Blue

スター・ウォーズ:アソーカのBlueのレビュー・感想・評価

スター・ウォーズ:アソーカ(2023年製作のドラマ)
4.0
これはアソーカが出るクローンウォーズや反乱者たちの知識をある程度知った上での評価点数です。
7歳と4歳の子供が自分にはいて、7歳の子供はクローンウォーズ、反乱者たちのアニメを全て見ていたので、教えてもらいながナルホドそういう事なんだね〜と見ました。

クローンウォーズや反乱者たちもアニメとはいえ子供が見る上で怖いシーンがあって嫌な思いをさせてはいけないので、最初のうちは両方とも少しは見ていました。アソーカのアクションシーンがとても印象的だったので、このドラマのアソーカはややアクションシーンはもう一つキレが欲しいかなと思ったりしました。あと最終話まで見て思ったのが、2023年に急逝したレイ・スティーブンソンの存在がとても大きかった事。
あの展開で彼がいなくなってしまったのはホントに惜しい。かなり物語のキーを握る人だっただけに見ていて残念に思いました。

単純な物語ではなくて人種の対立/分断という、現代にいまだ横たわる問題をテーマにしていたと思います。
アメリカのトランプ元大統領は保守的立場を堅持する共和党とは関係ない、自分達がファーストでそれをわからない奴らは知ったことではないという主張を繰り広げました。帝国軍側と言ったところです。

それによって差別的価値観が再び復活したかのような形が選挙や社会に出てきたように、このアソーカという物語でももういなくなったはずの提督の行方を探すというストーリーはとても興味深く見ましたし、女性で褐色肌のアソーカという人物だからこそできた物語だと思います。

シーズン2が楽しみだしマンダロリアンとどう絡んでくるかとても楽しみです。

また自分の子供にとってもスターウォーズとようやく関われた大事な作品になったみたいです。
スターウォーズの映画もマンダロリアンにしても意識した時には始まっていたし、ちょっと難解でもある。でもクローンウォーズや反乱者たちは子供達世代からしてみると、スターウォーズシリーズではアニメで1番入りやすい窓口なわけで、ようやくリアルタイムであのアニメで活躍した者たちが実写として見れるという喜びはとても大きかったようです。
いつも一緒に見ていたのですが、おかげで水曜日だけは早く家に帰って来いと電話で催促されましたw。
子供世代、中年の自分達そして親の世代と、三世代にわたってスターウォーズシリーズが楽しめるというのはちょっと感慨深いものがありました。

子供はクリスマスプレゼントと誕生日プレゼントにアソーカの乗っていたLEGOの戦闘機が欲しいと言い出しました。
フォースの使い手である妻は、ちょっと高めな値段だけど、パパは最近プラモデルと本を買う割には作ってなければ読んでもいないし、その分を我慢させてさらにパパと一緒にイカやサバ、ヒラメなど釣りに行って食費を浮かしたり、家事手伝いを頑張ってするならば、それの他にマンダロリアンの戦闘機も良いよと言ったようです。


もちろん不満なんてありません。あるわけないです。ジェダイの忠実なる僕/しもべとして、週末は北海道の寒空の下で食費をうかせるためにサケ釣りとヒラメを狙いに行くつもりです。あの枯れた砂浜が、アソーカで出てきた銀河の彼方の地にやけに似てるな、と実感する事でしょう。


フォースと共にあらん事を。
Blue

Blue