シンパサイザーに投稿された感想・評価（★4.1 - 5.0）

A24。

パクチャヌク〜。

キャスティングにツッコミ入れてたのに日系役に日本系使わないんかい！っていうツッコミは一回胸の中にしまっておいて。ベトナム語のキャスティングでお金と時間使い果たしちゃっ…

パク チャヌクがショーランナー、ロバート ダウニー Jr.夫妻やA24がプロデュースというだけで美味しそうな匂いしかしないので観てみたが、何とも考えさせられる内容だった。

アメリカ合衆国にとって史…

最高峰。

ロバートダウニーJr.が一人何役も演じていた理由が、最後にわかる。
あれは「大尉には西洋人がすべて同じ人に見えていた」ということなのだと思った。
たぶん彼の中で

母を犯される
ことと
…

たまにベトナムへ行く。高校世界史の知識で、アカの北が親米南に勝った事は知っている。実際に共産主義のプロパガンダの看板を街でもよく見る。もちろん政治の中心は北にあるアカである首都ハノイ。でも現在のベト…

南ベトナムと北ベトナムの二重スパイであるフランスハーフの大尉(The Captain)の視点で描かれるHBO制作のリミテッドドラマシリーズ
パク・チャヌクがショーランナーとなり監督も務めているだけに…

やはり2024年のTVシリーズはリミテッドシリーズに然るべきナラティヴがある。これも『パチンコ』『将軍』等、近年ハリウッドがアジアに“発見”した物語に連なりながら、アメリカに対する批評性はより痛烈。…

西洋と東洋・資本主義と共産主義
混血児であり二重スパイである主人公は、そのどちらにも帰属する。それ故にイデオロギーは揺らぎ、民族的アイデンティティーは引き裂かれる。唯一信じられるものは幼馴染で契った…

アカデミー賞での振る舞いでアジア人蔑視と話題になったロバート・ダウニー・Jr。舞い上がっていただけの行動だったとも言われているけれど、アジア人差別が酷い現状の中、「悪意はなかった」が通じない時代にな…

　パク・チャヌク×A24ということで鑑賞。ゆっくり観たがコメディテイストながらもベトナムから描かれた「ベトナム戦争」と「アメリカ」が描かれていて良かった。しかもベトナムの中にも異なる視点「北」と「南…