ゆかちん

デアデビル シーズン2のゆかちんのレビュー・感想・評価

デアデビル シーズン2(2016年製作のドラマ)
3.5
シーズン1は、マットかっこいい!て思ったけど、
シーズン2は、マットだめだめやん!て思った笑。
ヒーローとしてもやし、弁護士としてもやし、元カノ今カノとの間に揺れ動くところが特に。
おいおい、てなった笑。

そう考えると、フォギーめっちゃいいやつやな。
一番真っ当な人かもしれない。
もしかしたらMCU全体で考えてもトップレベルの良心キャラかも。


全体的には、パニッシャー問題にエレクトラ〜ハンド(ヤミノテ)問題が同時進行で、かつ別の問題なため、過多気味・盛り込みすぎかな〜と。
パニッシャーに関しては、デアデビルはブラックスミスが誰かわからんまま終わったし笑。
エージェントオブシールドみたいに、違う問題かと思いきや繋がった!とか、前半後半とかに分かれる、ていうのではなく。
ドラマやいうて、そんな綺麗にわかりやすくなるわけちゃうってことなんかもやけど、モヤっとしちゃったかな。

でも、今作はパニッシャーの登場で、より「正義とは?」というものが突きつけられたなぁ。

マットの
悪人でも小さな良心を持つ可能性があるなら殺さず生かすべき。
VS
パニッシャーの
悪人には改心の余地なし。更なる犠牲者を出さないためにも殺すべき。


私個人的にはマットの主義を信じたい。
現実世界では特に。
でも、このドラマに出てくる悪人は、殺すのもやむなしな人も多いからパニッシャーくらいやってもいいのでは…とか思ってまう笑。
特に、生かしたせいで罪のない人が新たに死んでしまうとしたら、殺しとけば良かったんじゃ…てなるよね。

でも、だからといってパニッシャーに裁きの権利があるかといえば違う。
だから、法律に基づいて罰するというのは正しい。

でも、このドラマの世界だと、その司法を司る人たちも刑務所の看守も悪人に買収されてたりするから、そこが機能してないなら意味なくない??てなる笑。

マットの主義を貫いてほしいし、そういう世界であってほしいとは思うけど、
パニッシャーが銃を撃ちまくったり、バッサバッサ悪人を殺していく姿をカッコいいと思ってしまうところもある笑。

これは、パニッシャーの描き方、そして、ジョン・バーンサルのおかげだろうな。

パニッシャーがめっちゃかっこよかった。。
そりゃこれみたら単独作品作ってよ!!!てなるね笑。
全て正しいとは思わないけど、彼の中の善悪はしっかりしてるのと、危害は加えないようにするところ。
ブラックスミスの最後言いかけた言葉とかの謎も残ってるし。

パニッシャーが、最後屋上でのデアデビルを援護射撃したところ、かっっっこいっってなった。
後は任せると小さくうなづいたり、また会おうと呟いて去るところとか!!
かっっこいっっ!


しかし、ブラックスミスにブラックスカイって、ややこしいな笑。

エレクトラに関してはヤバい女感満載!
人を殺すこと楽しんでる。
暗殺者として育ったとか背景もあるけど。
なかなか危険な恋愛をしていたんだなマットは…。

シーズン1ではスティックより上の人がいそうだったけど、スティックがトップなのか?

街のゴロツキ相手のデアデビルの世界では、ハンドの部分は少しスケール感が違う気がする。。
ハンドはヒドラみたいだなぁ。

しかし、ハンド、不気味な組織やし、毒付き刀や弓矢を使うし、人数多いし恐ろしい…はずなんやけど、みんなカタコトかつ棒読みの日本語やから、日本語を話すところになると弱々しくなる。。怖さ半減…。。
他の国の言葉を話すシーンも、母国語の人たちはこういう感じを受けるのだろうか。。
あと、刀の殺陣が、なんというか雑い。
やはり時代劇の技術は残すべきやで。

あと、蘇生ってw
や、わかるけどw

そして、忍者や蘇生の世界観は、デアデビルの世界からしたら、トーンが浮く。
ノブ、ボスの割に最後見せ場なかったような。。
シーズン1の方が忍者感あったけど。
という、日本人だからかこその変な拍子抜けと、
変な違和感を感じた。

まあ、ヒドラもあってアベンジャーズの闘いがあって宇宙人も来た世界観だから、ハンドくらいいてもいいんだろうけど。
さすがにデアデビルの闘い方では、ハンドみたいな敵には敵わないんじゃ?と思った。
いうてマットは普通の人だからなぁ。

まあ、ディフェンダーズに行くための話なんだろうけど。

だから、なんというか、変な浮き感もあったかな。。。


フィスクの憎たらしさが増してた。
嫌だな〜。
なんか、自分の意地にしがみつく情けない悪人になり下がったというか。


カレン、シーズン1より良かったけど、なんだかんだで暴走。

マットとフォギーとカレン、この3人じゃないと、みたいなこというてたけど、この3人、情報共有しなさすぎ。
チームだ!みたいに言うけど、全然あかんやん。。
マットはデアデビルの部分を隠したいてのはわかるけどさぁ。
せめてフォギーには言うてもいいんちゃうか?
巻き込みたくない心配させたくないてのはわかるけど、それはチームちゃうやんって。
カレンも。まあ、止められるのが嫌なのもあるんかもやけど。

なんか、このシリーズはそういうの多いな〜。

あと、カレンの最後の記事の文、なんだかなーー。

検察官とかはパニッシャーの罪じゃないてことはみんなに説明されたのだろうか?
いくら陥れたとしても、検察官や検視官を殺すのはあかんと思うねんな〜。そこ違うてのは言うてほしい。
真実を!


という、モヤモヤと盛り込み過ぎと、マットなんやねんなっていう部分はあったけど、パニッシャーかっこよく描いててよかった!てのが感想になりました。

そして、あの神父様の話聞けるならあの教会行きたいと思った笑。

あ、あと、マットのキスはえろい。
ゆかちん

ゆかちん