地方新聞とネットニュースで虚報や誤報の話。
メイクニュースというのを初めて聞いた。
メイクニュースでバズって誤報が一人歩きするんだろうな。
紙ベースの新聞って今後なくなっていくのだろうか？
誤報や虚報で人生狂わされた人はどこに怒りをぶつけていいか解らないよな。
民放では放送されないテーマだよね。こういう骨太ドラマ好きです。

武器を作る人間と、
それを使う人間の、
どちらのが罪が重いのか。
人の善意は対抗できるのか。

松田龍平と松山ケンイチというキャスト2人だけで観ると決めた作品だったけど、良作でした。

地上波ではあまり見かけないコンビだからテレビで観られるの嬉しいなと思ったけど
長塚京三とかイッセー尾形とか脇役まで良い役者が揃っていて見応えがありました。

でも、びっくりさせられたのは小芝風花ちゃん。難しい役をこなしていて驚かされたなぁ。

そして、たぶん印象的だったのは、筒井道隆のああいう役。
たぶん印象的、というのはああいう感じの筒井さんが夢にまで出てきたから。
しかもこれが結構悪夢。
もう、筒井さんやめてよ〜笑笑


フェイクニュースが蔓延る世になると、
むしろ真実をちゃんと伝えるメディアが価値を持つだろうと、
大学の先生が言っていた。

真実のちゃんとちゃんと報道するために、人もお金も時間もかけて調査してくれる。そういうメディアで働く人たちにすごく感謝をしようと思った。

ネットで、ただ面白がるだけの記事が出回る世の中では無くなりますように。

楽しみだ！・・大好きな俳優松田龍平主演ドラマだ。


今日（10月27日）NHK-BSプレミアムで来る11月3日から始まるこのドラマの放送直前スペシャルを鑑賞した。

面白そうだぞ！地方新聞記者が誤報を書いてしまう・・何故⁉︎・・真実は⁉︎何が隠されているのか。

とても骨太なドラマになりそうだ。

原作は塩田武士の吉川英治文学新人賞を受賞した同名小説です。


#01 「虚報」
轢き逃げ事件の犯人に繋がる記事を誤報してしまった主人公の沢村・・新聞記者は誤報に関して一生背負っていかなくてはならないものなんですね・・如何にフェイクニュースはひとを傷つけるのか⁉︎

重いスタートで始まりました。

#02 「職業は記者」
雅彦の父の同僚だった垣内が自殺した！・・胃がんだったが真相は謎である。

垣内の遺品整理に雅彦と父の同僚だった相賀がする事になるが・・父の死の隠された真相、その場に居た新神奈川日報の桐野！

益々混迷していく登場人物たちの関係が報道の真実とは何か⁉︎に向かって揺れ動く。

面白い！面白い！最近の📺ドラマの中では秀逸である・・あぁ~来週が待ち遠しい。

#03 「霧の中」
虚報は桐野が仕組んだものだった・・雅彦は真相を知る為桐野の居場所を探して彷徨う。

父親の同僚で自殺してしまった垣内には秘密が隠されていた・・サラ金に多額の借金があった！・・何故？

ストーリーは益々混迷を深めていく。

#04 「共犯者」
垣内の自殺の真相を追う相賀はひとりの女性に辿り着く・・その女性は垣内が書いた誤報記事の被害者だった。

その女性も既に亡くなっていた・・火事で亡くなっていたのだが、放火の疑いがあると政彦が掴んでくる。

何処までも疑われた傷つき・・たったひとつの誤報で人生を狂わせられた人がいる。

#05 「逮捕」
敦子の夫を轢き逃げした犯人が逮捕された・・それを知った政彦は社会面トップで載せて欲しいと記事を書くが編集会議で反対されるが・・政彦は熱く迸る新聞記者魂を魅せる。
遠くから敦子を気遣う政彦そして三反園が好い・・松田龍平、松山ケンイチが好い。

#06 「たからもの」
政彦は元彼女で同僚だった美沙から盗撮事件が新聞報道されてない事を尋ねられ不審を懐く・・事件背後には警察OB、新聞記者、弁護士を巻き込んだ事件隠蔽があった。

垣内の自殺に関係があるのか？・・赤西峰子焼死事件が動き出す。

#07 「誕生」
ストーリーが幾重にも重なる面白さは最近にない重厚なドラマだ。

また桐野が絡んでくる・・三反園に擦り寄る危険な予感。

垣内は、自殺に見せかけた殺人だった可能性が出て来た。

そして敦子は感動の出産へ・・

次週はいよいよ最終回だ・・あぁ残念だ。

#08 「波紋の行方」（最終話）
毎週楽しみだった‼︎・・遂に今回で終了だ。

三反園のネットニュースサイトまで桐野の虚報に巻き込まれてしまう。


嘘が真実となり、無邪気な欲望がフェイクニュースを生み出していく・・

・・しかし、社会の片隅では自分の事より先ず他人の事を考える、そんな人びとだっている。

「真実は強く恐れない人の心の中にある」


面白かった‼︎・・私の中では今年最高のドラマだった。