シーズン1のラストでの事件を追う刑事スンフン(ソン・ソック)と、危機的状況に何度も陥るムシク(チェ・ミンシク)をメインに描かれていく。
この作品に登場するムシクの弟分を演じるイ・ドンフィ。
彼は本当に胡散臭くて、クズな役がとても似合う。
いつもテンションが低めな役が多いし、心の内が読めないのだ。
もう一人の弟分であるサング(ホン・ギジュン)も、初めて知る俳優さんだがお気に入りキャラだ。
後半では、ムシクがどんどん孤立していき、仲間との信頼関係が壊れていき、なぜこのような事態になっていったのかと考えたら、やはり決断を一人でして、仲間に説明がなかったからなのではないか、と思った。
仲間との信頼関係が不信感となり、お金があるだけの権力者に堕ちていくムシクが哀れに感じたし、一つの行動が袂を分かつ結果となっていく展開に、前半の仲間との信頼関係が思い出され、寂しくも感じた。
最終回にイ・ジェフンが登場するサプライズあり、驚きの展開ありと、ソン・ソック作品を追いかけてきたが、ラストまでとても楽しめた。
