とにかく冒頭の15分だけでいいから見てもらいたい。この15分だけで完全に虜／トリコになりました。
ストーリーは至ってシンプルでアメリカに渡ってきた移民をある土地まで送り届ける、というだけ。
憧れ／夢を求めて旅をするが、天国に行くには地獄の道を歩まなければいけない。
音声を消してもストーリーはだいたいわかるくらいわかりやすく、あれこれ余計な事は考えなくてもいいと同時に、過酷な旅ゆえに、その圧倒的な自然の前で太刀打ち出来ずに人々がのたうちまわる事でしぼりででくるその言葉の数々は胸に刺さるし、感銘も受けました。
スリル満点、ハラハラしながら面白いと思いながら5話目まで見て、さらに過酷さが増しながらラスト2話は忘れたくても決して忘れる事はできないという事は約束します。
本当に記憶に残り続ける事でしょう。
できればイエローストーンをシーズン2まで見てらいたいけども、ぜひこのドラマを、この面白く素晴らしいドラマをいち早く堪能してもらいたい。
テイラーシェリダンといえばウインドリバーやボーダーラインがBlu-rayで何度も見返しているくらい好きな作品ですが、このドラマも両作品と肩を並べるくらい好きな作品です。
イエローストーンはあらすじを読むとなんとなくサクセッションの劣化版かな？なんて思って見始めまして現在シーズン3の終盤まで見てるけど、とても面白いし、実は日本人こそ見ておいた方がいいドラマでもある、と感じています。
現在の映画／ドラマは環境温暖化や移民問題など社会問題を扱った作品が多いですが、今後先は確実に「食糧危機問題」がテーマになる作品が多くなると思います。
いずれイエローストーンのレビューでオープニングで流れる映像がそのテーマ性が打ち出されているので、その事を軸になるべくわかりやすく説明できればと思っています。
まずはこの作品を見て、その後イエローストーンも見てもらえればなー、なんて思っています。
とにかくヒューマンドラマが止まらない、紛れもなく堂々としたHBO作品でした。
