『フォールアウト4』はこんなゲームです↓
大地が核の炎に包まれて数百年。
世界は暴力が支配する弱肉強食の時代となった。
主人公（あなた）は核シェルターで冷凍睡眠から目覚めた…しかし、そのときに配偶者を失い、最愛の息子を奪われる…はたして、あなたは荒涼とした世界で生き残ることが出来るかッ…？
ジャンルとしては所謂オープンワールド系。
ボストン周辺を自由自在に探索し、クエストを消化していくタイプです。なので自由度は高め。それは物語においても同じで、複数の組織が対立する中、どの勢力に就くのも自由です。
ゆえに物語も噛み応えがあるんです。
ネタバレになるので言及しませんが、斜め上を行く展開に何回も殴られる想い。何を選ぶのも自由だからこそ、その選択肢に重みがあるんですね。
だから、没入度はハンパじゃありません。
僕も気付けばハマっていました。拠点を自由にクラフトできるのも良いんですよね。廃墟の中を素材集めでグルグルと回る…そんな感じも楽しいんです。
あと、アイテム所持量に制限があるのも地味に良し。電気回路が欲しいから電話を大量に集めたり、倒した敵の身ぐるみを剥いで武器を集めまくったり…そんなことを繰り返していたら重くなりすぎて動けなくなったり…そして、身動きできないところを襲われたり…。
本作はそんな世界観を忠実に再現。
これは是非ともゲームをプレイしてから観賞すべきです。ヌカ・コーラは勿論のこと、バラック小屋だったり、生存者が集まる集落だったり、あのガソリンスタンドだったり（系列店なのかな？）…どれもこれもがゲームと同じ雰囲気（残念ながらアイテム集めはありませんが）。
また、苛烈な暴力表現も手抜かりありません。
アタマは簡単に吹き飛ぶし、人体が欠損しても気軽に修復できちゃいます。確かにゲームでは放射能を浴びても注射を打てば回復しますからね。いやぁ。スゴい世界観です。
まあ、そんなわけで。
世界的に高評価なのも頷ける作品。
但し、それはゲームしていることが前提です。勿論、未プレイでも大丈夫ですが、没入度は高くない可能性あり。作品を十二分に味わうならば、今からでもレッツプレイ。
最後に余談として。
早々にシーズン2の製作が決まったらしいですね。これは朗報です。それが完成する前に世界が滅びないように祈っておきましょう…。
