にゃん

リコカツのにゃんのネタバレレビュー・内容・結末

リコカツ(2021年製作のドラマ)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

最終話最後30分ほど切れていたのでエンディングが気になるまま終わったが、交際0日で結婚すると最初は楽しいのかもしれないけど価値観の違いで苦しむ事もあるんだと感じた。別れを経験することで再び2人がヨリを戻した展開はすごく素敵だった。
でもまさかお互いの家族が熟年離婚するとは。
いつだって離婚をずっと考えているのは女の方で、男ってそのへんの女の気持ちの変化に気づかないんだなぁとしみじみ思った。

ストーリー↓
1
5年付き合った彼氏に"結婚する気はない"とフラれ、雪山で遭難し、人生どん底の咲(北川景子)は、航空自衛隊の救難員・紘一(永山瑛太)と運命的な出会いを果たす。交際0日婚から幸せな新婚生活が始まると思われたが…自由奔放な家庭で育った咲と、封建的な家庭で育った紘一は価値観の違いから大ゲンカ。新婚早々、“リコカツ”を始めることに…しかし、“リコカツ”しているのは咲と紘一だけでなく自分達の両親もだった。

2
リコカツ中の咲(北川景子)と紘一(永山瑛太)の、それぞれの職場での大事なパーティーとBBQのWブッキングが判明!夫婦で出席という条件を満たすべく互いに一歩も譲らない2人は、ついにそのまま当日を迎えてしまう。一方、紘一の母・薫(宮崎美子)は父・正(酒向芳)の元から失踪、咲の母・美土里(三石琴乃)は父・武史(佐野史郎)の浮気の証拠を掴んだりと、それぞれの両親のリコカツもだんだんと進んでいた。

3
リコカツ中の咲(北川景子)と紘一(永山瑛太)の家に、同じくリコカツ中の咲の母・美土里(三石琴乃)が転がり込んできた。困り果てていた矢先、失踪した紘一の母・薫(宮崎美子)が箱根の温泉旅館で働いていると判明、薫を連れ戻すため、二人は新婚旅行と偽り箱根へ向かう計画を立てる。一方、咲は職場で見知らぬ男(白洲迅)に声をかけられる。この時まだ咲は、この出会いが自分の運命を変えるとは知る由もなかった…

4
異動した咲(北川景子)は人気小説家・水無月連(白洲迅)の担当に指名され、厳しくも充実した日々を送っていた。一方、紘一(永山瑛太)は咲の元カレ貴也(高橋光臣)と対面してから、彼女への想いに変化が生じ、リコカツの一環として咲の母・美土里(三石琴乃)の誕生会を新居で開こうとを提案する。しかし、貴也だけでなく、紘一を慕う上官・純(田辺桃子)なども勢揃いし、パーティーは美土里が"旦那と離婚する!"と報告をする終わり方で幕を閉じた。

5
両親の離婚で帰る家がなくなると泣きじゃくる咲を"もう悲しませたくない"と抱きしめ、リコカツを止めると決めた咲(北川景子)と紘一(永山瑛太)の一方で、咲の元カレ・貴也(高橋光臣)と紘一を慕う上官・純(田辺桃子)は二人の離婚届を見つけてしまう。その矢先、紘一の母・薫(宮崎美子)が実家に戻ってくる。しかしそれは、夫・正(酒向芳)に離婚届の判を貰うためだった。そんな正と薫の仲を取り持とうとする咲の元に、実父・武史(平田満)からも連絡が入り、武史を案じた紘一は単身咲の実家へ向かうも若い女性を連れ込んでいたのだった。

6
ついに離婚を決めた咲(北川景子)と紘一(永山瑛太)。新居の買い手も見つかり、残された日々を穏やかに過ごそうとする2人の一方で、それぞれの両親のリコカツも結末を迎えようとしていた。そんな中、図らずも元カレ・貴也(高橋光臣)や、担当する小説家・連(白洲迅)との距離が縮んでいく咲。そして迎えた夫婦最後の夜、紘一の基地では緊急招集のサイレンが鳴り響いていた。それが咲に届くはずもなく、彼女は夫を待ち続けるがそこに連が現れ、くつろいでいるところにやっと紘一が帰ってくるのだった。

7
咲(北川景子)の部屋に両家が全員集合、咲と紘一(永山瑛太)は自分達の離婚を報告する。そしてそれぞれ歩み始めた二人の前には、早速新たな恋の相手が現れ始める。咲やその家族の相談に乗りつつ、咲が心配でならない元カレ・貴也(高橋光臣)。離婚を知り猛アプローチを仕掛けてくる小説家・連(白洲迅)。一方、父・正(酒向芳)と侘しい二人暮らしになった紘一の実家に、上官・純(田辺桃子)が手料理を持って訪ねて来てもうアプローチを仕掛ける。

8
別れてもなお元妻・咲(北川景子)の幸せを願う紘一(永山瑛太)は、彼女に一番相応しい再婚相手を見つけるべく奔(迷)走する。そんな紘一のお眼鏡にかなったのは、なんと宿敵元カレ・貴也(高橋光臣)。かくして紘一による、咲と貴也を結ぶプロポーズ大作戦が始動してしまう。一方、小説家・連(白洲迅)も咲への愛を真剣に伝え始める。その過程で咲は、彼の背景にある悲しい過去と、本当は繊細な内面に触れていく。
紘一は咲の背中を押し続け貴也のような一緒にいて穏やかになれる陽だまりのような人がお似合いだと言う。心に引っかかりのある咲は純のような人がお似合いだと言い返すも、紘一は純の告白を断ったにも関わらず「純と付き合うことにした」と嘘の報告をする。咲は静かにショックを受けるも彼の幸せを願い自分も前に進むことを決意。その後貴也に出くわし告白をしようとするも言葉が出ない。先は自分が思っていた以上に紘一のことが好きだったのだ。

9
独身を貫くと決めた咲(北川景子)に舞い込む、念願のパリ研修のチャンス。しかし紘一(永山瑛太)と暮らした部屋を手放すことが、なぜか咲には寂しい。一方、紘一は元義父・武史(平田満)の依頼で、元義母・美土里(三石琴乃)を騙した立川(中山麻聖)退治を助太刀、そこで二人は美土里が乳癌を患っていることを知る。離婚してもなお愛する人の為に変わろうとする親達の姿は、咲と紘一に本当の幸せが何かを気づかせる。二人が選ぶ未来とは。

10 最終話
共に生きると誓った咲(北川景子)と紘一(永山瑛太)。しかし二人に困難はつきもの、売ってしまった新居を買い戻そうとした矢先、紘一は咲のパリ研修を知る。咲の夢を応援し自分もパリに行くため、密かに自衛隊を辞めようとする紘一。その行動は新たな波紋を生む。それぞれの両親が自分達の答えを見つけていく中、愛ゆえにすれ違い続けたリコカツ夫婦が最後に選ぶ幸せのかたちとは。そして、二人の物語は続く…ずっと…ずっと…。
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