にゃん

ドラゴン桜のにゃんのネタバレレビュー・内容・結末

ドラゴン桜(2021年製作のドラマ)
3.1

このレビューはネタバレを含みます

東大受験の時、周りと少し変わっていて試験中も常に揺れてしまうことで隣と後ろに座っていた男子生徒に目を付けられてしまう。
休憩時間中、虫を観察して遊ぶけんたに男子生徒2人がつっかかるが、それを止めに入った藤井くんのけんたへの優しさに涙。元々はけんたのような子をバカにする側の性格だったのに。専科は人間的にも成長させてくれたのだなと。
けんたは合格、けんたを助けた時に右手首を負傷した藤井は不合格となってしまう。しかし、けんたを助けたことを後悔はしていないと、また来年東大に挑戦することを決める。

天野が配信するYouTubeの、アンチコメントへの弟と母からの匿名での応援コメントも素敵。言わなくても天野が気づくあたりも良い。
天野も無事合格。

合格発表の会場でのシーン。
専科に入ったヤンキー2人も発表会場に駆けつけていて、けんたが例の男子生徒2人に"お前だけ受かりやがって"と突っかかってくるやつを黙らせるシーンも涙。
"お前らも受かったのか?" "(首振り)""だろうなあ!!!嘲笑"のやりとりが好き。
ヤンキーって一見怖いけれど、凄い仲間思いなところにグッとくる。

菜緒は東大には落ちてしまったが、共通テストの時に青学へも出願を出していた。そこで青学には合格していた為、東大には落ちたけれど青学へ進学することに。

他の楓、瀬戸、けんたのいとこちゃんも合格。


一方学校の存続問題だが、
桜木の元教え子の坂本と米山が岸本先生側についていたことで、リゾート開発への地元民の賛成票を金で買っていた事が暴かれる。よって学校は存続を保つ事が出来ることになったのだった。
そもそも、米山は岸本に対して大きな恨みを抱いていた。米山が受験生の時、"お前は東大に落ちる"と桜木を名乗ってメールを何通も送っており、自信を喪失した米山は自殺未遂をしてしまっていたのだった。大人になってから坂本と調べた結果、送り主が岸本だと知る。そこから岸本への復讐劇は始まっていたのだった。

一方桜木は学校から去ることを決める。
桜木がこのあとどうなるのか知りたかったなという気持ち。

最終話は何度も何度も込み上げてくる感動シーンがあって良かった。受験って青春だよね。

最終話、シーズン1の桜木の生徒たちが次々と桜木の元に来るので楽しかった。山Pは米山の自殺未遂の件の真相を桜木にメールで送ったところでの、声のみの出演だったところがちょっと残念だった。

しかし、あの頃の生徒たちが今こんな大人になってこんな職業について…ってリアルに感じれて良かった。

ただ、脚本内容にもう少し濃いものを期待していたのもあり、受験生の参考になるほどのドラマではなく、シーズン1のその後的な感覚で見るべきドラマかもしれないと少し残念だった。

1
元暴走族の弁護士・桜木建二(阿部寛)が落ちこぼれ高校の奇跡の再建を実現させてから年月が経ち、時は令和。偏差値32で経営破綻寸前の龍海学園で、教頭・高原浩之(及川光博)が桜木による再建案を提案するが、進学校化に反対する理事長・龍野久美子(江口のりこ)と対立していた。桜木、そして彼の元教え子であり法律事務所で一緒に働く弁護士の水野直美(長澤まさみ)は東大合格者を出し、学園を再建させるべく奮闘する。

2
龍海学園に東大専科が設立されるが、理事長の久美子(江口のりこ)は桜木(阿部寛)のやり方が気に入らず、2人の対立が激化する。そんな中、東大専科には弟に劣等感を持つ天野(加藤清史郎)に続き、飽きっぽい自分を変えたいという菜緒(南沙良)もやって来る。水野(長澤まさみ)は2人の加入を喜び、さっそく学力テストを行うのだが…一方で、大学推薦をかけた大会を前に、バドミントン部エースの楓(平手友梨奈)が膝に怪我をして全治2年となってしまい、その悔しさを払拭する為に東大専科へ入ることを決める。

