「窓際のスパイ」（原題：Slow Horses）は、イギリスのスパイ小説家ミック・ヘロンの同名シリーズを原作とするドラマで、英国諜報部MI5の落ちこぼれたちが送り込まれる部署「スラウ・ハウス」を舞台に、国家機密と個人の再起をめぐる人間ドラマが繰り広げられます。

イギリスのスパイものといえば007ですが、クレイグ版ボンドのシリアスさもあり、また本ドラマの主演ゲイリー・オールドマンが同じく主演した「裏切りのサーカス」のようなダークでシリアスな雰囲気がある作品。大人気シリーズも頷ける内容で、一旦観始めるとやめられない魅力がありました。

本作の魅力は、何と言ってもゲイリー・オールドマンの演技。

ゲイリー・オールドマンが演じる組織のリーダー、ジャクソン・ラムは、酒にタバコ、中年太りでお腹ぽっちゃり、人前でおならはするし、口を開けば毒舌。そんなダメ親父と見せかけて、一つひとつの行動や判断は味方もついて行けないほどの的確さ。部下を大切にし、部下に危害を加えた奴は絶対に許さない情熱的な面もある、とても魅力的なキャラクター。

そんな静と動、スイッチのON/OFFを使い分けるキャラクターですが、絶妙なのは自堕落な時の演技。

セリフがない時も何かぶつぶつ言ってたり、小刻みに身体をゆすってたり、ばかにする時の目つきとか、台本に添えられた”不機嫌に”、などのト書きを超えた行間の演技が抜群に上手く、なんならゲイリー・オールドマンを見ているだけで楽しめます。

シリーズ1は、移民を敵視する極右のグループがアラブ系の青年を誘拐し、動画サービス上で処刑すると宣言。スラウハウスのメンバーたちが真実を暴く、というストーリーライン。あっという間に見終わってしまった、素晴らしい内容でした。

次のシリーズも楽しみです😊

• #AppleTV+お試し中

まあまあです。

BLACK HOLEの忘年会スペシャルで宇多丸師匠がこれはおもしろいよ！！と言ってたのを観て視聴開始。いや〜、序盤から引き込まれる展開で目が離せない。Apple TV＋独占ということで、やっぱりレビューの方は結構少なめ。

と、そんなあなたに朗報！2025年の1/4〜5はApple TV＋の全作品が無料で開放されるらしいので要チェックですよ！！モナークレガシーオブモンスターズやパチンコも観れます😇

失態をやらかして左遷されたMI5が集まるポンコツ(だと周りから思われてる)エージェントたちのお話なんだけれど、毎話終盤に急展開が起こるのでなかなかやめられずに一気見👀

ちなみに、ゲイリー•オールドマンは本作の完結をもって俳優引退って言ってるらしいです。

スパイの裏の裏ってとこや知的な感じがするとこ含め、「裏切りのサーカス」と似てます。
自分は観ながら、自分も子供の時はFBIとかCIAになりたかったなぁと思い出してしまった笑。スパイとかかっこいいよな〜、どうやったらなれるんだろう。でもなったら、すぐ殺されそう。。(脱線)

宇多丸師匠曰く、シーズンを重ねるほどおもしろさは加速していくようなので期待！シーズン毎に6話しかない＋最新はS4、なので、年始で追いつこうと思います🍿

イギリスぽい皮肉×大人のスパイ×ポリティカル＋サスペンスものが観たい方におすすめです。