にゃん

ホクサイと飯さえあればのにゃんのネタバレレビュー・内容・結末

ホクサイと飯さえあれば(2017年製作のドラマ)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

上白石萌音のエア食レポがうますぎて、演技力の高さに改めて気づいた。
美味しいご飯の作り方も分かりやすく真似しやすく紹介していたので今度やってみたいと思うものが多くあった。

友達が縫いぐるみのホクサイしかいなかったブンだったが、友達が出来て良かったねって展開。
凪くんがいつでも入ってこれるような無防備な戸締まりなとこが結構気になったがまぁそこはドラマだし良いのか。


ストーリー↓
1
ブンこと山田文子(上白石萌音)は、ぬいぐるみのホクサイ(声・梶裕貴)だけが話し相手という、一風変わった女子大生。 
ある日、商店街へと出かけたブンは、食材や台所用品を買い集め、気づけば残金が67円に。さらには空腹に襲われ街をさまよっていると、パン屋でパンの耳をもらっているコミュ力抜群女子・ジュンこと有川絢子(池田エライザ)と出会う。じっと見つめるブンにジュンは微笑みかけてくるが、逃げ出してしまう。100均の値引きで買ったサンドイッチをアレンジする為、土手でマヨネーズを作っていると再び絢子に出会う。ブンの作ったサンドイッチに魅了されパンの耳を半分くれた絢子。2人は友達になるのであった。

2
美術科に通うブン(上白石萌音)は自宅でデッサンに取り組んでいたが、空腹と画力のせいで、描きかけの自画像が肉団子に見え始め、頭の中はすっかり「肉団子モード」に。ジュン(池田エライザ)からのランチの誘いも振り切り材料の買い出しへ。だが、自宅へ戻ったブンが目にしたのは、誰もいないはずの居間でくつろぐ、謎の少年・凪の姿だった。焦るブン、ビビるホクサイ…!ブンは凪と共に料理して一緒に食べることに。1人ではない料理も食事も楽しいと気づいたブンなのであった。

3
課題の出来が悪く教授に呼びだされて憂鬱なブン(上白石萌音)は、「魔法を仕込む」のだと、早朝から牛すじ仕込みを始める。「慰めてくれる恋人を作るべき」という、ジュン(池田エライザ)のアドバイスにも耳を貸さないブンだったが、予想通り教授からお説教をされ、さすがに凹む。デッサンの練習で偶然出会った新米教師・柑田川永太郎(前田公輝)にモデルを頼むこととなり、ホクサイは「もしや恋の始まりか!?」と色めき立つがブンには牛すじカレーに気を取られてそんな気はさらさらなかったのであった。

4
授業中に居眠りしたペナルティで、課題を言い渡されたブン(上白石萌音)はデッサンのモチーフとして、かぼちゃや玉ねぎを大量に持ち帰ることに。さらにバレンタインの友チョコ代わりにお菓子を作って欲しいと、ジュン(池田エライザ)から落花生を押し付けられる。さっそく料理に取り掛かるが大失敗…。それでもホクサイ(声・梶裕貴)と凪(桜田ひより)が見守る中、なんとかリカバリーしようと奮闘。
誰かの為に作る料理も楽しいねって回。

5
些細なことで母親(声・斉藤由貴)と喧嘩をしてしまったブン(上白石萌音)。ホクサイ(声・梶裕貴)は、早く仲直りをするよう言うが、ブンは絶対謝らないと意地を張り、モヤモヤした気持ちを静めるため「今が旬」の卵を買いに行く。ようやくいつもの調子を取り戻すが、いたずらをしかけた凪(桜田ひより)のせいで大切な卵が割れてしまい、ブンの機嫌は再びどん底に。見たこともないブンの表情に凪は焦り卵を買いに走る。凪は卵に加えて三つ葉を買ってくる。親子丼へと早変わり。親と子はいつも一緒だねって、仲直りする為にブンから母に電話するのだった。

6
大学のカフェテリアで、ジュン(池田エライザ)が幼馴染のろーちゃんこと柑田川永太郎(前田公輝)に一目ぼれの相手がいると知って焦り、手編みのマフラーをプレゼントするのだと毛糸と格闘している姿に憂いを感じるブン(上白石萌音)。だが、ブンも「冬の景色」のモチーフを見つけられず悩みの真っただ中…。母から送られて来た荷物の中に、「土鍋」を発見。「これで『冬』が描ける!」と翌朝、早起きして調理を始めるがそこに一晩中土手にいた永太郎とジュンがやってくる。早起きして作った味噌煮込みうどんは2人に食されるのであった。

7
ある日突然、ジュン(池田エライザ)が「料理を教えてください!」と、ブン(上白石萌音)に頭を下げる。最近元気のないろーちゃん(前田公輝)のために、手料理を作って励ましたいというのだ。食べる専門だったジュンの健気な決心に心打たれたブンは、さっそくジュンを自宅に招いて指導を始める。しかし、包丁を握ったことすらないというジュンの腕は壊滅的。分量を量ることもままならないジュンを指導するうちに、思わず手伝ってしまう。しかし自分で作りたかったと拗ねるジュン。そんなジュンのためにセルフロールキャベツを伝授。ジュンはろーちゃんに無事手料理を振る舞えたのであった。

8 最終話
今夜は一家が上京して山田家恒例の餃子大会の日!朝からご機嫌で餃子を仕込むブン(上白石萌音)。しかし大学でジュン(池田エライザ)の片思いの相手「ろーちゃん」(前田公輝)のことを「どうして隠してたの?」と攻められたブン。思わず黙り込んでしまい何も言えずに自宅に戻り「親友を作るなんて無理だった」と諦めモード。しかしその時、いつもはツッコミを入れるはずのホクサイ(声・梶裕貴)に異変が。ホクサイが喋らなくなってしまい、凪の記憶からもホクサイが消えてしまった!と思ったらそれはホクサイの作戦。料理はみんなで食べた方が美味しい等魔法をかけてくれていたのはホクサイだと気づいたブン。ホクサイはブンに仲間の大切さを気付かせる為に沈黙していたのだった。

ホクサイと飯とみんなさえあれば。
そう思い直したブンなのであった。
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