このドラマは松岡茉優さん主演の学園サスペンスドラマ。
3年D組の担任教師となった九条里奈。無事1年が終わり卒業式当日。青空を眺めていると突如として何者かに突き落とされた。しかも腕には3年D組の文字。
自らのクラスの生徒に突き落とされた里奈は地上に落ちる寸前になってタイムリープ。何故か始業式の日になっていた。
もう一度卒業式までの1年から始まった2週目の人生。誰が自分を突き落としたのか、その犯人を探すと共にまた突き落とされないようにと生徒全員に「何でもします」と決意。生徒たちからは半ば信頼されない状態だが数々の困難に立ち向かいながらも生徒との絆を深めていく。
これは卒業式の日に突き落とされタイムリープした教師が1年をやり直し生徒との距離を縮めていくお話。
このドラマは4年前に放送された「3年A組-今から皆さんは、人質です-」のスタッフが再び集結したドラマのため1話を見る前から期待していた作品でした。
期待通り1話目から衝撃的で話数を重ねていく中でこの子じゃないな..など考察しがいのある展開でとても楽しめました。
1話目から芦田愛菜さんの長ゼリフや表情での訴え。心動かされるものがありました。現代の若者並びに大人も一度は見てみると価値観を学ぶのにとてもいいと思います。
でも中盤のまさかの展開は少し意外でした。そう持ってくるのかという感じ。
今作は芦田愛菜さんもそうなのですが後半からの加藤清史郎さんのシーン、その他の生徒全員がとても力の入った演技で毎週毎週見ていてとても見応えのある内容です。ちっとも飽きませんでした。
個人的には文化祭の話で水曜日のカンパネラの詩羽さんが椎名林檎さんの「17」をカバーして歌っているシーン。とても印象に残ってます。聴いてて震えました。
他にも魅力が沢山詰まっている「最高の教師」。最終話にやっと私は生徒に○されたの隠しが分かります。それか..と納得の終わり方。
毎週土曜日の楽しみとして見ていましたのでとてもオススメです。
私たち若者から大人の方全世代に刺さるドラマだと思います。
