maro

シャーロックのmaroのネタバレレビュー・内容・結末

シャーロック(2019年製作のドラマ)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

えええ。。。
この終わりマジかよ。。。
ひでぇ、、、っていうドラマ(以下、ネタバレあり)。

『シャーロック・ホームズ』を題材としたドラマで、ディーン・フジオカと岩田剛典が事件を解決していく探偵モノ。

1話完結かと思いつつ、3話あたりから微妙に「守谷」という人物を追う話になってきて、第8話から最終回まではけっこう繋がってる流れ。

なお、守谷とはこのドラマの中で起こるあらゆる事件を引き起こした黒幕、、、とかではなく、単に第3話に出てきた地面師グループのボス的な存在で、あまり他の事件と関わりはない。

相変わらず表情が一切変わらないディーン・フジオカだけど、逆に探偵という役はハマっていたし、ドラマの流れもオーソドックスで悪くないかなと思ったものの、、、最後がかなり残念だった。

ずーっと存在が隠されていた守谷。
最終回にしてようやく出てきたけど、本物かどうかはわからず。
しかも、初めましてなので、3ヶ月観てきた身からすると「誰だおまえ」感。

それでいて概念的なことばかりのたまう意味プー野郎なので、なんというか、ここまで彼を追ってきた割にかなり拍子抜けなのだ。。。

さらに残念なのは、そもそもディーン・フジオカが彼にこだわった理由も、作中では明示されず、本人も「わからない」と言い出す始末。
伊藤歩に「ただ刺激が欲しいだけでしょう?」と言われて、「そうかもね」と。
動機弱すぎ(笑)

ラストは守谷に引っ張られて海に落ちてそのまま行方不明に。。。
しかし、あんなところから落ちて死ぬことはまずないし、普通すぐ見つかると思う。

これで終わりなので、まったくもって締まらない最終回だった。
脚本、井上由美子さんの回もあったのに、総じてハマれなかったな。。。

ちなみに、来週『特別編』があるみたいで。
それならもう普通に来週が最終回でいいじゃないか。
なんでレギュラー放送でカタをつけないんだろう。
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