3
東大専科に天野(加藤清史郎)、菜緒(南沙良)、楓(平手友梨奈)に続いて、学年最下位の瀬戸(髙橋海人)も加わった。中学レベルの問題に苦戦する4人に、桜木(阿部寛)はSNSを活用した勉強法を打ち出す。
一方、久美子(江口のりこ)は対抗して「難関大コース」を新設し、学年トップの藤井(鈴鹿央士)を引き入れる。専科を見下す藤井が桜木に反発し、両クラスは勝負することに。負けた方のクラスは即廃止。負けたのは藤井だった。藤井は難しい言い回しの論文を書いたことで要点が抑えられなくなってしまったのだった。

4
学校を休む瀬戸(髙橋海人)を心配する東大専科の仲間たちに、桜木(阿部寛)は勉強に全集中するように告げ、ITを活用した勉強法を伝授。その裏で、瀬戸は闇金から店への嫌がらせを隠そうとしていたが、ついにその窮状を桜木と水野(長澤まさみ)に知られてしまう…一方、専科のことを知って抗議しに来た菜緒と天野の母親に、桜木は「受験生の家庭の10カ条」を打ち出し、更にある伝説の特別講師を呼んでいた。

5
東大専科は桜木(阿部寛)が招いた数学講師・柳(品川徹)によるスパルタ授業が行われていた。一方、専科に負けたことを引きずる藤井(鈴鹿央士)に、理事長の久美子(江口のりこ)が再度専科との勝負を提案。クラスの存続を賭けて、2週間後に大学入学共通テスト形式で行うが、水野(長澤まさみ)は実力の差があり過ぎると訴える。そこで桜木が打ち出した秘策はまさかの“マジカルバナナゲーム”。語彙力を増やすためのものだ。更に専科に5人目の生徒がやってくる。

6
東大専科の勉強合宿が始まる。麻里(志田彩良)は健太(細田佳央太)に付き添い、専科との勝負に破れた藤井(鈴鹿央士)もやってくる。初日、桜木(阿部寛)が驚きのカリキュラムを発表。受験に向けて最適な食事、生活習慣などあらゆるメソッドを学ぶ一同。藤井、麻里の存在もまた専科に"自分もやらなきゃ"という気持ちにさせる影響を与えていた…更に桜木はくせ者の国語講師を招く。東大合格に向けて着実に前進しているかに見える彼らに不穏な空気が漂っていた。

7
東大専科の7人に、東大模試で合格見込みがない者はクビだと告げられる。桜木(阿部寛)が出したあまりに高いハードルに、生徒たちも水野(長澤まさみ)も不安に襲われる。模試に備え、個性全開の英語特別講師によるシャドーイングダンスの講義が始まる。更に桜木は「東大模試6カ条」を授けるが、菜緒(南沙良)と天野(加藤清史郎)は焦り、追い詰められていく…。結果はE判定が4人。しかし桜木は誰もクビにするつもりなどなかったのだった。
その頃、先代理事長・恭二郎(木場勝己)らが学園の売却計画を進めていた。

9
運命の共通テストまで残りわずか。特別講師陣と共に追い込みに入る生徒たちに、桜木(阿部寛)は「共通テストの心構え5か条」を授ける。そしてついに迎える決戦の時。結果、瀬戸(髙橋海人)ら専科生徒たちは東大二次試験への切符を手にすることに。勝因は瀬戸は文系二科に変えたことだった。一方、水野(長澤まさみ)は学園売却を阻止する方法を必死に探っていた。

10 最終話
東大2次試験が迫る中、桜木(阿部寛)らは絶体絶命の危機に。高原教頭(及川光博)の裏切り、更に買収に加担した坂本(林遣都)と米山(佐野勇斗)に水野(長澤まさみ)は心を痛めていた。共通テストの結果を受けて藤井(鈴鹿央士)は理数系が弱くとも文系には変えない決意を桜木に伝える。専科から離脱した瀬戸(髙橋海人)だったが、"来年が本番だ"と模擬試験の気持ちで東大の試験に挑む。 
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