ももさく

古畑任三郎 FINAL ラスト・ダンスのももさくのレビュー・感想・評価

3.0
古畑任三郎風の鬼警部ブルガリ三四郎と言うドラマが成功したのは本物の古畑任三郎からアドバイスを貰ったから。そんな古畑任三郎を打ち上げに招待した脚本家の加賀美京子(本名→大野かえで)。彼女には双子の姉もみじがおり2人で合同で仕事をしている…。

出演者→田村正和、西村雅彦、松嶋菜々子、小日向文世、石井正則、松金よね子、近藤芳正、菊池均也、義田貴士他。

2回ほど鑑賞した作品ですが深夜にやっていたので久々に見てみました。

どんなに見た目や声が似ていても内面は全然違うのだから、分かる人には分かるよなーと思う。興味がある事が違えば頭の中に入ってる事も違う訳だから。

古畑がかえでに、かなり押されてて言いなり感?巻き込まれてる感を強く感じたし、グイグイいく女性に古畑は弱いのかなって感じましたね。まぁ美女ってのもあるかもしれませんが。女性の私が見ててもちょっと引きますけど。

口紅の拭き取り、黄色いコート、静脈センサー、ピエロのピンキー、水槽、鏡、ラストダンスダンスはわたしに、も印象的。

今泉演じる西村雅彦「家族はつらいよ」シリーズではモラハラ夫で好きになれんが古畑任三郎シリーズではすっとぼけててかなり好きなキャラ。走る実験も後輩の西園寺が仕切ってて使われる感じが面白い。

松嶋菜々子美しいですね、特に唇に色気がある。思い出のマーニーで弱弱しい過保護な母親の声を演じていたから色んな役を演じれる方だなぁとこの作品でも思いました。

派手さと地味さ。地味な人が派手な人を演じるとボロが出る役をうまいこと演じてましたね。

双子とか女同士とかだと、こんなイビツな関係な事もあるんだろうか?かなり見下した言い方とか仕事だけで不仲な感じとかは見てて不快でしたね。

「そういうところでお里が知れるのね」

ただの抱擁じゃん!って思ったけど最後までちゃんと見ると、いい終わり方でした。