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TOKYO MER~隅田川ミッション~のmaroのレビュー・感想・評価

TOKYO MER~隅田川ミッション~(2023年製作のドラマ)
4.0
 ストーリー:★★★★★
キャラクター:★★★★★
    映像:★★★★★
    音楽:★★★★★

『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』のスペシャルドラマ。
今さらながら観たけど、やっぱりこれ面白い!

基本的にはテレビドラマ版と同じ構成で、緊急性の高い事故現場での救命活動を描いているんだけど、これがスリリングでメッチャ見ごたえある。
いや、もう絶対助かるんだけどさ、それでも「どうなるかわからない」ハラハラ感を描くのがうまくて。
専門用語をメッチャ早口でしゃべる喜多見チーフ(鈴木亮平)が、その緊急性をさらに際立たせている感じがあって、このドラマ全体の世界観は彼でもってるなと思う。

今回は音羽先生(賀来賢人)が抜けた後、弦巻先生(中条あやみ)がセカンドドクターになるかならないかっていう話もあり、彼女の中でやりたい気持ちもあるけど実力が伴っていないことへの自信のなさからくる葛藤も描かれていて、テレビドラマ版から観ていた身としては、彼女の今後を案じる要素でもあって楽しめた。

あとは、新キャラクターの青戸先生(伊藤淳史)。
ポンコツだけど、自分のやれることを探して実行するというひたむきさは好感が持てたし、最後のオチもよかった。

そんなわけで、テレビドラマ版が好きだった人は間違いなく楽しめる作品!
劇場版への伏線もあって、これを観てから映画を観に行けばよかったなと少し後悔(笑)
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