・ジャンル
ホラー/オムニバス
・あらすじ
人気急上昇中のグラビアアイドル、真鍋ユキはアパートで一人暮らしをしているが近頃、不穏な出来事に悩まされていた
目覚める度に首に付着したスス、ケータイに残された身に覚えのない卑猥な予測入力、ケータイの写真フォルダを埋め尽くす無数のティッシュの写真…
不安を感じた彼女は同業者で親友の杏奈を自宅へ招き入れるのだが…
本作は彼女の様に奇妙な出来事に遭遇した人々を描いた短編ドラマ集である
・感想
人気ホラーシリーズ「トリハダ」の姉妹番組として同じ製作陣に手掛けられた一作
心霊、オカルト、ジャンプスケアを排除した世界観は本作でも継承されている
姉妹番組ではあるけど実質「トリハダ」の延長線上にある作品なので世界観自体は悪くない
だけど全体的に焼き直し感が強く先が読めてしまうエピソードもあって「トリハダ」ほどの厭さも感じられないのが微妙だったかな…
サイドストーリーの主人公が谷村美月から橋本愛にバトンタッチされたのはそこまで気にならなかったけど
ただグラドルっていう設定と容姿がかけ離れ過ぎてるんだよな…w
そんな中でも割と好きだったエピソードは「トリハダ5」の赤い服の女を連想させる第一話「接触」、第二話「暗示」、第五話「不在」の3つ
特に「接触」のコンビニ店員の絶妙な不気味さや「暗示」の母親の生魚食いの気持ち悪さは印象的だった
「不在」に関してはサイドストーリーとも繋がっているのが「トリハダ」の遺伝子を感じて良かった
それだけに悪い意味で謎を残すエピソードもあったのは少し気になったかな…