警視庁湾岸警察署

神田総一朗 署長(北村総一朗)
秋山晴海 副署長(斉藤暁)
袴田健吾 刑事課課長(小野武彦)


３人の上司達を部下達はスリー・アミーゴスと呼ぶ😁
ユースケ・サンタマリアさんが名付け親だとか😁

本編とは別に作られたスピン・オフ作品
その最初に作られた外伝的作品

普段は頼りなくキャリア官僚には媚びへつらい部下達はこき使う３人😁
しかし、部下に危険が及んだり侮辱されたりした、ここぞという場面では彼等に代わり矢面に立ち援護する人情味溢れる一面もある☺️

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なぜか視聴方法が限られており、ネットで本作がセットになった劇場版第1作目のDVDを購入し、視聴。

劇場版｢踊る……｣1作目の宣伝用として放送された深夜のミニドラマシリーズ。踊る大捜査線のコメディリリーフである幹部三人組"スリーアミーゴス"(通称"スリアミ")が署内の一室で繰り広げる密室会話劇。

時系列は｢踊る大捜査線 秋の犯罪撲滅スペシャル｣直後から、劇場版第1作目のクライマックスまでであることが劇中では示唆されている。

小ネタとして、シリーズではお馴染み、架空のアニメ｢ピンクサファイア｣のポスターが貼ってあったり、｢れいんぼうかすてら｣が飾ってあったりと、セットの小道具を中心に遊び心が溢れていた。

8分前後×全5話構成で、各エピソードはスリアミによる会話→固定電話の着信を受ける課長→彼からの伝達に驚く2人→映画の予告編→｢踊る大捜査線が出来るまで｣(虚実入り交じったドラマ制作の裏話)で構成されている(後に｢深夜も……｣シリーズのお約束となるダイジェスト演出はこの時点ではない)。

内容としては彼らのユルい無駄話がひたすら続く。

課長の娘がノストラダムスの大予言にハマっている話や、署内の経費削減のアイデアについて、署長が"猟奇殺人事件"の意味を教えてもらったり、接待の相談をしたり、部下の責任をとって辞表を出すか否かを悩んだり……。

最終回では、踊る大捜査線のスピンオフ企画ゆえか、(劇中には登場しない)シリーズ主人公・青島刑事を強く印象づける展開もあり、興味深かった。

また、個人的には、しれっと古畑任三郎を思わせる演出(視聴者に語りかける課長)が差し挟まれているのも面白かった。

印象に残ったのは、おまけ的エピソードである｢踊る大捜査線が出来るまで｣の部分。

こちらは｢スリアミのもとに亀山プロデューサーと脚本家・君塚さんがやって来る｣という、ドラマ制作時の取材を模した内輪的なメタフィクションコントになっていた。

実際の配役に対して、スリアミが反応をする場面があるのだが、これが中々に珍妙。

スリアミを演じている俳優陣が、自虐的に3人(つまり彼ら自身)のイメージを語る場面が特殊で面白かった。

ちなみに、本作の演出補を務めたのは、羽住英一郎さん。

のちに『海猿』シリーズや実写版『暗殺教室』前後編などでフジテレビ映画に多大な貢献をする人物でもあり、それを思うと感慨深いものがあった。

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