負けて、勝つ ~戦後を創った男・吉田茂~のドラマ情報・感想・評価

負けて、勝つ ~戦後を創った男・吉田茂~2012年製作のドラマ)

製作国:

3.9

「負けて、勝つ ~戦後を創った男・吉田茂~」に投稿された感想・評価

ohijapan1231

ohijapan1231の感想・評価

4.0
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こないだテレ東で鶴瓶がやったドラマとは脚本が微妙に違う感じだった。特に白洲次郎。芦田均が近衛っぽい(偏見)
nori007

nori007の感想・評価

3.5
0

このレビューはネタバレを含みます

「白洲次郎」を見た直後にこちらを見直した。
1話
日本は負けた。負けた国は男は強制労働につき、女は侵される。そして国は4つに分割統治される。。。。たしかにソ連、中国に統治されたらそうなっていただろう。
アメリカは少しはマシだったって話だ。ただしやがてくる冷戦でソ連南下の防波堤として日本が戦わされる可能性だってあるのだ。

GHQが進駐してくる時に早急に大森に米兵専用の慰安所を作る。これも米兵のレイプを避けるためだ。

ドラマ「白洲次郎」と比べると近衛文麿と吉田茂がめちゃくちゃかっこよくなっているのだが、主役なのだからまあそれはそうか。近衞文麿が岸部一徳から野村萬斎となりものすごい印象がかわる。気分の上げ下げも激しい。日本国憲法草案を提案されるが一転戦犯となって意気消沈してしまうのは同じであるが、こちらでは次郎の提案などはない。

もちろん吉田茂の側近には白洲次郎がいるのだが、どちらかと言うと次郎の役割を吉田茂がやってしまってる感じだ。天皇からの直接の文章をマッカーサーに渡す時に手で受け取らない事に文句をつける。これは完全に白洲次郎のエピソードが元ネタだよね??


2話
日本国憲法が事もあろうにGHQの手で改正されてしまう。しかしなんとしてでも天皇の訴追は防がなければならない。そんな中、選挙で勝った鳩山一郎が総理になろうという瞬間になんと追放されてしまった。。。というかこの頃から友愛とか言ってたのか。。。

もう残られたのは吉田茂以外に総理を任せられる人間はいないのでは。
ちなみに、吉田の横には白洲次郎よりも柴田達彦の方がいつもいる。

3話
吉田内閣は国民の支持を得られず早くも失脚。ケーディス大佐の後押しで芦田が政権を握るが事件により自滅。次郎の根回しもあり再び吉田内閣の復活となった

4話
突如、朝鮮戦争が勃発。日本に駐留する米兵は半島へ投入された。
するとその穴埋めにGHQより日本の警察予備隊を編成せよとの命令が下る。
しかしそれは、名前を変えた日本の再軍備にすぎない。GHQが作った憲法をやぶれと言っているようなものだ。しかもガダルカナルに若者を投入して全滅させた旧帝国軍人の服部卓四郎が指揮をとることになり、吉田は猛反発する。
このあたりはドラマ「白洲次郎」では描かれていなかった部分である。

5話
再軍備を求めるダレスと吉田の交渉の結果、軽武装、日米安保を飲むことで講話路線が決定。朝鮮戦争は38度線でワシントンは停戦協定を結ぼうとする。マッカーサーは徹底抗戦を唱えるものの最高司令官を失脚してしまう。

やがて日本独立の調印式となる。しかし日本の再軍備と日米安保は国民には隠して。。。

しかし最後の最後に、白洲次郎を裏切り者のように描いたのは大きな失望だ。この点は2020年版のドラマの方が優れている。
ちょっとくさいところもあって長くも感じるが、後半になるほど面白い。
独立に向けてたぬきじじいっぷりが増してくるにつれて渡辺謙が吉田茂になってくる。
良きにしろ悪きにしろ、日本の矛盾を抱えた独立は吉田茂以外にはなしえなかったと思わせられる。
鳩山一郎とすれ違うとこがいい。
複雑怪奇な政治の話とみせて、実はラストのこりんさんのセリフを言わせたいがための物語だったのかという、良いラストシーンだった。
改めて、マッカーサーと吉田茂が戦後の日本の基盤だったんだと。

時代は変わるもんじゃない、作るものだってさ。
dramalapis

dramalapisの感想・評価

3.7
0
坂元裕二さんだったから見た。
坂元裕二さんらしさはあんまりなかった気がします。