を集めて作戦会議を行う事にする。学園祭を成功させる為には、まず祥子の男嫌いを克服しなければ…と考えた山百合会一同は、「いきなり男子校のなかに投げ込むとショックが大きいから、徐々に慣らしていって、男嫌いを克服してもらおう大作戦」略して「OK大作戦」を計画し、花寺学院生徒会に祥子を慣れさせようとする。しかし、「OK大作戦」決行の日、偶然駅で祥子に出会い、学校まで行動を共にするうちに、祥子を騙す作戦を行う事に罪の意識を抱き、苦しむ事になってしまう。山百合会と祥子の間で悩む祐巳が取った行動とは…？

リリアン女学園には二学期が訪れ、祐巳の周囲ではある変化が起きていた。長身で黒髪のロングヘアーが特徴の一年生女の子、細川可南子が祐巳にまとわりつくようになっていた。可南子は祐巳の事をとても崇拝しているようで、周囲からは「祐巳のスールになりたいのでは？」という声も…。そして、ある出来事をきっかけに、祐巳と可南子の関係は予想外の展開を迎えてしまう。一方、山百合会一同は学園祭を手伝う為、花寺学院へと向かう。男嫌いの祥子が、無事に学園祭を乗り切る事ができるか気遣う祐巳。薔薇さまが審査員を務めるゲームが始まり、一見順調に進んでいるように思われたが、その裏で祐巳はある事件に巻き込まれてしまい…？

花寺学院の学園祭も終わり、リリアン女学園は学園祭の季節を迎えていた。出場種目を決めるホームルーム。体育祭実行委員の由乃は、陸上部所属の逸絵の挑発に乗ってしまい、クラス対抗リレーに出場する事に。一方、祐巳はケンカ別れをしてしまった一年生の可南子のことを考え上の空…。ぼーっとしているうちに、祐巳は借り物競争の出場が決まってしまう。複雑な心境の中、祐巳は祥子に可南子の事を相談する。アドバイスをもらった祐巳は可南子を温室に呼び出し、ある約束を交わし体育祭で勝負をすることに…。由乃にとってははじめての、祐巳にとっては可南子との勝負を賭けた体育祭がはじまる。

体育祭が終わり、リリアン女学園二年生の次のイベントは修学旅行。祐巳たちは、普段同じ学園の中で過ごしているお姉さまや妹との別れを惜しみつつ、修学旅行へ向かう準備をしていた。行き先はカトリック総本山もあるイタリア。二年生が2つのグループに分かれ、7泊9日間でイタリア国内を回る日程だが、偶然にも祐巳、由乃、志摩子の山百合会の3人、さらに写真部の蔦子、新聞部の真美も同じグループになり、なにやら波乱の予感。祐巳たちは旅先である人と再会し、また、ある人の噂を耳にする事になる…。