BSNHK×6話

フランスで２０１８年に逮捕された犯人は、フランスとベルギーの国境付近のサンブル川のほとりで３０年に渡って犯行を続けていた
なぜ、この凶悪な犯罪が長年見逃されていたのか実在の事件をもとに大きな問題を投げかける衝撃の社会派ドラマ

ドラマの題材になった事件は1980年代から発生していたが、性暴力事件に対する無理解や社会に根づく性差別、不平等などがあり、犯人が逮捕されたのは2018年
2022年に56件の罪で起訴され54件の有罪判決が下った

サブタイトル
凶悪犯罪はなぜ見逃されたのか……
倒叙型の構成で
このサブタイトルを視聴者に考えさせながら進む
モキュメンタリー形式
そのリアリティに没入感があり
犯人や周囲の者の時間経過も違和感なく
それも評価が上がる
毎週一話見て行ったから、動画サービス等で一気見したい作品


性暴力に対する無理解、配慮のなさ、差別
そして二次的被害
見てて辛くなった
自分だったら？て
被害にあって家庭が壊れたり、精神を病んだり
被害者は今も苦しんでいる

捕まった犯人が全然罪を感じてはいないシーン
ほんとに怖かった😱
自分の家族や仲間は大切、でも他の女性は獲物
気まぐれに犯行
妻や娘は中々信じない程、良き家庭人だった
警察の身近な友達とも家族ぐるみで付き合っていた
色んな怒りや憤りを感じたが
最後に感じるのはこういう表面から分からない犯罪者がいることに対する恐怖
やっぱりヒトコワ💦

最終回のみ視聴

被害者は元より、犯人の娘がかわいそう

初めから見たいけど、どこもしてないのﾅｸ

もっと続くのかと思ったら唐突に終わった😅

時系列にドラマは進み、淡々と年月が流れ、視聴者側には犯人が明示されてるだけに迫れない捜査側に苛立つ部分も多々。
襲われた女性は人生を壊される。何年経っても怯え、決して忘れることはない。少し脚色しているとは思うが、最初に襲われたクリスティーヌを始めとして彼女たちの苦悩が描かれていたのは良かったと思う。
毎回事件に関わる人物（被害者・判事・市長など）の視点で作られたドラマはたしかに飽きないが、逆に感情移入しずらいところはあった。

逮捕が最終回で、その後のドラマはあまり描かれない。エンゾは家庭に問題（父親が妹に性的虐待をしていた、母親もおそらく黙認）などの原因は見られたが、そういったこともあまり深掘りされず終わる。欲を言えばもう少し回を重ねて各回の主役だった人たちが事件をどう感じたのかも知りたかった。