にゃん

サブスク不倫のにゃんのネタバレレビュー・内容・結末

サブスク不倫(2023年製作のドラマ)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

1人目の不倫相手が私的にハマらずうーんだったがまさかのこいつがビュッフェと組んで女をVIP会員に誘導させお金を巻き上げているとは。2人目の淳弥が赤いスポーツカーでお迎えに来ちゃった感じイケメンだった。
そして淳弥は本当は、不倫潜入がテーマの本を書く為にビュッフェに登録していた。だからのめり込まずにどこか客観的にミチと関わり、沼にハマっていくミチを厳しい言葉で正しい道に戻そうとしていたのかと納得。
不倫のサブスクは現実化しないと思うけど、もし本当にあればミチのように遊びと割り切れず本気になってしまう女性もいるって事だなと感じた。旦那は不動の一位で、旦那に愛される為に不倫サブスクを使うミチの友人はすごくてかっこいいと思ってしまった。
ミチが金をせがむクズ男に沼る様子を哀れな目で見ていたドラマでした。
最後夫婦仲は修羅場を越えて修復されたのに"自分で自分自身を幸せにしたいから"と離婚届を出すミチ。そうなるともはや旦那が可哀想すぎた。笑

あらすじ
1.結婚3年目の専業主婦・鳥山未知留(佐津川愛美)は仕事で忙しい蒼(木村了)との、理想とはかけ離れた結婚生活に寂しさを感じていた。ある日、高校からの友人・青島有紀(片山萌美)の勧めで、既婚者向けの「安全な不倫」を保証しており、さらにヘアメイクやエステなど自分磨きもできるサブスクサービス「ビュッフェ」というアプリの存在を知る—。
当初は嫌悪感を示していた未知留だったが、「夫を愛しているからこそ不倫をする」という有紀の一言から夫との関係を変えたいと入会し、次第に年下カメラマンの淳弥(草川拓弥)や医者の剣太郎(堀夏喜)とのアプリでの会話を楽しむように。そして、蒼とのすれ違いがきっかけで剣太郎と初めて会うことになった未知留に、思いがけない世界が待っていた。

2.「本当の未知留を僕に見せてー」1人目の不倫相手・剣太郎(堀夏喜)の言葉が頭から離れない未知留(佐津川愛美)。夫・蒼(木村了)との冷めた関係を変えたいと『ビュッフェ』に入会した未知留は、年下カメラマンの淳弥(草川拓弥)と花畑でデートをすることに。夫を愛しているにも関わらず淳弥に惹かれる自分に背徳感を感じながらも、あるきっかけから未知留もプレミアムプランにアップグレードをして、ますます『ビュッフェ』を楽しむようになっていく。グレードの上がった男性達とデートを重ねる中、以前から大ファンだった有名Youtuberシェフの盛沢(染谷俊之)から、「僕の料理を食べてくれませんか」とメッセージをもらい、会いに行くことになる。しかし帰り際のキス写真が写真に撮られ週刊誌に載ってしまうことに。盛沢からはビュッフェマッチングを切られる。

3. 週刊誌の記者から、Youtubeでも大人気のシェフ・盛沢(染谷俊之)とのキス写真を掲載すると連絡があり、動揺する未知留(佐津川愛美)。慌てて『ビュッフェ』を開くと、“交際終了”の文字が。思わず離婚がよぎり、淳弥(草川拓弥)に相談すると月会費100万円のVIPプランならバレた時の補償が付いていることがわかる。少ない貯金からアップグレードした未知留は、数日後おそるおそる本屋にいくと週刊誌には載っていなかった。運営が動いてくれたのか。VIPプランではエステもVIPルームで、相手も名だたるセレブ達。きらびやかな世界を楽しむ未知留のもとに、“交際終了”されたはずの医師・剣太郎(堀夏喜)から連絡が。VIP会員同士となったことで、剣太郎のプロフィールの詳細が明らかになる。

4. 医師・剣太郎(堀夏喜)との密会中に、夫・蒼(木村了)から熱を出して寝込んでいると連絡がある。急いで家に戻った未知留(佐津川愛美)だが剣太郎と一緒にだった。熱に浮かされて朦朧とする蒼のそばで、スリルを楽しむ2人…。
サブスク不倫にハマるにつれて、お金遣いが荒くなり、身につけるものもどんどん派手になってエスカレートしていく未知留。
そんな中、剣太郎から病院の院長である義父との関係性や実家の会社の資金繰りが悪く、家を守るために100万円が必要だと明かされる。自分を認めてくれる剣太郎のため、お金になるものは全て売り払い、生活費にも手をつけ、さらには友人たちにもお金をせびるように。とうとう不倫相手の淳弥(草川拓弥)にも相談にいくが、家に入ると淳弥に押し倒され嫌だと反発すると"ちゃんと自分の気持ち言葉に出来るじゃん、剣太郎にも言えよ"と。

5. 妻・未知留(佐津川愛美)と剣太郎(堀夏喜)の親密そうな写真を意図的に淳弥が落とす。それを拾いショックを受ける夫・蒼(木村了)。一方、未知留は淳弥の「もっと自分を大切にして」という言葉がよぎりながらも、自分だけに弱みを見せてくれる剣太郎のため、『ビュッフェ』からローンを借り入れることに。荒れ果てた家に帰った蒼は、未知留が服もバッグも売り払い、生活費にまで手をつけていたことに気が付く。そんな中、淳弥が剣太郎の病院に突撃し、女から金を巻き上げている事を知っていると注意喚起する。

6.(最終話)
「おまえのせいだ…」追い詰められた剣太郎(堀夏喜)が、未知留(佐津川愛美)と淳弥(草川拓弥)に襲いかかり未知留は腕を怪我してしまう。
病院から戻った未知留は、初めて夫・蒼(木村了)と本心を語り合う。すべてを失い、『ビュッフェ』の夢から覚めた未知留が選んだ道は夫と離婚する事だった。そして未知留を見守り続ける淳弥は作家であり不倫を題材とした本の執筆をしていたのだった。
愛されたい、自分自身を愛したい…純粋な欲望があったから剣太郎のような男に引っかかってしまった未知留なのであった。
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