真田ピロシキ

生存者たち シーズン2の真田ピロシキのレビュー・感想・評価

生存者たち シーズン2(2010年製作のドラマ)
2.9
伝染病による文明崩壊もの。登場人物に味があってイスラム教徒の少年や同性愛者の女性などポリティカルコレクトネスという言葉がアジアにまで膾炙する前から今日的な作品作り。ムスリム少年と仲良くなるチャラい兄ちゃんが好きだった。極力ステレオタイプにならないようしていると感じた人物描写で。主人公が何でこの人なの?と思うのも、この手の作品におけるありがちさを避けていたのだと思う。でも母性は強しで押し切るのはやや陳腐。

最後は酷すぎる打ち切り。完全に話の途中。これに腹が立ってその後しばらくは海外ドラマなんか2度と見るか!と思い実際数年離れてたw 今お気に入りのZネーションも最後はこんな風に打ち切られそうなんだよなあ。宇宙人も未来人もゾンビも伝染病も怖くない。怖いのは打ち切りだけだ。