このレビューはネタバレを含みます
このドラマの元となったバラエティーをちゃんと観たことがなかったのだが、人それぞれ色んな人生があって、それでも何でもない顔で生活してて、そんな人たちに比べたら自分は幸せなんだと思うような回がいくつもあった。
最終話、同棲している彼氏と30代になる前に結婚したい女性が、30歳の誕生日を祝われた瞬間に別れ話になった回での締めくくりは良かった。実際ディレクターが介入するなんてことがあるのかは分からないけど、ディレクターの気遣いの行動で2人はどうにか復縁して最後は2人の結婚式のシーンで、ディレクターも式に参加。華やかな終わり方で締めが良かった。
ストーリー↓
テレビ東京の人気バラエティ「家、ついて行ってイイですか？」が、まさかのドラマ化!
実際に放送された何百というエピソードの中から「驚き」と「感動」と「面白い！」を兼ね備えた傑作７軒を厳選!
取材を受ける場面から、過去の壮絶な人生まで…すべてドラマ化。
第1話。
家について行ってもイイとＯＫしてくれた女性は、事故によって記憶喪失となった彼氏と同棲していた。
彼は恋人だった２年間の思い出をすべて失くしたまま…。
２軒目。
マッチングアプリで待ち合わせた男にすっぽかされた女性の家について行ってみたら、別れた元カレの写真が飾ったままになっていた…。
話を聞いてみると、その元カレ、なんと幼い頃に生き別れになった双子の兄だった。
運命の皮肉ともいえる二人の壮絶な生き様を出会いから衝撃の結末まですべてドラマ化。
3
昼間の銭湯で出会った見た目が派手な高齢の女性について行くと…そこには夫婦愛にみちたステキな人生ドラマが待っていた。
スタッフについてしまった嘘とは"旦那が5時に帰ってくる"ということ。実際は2ヶ月前に突然の病気で亡くなっていた。
研ナオコが久しぶりにドラマに出演。
話題のノーメイクで芝居に挑む。
4
街で居酒屋の従業員とケンカする女性とその夫のお宅について行ったら、奥さんには意外な過去が…。
若い頃、母親の再婚に反発して家出した後、今の旦那との結婚を機に久しぶりに実家に顔を出したのだが。花嫁と父、そして家族の姿が美しい感動の秘話!
5
目を付けていた取材者を他局の「占ってイイですか？」に奪われ、ショックを受けるディレクターの玉岡。そんな彼を救ってくれたとびきり明るい美女は、なんと１万人にひとりという難病(1型糖尿病)を抱えていた。彼女の発病の様子から驚きの恋の顛末まで、波乱の半生を描く。
病のせいでダンサーの夢を諦め、老舗の和菓子屋の同級生と恋仲になるも妊娠がし難いのではないかと彼の母親に反対され結婚を断念。現在は病院で出会った子供たちにダンスを教えていた。
6
地方ロケをまかされたディレクター玉岡だったが、駅に全く人けがなく茫然。ようやく酔っぱらいの中年男をみつけ、家について行くことに成功するが、その先で深い深い夫婦愛を知ることになる。「僕はいつでも笑っていないといけないから」という男の真相は、妻が余命半年の胃がんを患っている人だった。妻の為にいつも笑顔でいよう。そう決めた彼だったが"独りになった時のことを考えないのですか?"との玉岡の踏み込んだ質問により避けていたことをちゃんと考えられた旦那は、妻が生きているうちに妻の為の個展を開くことを決める。漫画家であった妻は生きているうちにお葬式が出来たみたいだと喜ぶのであった。
7
ドラマ部に異動の打診を受けたディレクター玉岡。最後の取材になるかもしれない中でＯＫが出たのは、別れた彼氏と今も一緒に暮らすキャリア系の女性だった!
二人の話を聞いているうち、玉岡はつい出しゃばった行動に出て、なぜプロポーズをしなかったのかと尋ねる。すると返ってきたのは"自分に自信がないからだ"という言葉だった。それを聞いた彼女は許し復縁、結婚までいくのであった。
