にゃん

#居酒屋新幹線2のにゃんのネタバレレビュー・内容・結末

#居酒屋新幹線2(2024年製作のドラマ)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

新幹線内に酒類を持ち込んで居酒屋ね、よく考えたなぁと思った。確かに有意義な時間の使い方だと思う。
SNSの友達がみんなキャラがあって面白い。最終話も顔出しなかったです。どっかで集結したら面白いと思ったけど、それはそれで違うのかな。
色んな土地の名産品が知れて情報たっぷりなドラマでした。

内容
損保会社の内部監査室で働き、日帰り出張で全国を飛び回っているサラリーマン高宮進(眞島秀和)。彼の密かな楽しみは、出張先で見つけた選りすぐりのご当地グルメを帰りの新幹線でひとり堪能すること。その土地ならではの酒と肴、駅弁、さらにはスイーツまで揃えたら、今宵も、居酒屋新幹線、開店。

1. 高宮進が金沢支店で監査の仕事中、経理部社員の高橋に声をかけられる。今日は、進が仕事を早く終えて観光に行けるよう、帳簿を完璧に仕上げたと言う高橋。高橋に薦められた電動自転車で街中を巡り、干菓子とクラフトビールを手に入れる。思いのほか自転車散策を楽しんだ後、朝取り置きをお願いしていた人気の駅弁を受け取って帰路につく。帰りの新幹線の車内でひとり居酒屋を満喫していると、高橋に言われた"観光客が楽しそうに歩く中、足早に帰っていく背中に自分達が仕事をちゃんとすればもっと観光する時間が取れるだろうにと思った"という言葉を貰ったことをふと思い出す。嫌われていたと思っていたので意外だったのだ。

2. 敦賀で日本海を眺めながら、新幹線の延伸に感慨深い高宮進。ノープランで仕込みに向かい、わさび昆布と貴醸酒を購入。すると、仕事で鯖江に単身赴任中の志偉に道を聞かれ、彼が向かうお店に付いていく。志偉もグルメ好きで、休みの日は日本各地で美味しいものを探しているらしい。志偉の案内で一緒に仕入れたのは、皮ようかん、浜焼さば、みかんのビール。そして帰り際、志偉から敦賀のソウルフード・フジバーグを渡される。

3. 長野支店での監査が早く終わり、仕込みに気合いが入る高宮進。善光寺の門前通りを歩きながらアップルブランデーを買ったところで、焼きおやきの店を発見。店員から焼きおやきはここだけと聞いた進は、店の囲炉裏で焼かれたおやきを入手。その後、信州味噌店のお惣菜や市田柿のスイーツを購入し、長野駅からバスで30分程かかる松代地区に遠出する。そこで念願の松代限定クラフトビールを仕入れるも、帰りのバスに乗り遅れて一本後のバスに。新幹線にギリギリだった。

4. 長岡での抜き打ち監査を終え、ひどく疲れた様子の高宮進。発酵と醸造のまち・摂田屋地区に向かい、お団子屋で長岡赤飯、新潟県で最も古い蔵元とされる酒ミュージアムで吟醸酒、発酵ミュージアムでビーフジャーキーを購入。その後、駅ビルで、新潟の代表的な家庭料理・のっぺや、鮭の焼漬け、菊とかぶの酢漬を仕入れていると、「米百俵」と書かれたあげもちのコーナーが目に入る。長岡花火の最後の打ち上げ花火が米百俵花火だった。

5. 福井駅前で恐竜の像を見上げる高宮進。仕事を終え街中に出ると、敦賀で出会った志偉と偶然再会。2人で200年以上の歴史ある酒蔵を訪れ、定番の日本酒を手に入れる。一緒に福井城址を散歩中、離れて暮らす家族のことを思い出す志偉。志偉と別れ一人になった進は、日本の三大珍味の1つとされる越前仕立て汐うにと、福井の銘菓・羽二重餅を購入。そして小鯛のささ漬、へしこのおにぎり、若狭梅酒を仕入れたら、福井セットの完成だ。

6. 上田支店を出て、ごきげんな高宮進。娘の咲からの手紙に、父兄参観で進がイケオジ選手権1位に選ばれたと書かれていたのだ。体型を維持してカッコいいパパでいるために、本日のテーマは健康。歩いて真田十勇士の像を巡り柳町通り、別名・発酵通りで350年続く酒蔵の純米吟醸酒、ゆず味噌、酒粕を使った鶏ハムを仕入れる。が、たくさん歩いて健康になった気がして、行列ができる地元の名物・志゛まんやきも買ってしまう。

7. 小松駅の近く、こまつの杜にあるショベルカーの前で見栄を切る高宮進(眞島秀和)。仕事の後、踊るような足取りで向かったのは、酒造りの神様・農口尚彦の酒蔵、農口尚彦研究所。モダンな店内に並んでいる日本酒の中から定番の本醸造を選ぶ。酒の肴を仕込みに、古い町家が残る通りを歩いていると、農口尚彦研究所で見かけた枝野ひかり(戸田菜穂)と出会う。そして、江戸時代末期創業、加賀の珍味や乾物を取り扱う店に立ち寄ると、そこにも、ひかりがいた。偶然ですねと声をかけると同じ土地を観光しているわけで偶然ではなく必然ですと笑われてしまう高宮。

8. 富山駅前の路上で立ち尽くす高宮進。路面電車で港町・岩瀬地区にやって来ると、遠くにいるトランクの男に気づく。進を居酒屋新幹線に誘った師匠に違いないと、男の後を追って入ったのは酒屋。店主に薦められて純米大吟醸を買い、富山湾展望台に行くと、目の前に広がる雄大な絶景に圧倒される。その後も、白えび天ぷら、ほたるいか粕漬、かじきの昆布〆、特選ますのすしなど、立山連峰の雪解け水が育んだ酒と肴を仕入れるのだった。師匠には会えなかったがきっとどこかで開店しているのだろう、居酒屋新幹線。
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