maro

ウルトラマンのmaroのレビュー・感想・評価

ウルトラマン(1966年製作のドラマ)
4.0
 ストーリー:★★★★☆
キャラクター:★★★★☆
    映像:★★★★☆
    音楽:★★★★☆

『シン・ウルトラマン』(2022)を観るために、円谷イマジネーションに入って全話視聴。
現代まで続く『ウルトラマン』シリーズの記念すべき第1作目。
小さい頃にやっていた再放送とかでちょこちょこ観ていたけど、こうやってちゃんと観たのは初めて。

いやー、面白かった!
面白かったけど、バリバリのアクションかと思いきや、実はそうでもないのが意外なところ。
「日常で起こる不可思議な現象」を科学特捜隊が捜査するというサスペンス感の方が強かった印象かな。
もちろん、悪い怪獣をやっつけるというわかりやすい構図もあるんだけど、超常現象の解決という側面もあって、妙にリアリティを感じるところも。

やっぱり、第18話の『遊星から来た兄弟』は笑えるね(笑)
ザラブ星人との戦いで、ウルトラマンがチョップしたら硬いところに当たってガチで痛がってるところ。
ここは、『シン・ウルトラマン』でもそのまんま再現されてたね(笑)
他にも、ダダやメフィラス星人など、個性の強い怪獣たちも印象深い。

あとは、当時のミニチュア技術のすごさよ。。。
CGもない時代に、よく手探りであそこまで作り込めるよね。
さすがに今観ると手作り感は感じるけれど、当時の子供たちからしたら仰天モノだったんじゃないかなあ。
スタッフさんたちの血と汗と涙の結晶と言ってもいいぐらい。

そんなわけで、日本を代表するスーパーヒーローとして、日本人なら押さえておきたい作品!
シリーズが多くて全部は追えなくても、記念すべき第1作目は観ておいて損はないかと!
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