Pewterspoon

約束のネバーランドのPewterspoonのレビュー・感想・評価

約束のネバーランド(2019年製作のアニメ)
3.8
主人公が天才的な頭脳をもつ12歳の理想主義者という時点で、主人公にリアリティを感じない上にあまり共感できず、児童文学的な物語ということで、本来はあまり受け付けないタイプの話であるものの、ストーリーにサスペンスやアドベンチャーとして惹きつけてやまない要素がある。

主人公たちと同様に読者に与えられる謎解きの要素、
未知の壁(GF農園)の外側の世界への恐怖と希望と好奇心、
よくよく考えてみれば序盤から中盤にかけての「進撃の巨人」の構図に似ている。

アニメ第1期はGF農園内の話ということで、互いに表立って力任せはできない制約の下で、イザベラとの頭脳戦・心理戦が緻密に描かれており、効果的な演出と演技のおかげで最後まで飽きずに観ることができた。

また、原作にはなかったイザベラの過去が掘り下げられていたのも良かった。