遂に！見てしまった…！
絶対にかっこよすぎて抜け出せなくなるから、とずっと先延ばしにしていた本作、遂に鑑賞しました…！
エジプトのホテルでナイト・マネージャーとして勤めるイギリス人で元軍人のジョナサン（トム・ヒドルストン）は、地元の有力者の愛人ソフィーと親しくなり、彼女からある情報を渡される。
それをイギリスの情報部に通報し、ソフィーを匿い逃げるも、彼女は殺されてしまう。
数年後、その黒幕であるローパー（ヒュー・ローリー）と出会い、かつてソフィーの助けを求めた情報部のアンジェラ・バー（オリヴィア・コールマン）に連絡を取り、本格的にローパーの元へ潜入し、スパイとなることになる。
というお話。
はぁー、もう、色気にヤられた…終始溜息…
知ってた、知ってたけど、本当に色気の塊なんだよ、トム・ヒドルストン…！
お声もお顔も鍛えられた体もスタイルも、パーフェクト過ぎて…何回か観てる間に殺されたと思う、わたし。
なので、トムがお好きな方はやっぱり観ないといけない作品でしょうね、うん。
よく出来ていると思うけど、他の方も言うように、トム演じるジョナサンが、最初はソフィー、その後、最近『TENET』で一躍話題になったデビッキ嬢演じるローパーの愛人ジェドとも惹かれ合っていくわけだけど、どんだけ美女に弱いんだって話(´°ω°`)
（ちなみに、個人的にはTENETと本作のデビッキの役柄はとてもかぶってしまったなぁ。TENETの方が頑張ってたけど…初めて彼女を認識したのはUNCLEだったから、強い役も似合うはずなんだけど。）
バレそうでバレない、緊迫感の続く構成は素晴らしいし、ロケーションも素敵なところが多いから観ていて飽きることはない。
だけど、登場人物たちになかなか感情移入出来そうになくて、こちら側もただ傍観して楽しむような作品になってしまっていた。
本作でヒュー・ローリー、トム・ヒドルストン、オリヴィア・コールマンの三名はゴールデングローブ賞をそれぞれ受賞、素晴らしい。
確かにそれに関しては納得のいくものだった！
キャラ設定や話数の短さから、恐らく描ききれなかった部分が多かったのかな、と。
オリヴィア・コールマン演じるアンジェラ・バーがなかなか熱い人で賢くて良かったけど、妊婦さんな役どころはあまり活かされてる気がしなかったし。
ちなみに、ローパーの息子役、『クワイエット・プレイス』『ハニーボーイ』で注目を浴びている子役、ノア・ジュプくん！
可愛かった〜♡！
あと、GOTのエドミュア・タリーの人やPotCのベケット卿の人なんかも出てて、映画やドラマ好きには嬉しいポイントかも。
なかなかに濃厚・濃密な雰囲気を纏いつつも、淡々と進むので、案外観やすい作品でした。
質がいい、と思ってしまうのは、トムの色気からくる贔屓目だと思うけど、デビッキ嬢の透き通るような美しさや、前半の見映えするロケーションもあって、上品に見えるのも一種の手法な気がする𓅪˒˒
