にゃん

大江戸グレートジャーニー ~ザ・お伊勢参り~のにゃんのネタバレレビュー・内容・結末

3.1

このレビューはネタバレを含みます

三吉含め3人で家族になれてめでたしめでたし。

後に出てきた徳川家の大名が丸ちゃんだった(一人二役)だったので、これは後々入れ替わるとかそういう展開かと思ったがそこは「何故同じ顔なんだ?」くらいの触れようでサラッと流されたのがちょっと勿体ない気もした。
賭博師の辰五郎が無一文の状態でミッションがクリア出来るのか不安だったが、口のうまさでのらりくらりとしている様がさすがで笑った。口がうますぎて詐欺師レベル。

でもキャラが丸ちゃんに合っていて芳根京子も死にたがりで面白かった。



ストーリー↓
かつては最強の賭博師だった今や借金まみれの辰五郎(丸山隆平)は、お伊勢講のくじに当たり長屋の代表としてお伊勢参りに出発することに。長屋の皆からの10両の路銀を手に意気揚々と飛び出す辰五郎であったが、すぐに賭け事に全額かけてしまい秒で無一文に。

辰五郎は、生き別れた姉の婚礼に出席する為に家出して御陰参りと称して旅する三吉(斎藤汰鷹)と、足の悪い大奥の奥様の代わりに想いを託され伊勢へ参る翁丸(犬)と、子供の産めぬ体だと家から追い出され自殺するところを辰五郎が思い止まらせた女・沙夜(芳根京子)の3人と1匹で家族連れのふりをして伊勢を目指すこととなる。道中、沙夜と三吉、翁丸が道行く人々から多くの寄進を受け旅費の足しにし、辰五郎は刀を駆使した得意の“ガマの油売り”で金を稼ぐ。しかしガマの油売りの噂が
辰五郎を追っていた、殺し屋で借金取りの菊佐(山本耕史)とその駄子分の六助(加藤諒)の耳に入り見つかってしまうが、商品に難癖つけてきた男たちと菊佐たちが乱闘を繰り広げるなか逃げ出し旅を続ける。
しかしついに殺し屋に見つかってしまい、借金を返すために辰五郎はイカサマのタネが割れている隨念寺の賭場に出発する。これに負けると沙夜は吉原で身体を売ると約束してしまったのだった。
三吉はついに姉の婚礼に出席。そこで父親が近くで住んでいると聞き探す途中で人攫いを捕まえる。しかし、その人攫いが父親(仮)であり、三吉はお家から人攫いが拐ってきた子供であり、姉も本当の姉ではなかった事実が判明。三吉は本当のお家に帰されることに。
お家は三吉の帰りをそれはそれは喜んでくれたが、辰五郎たちと別れることが寂しい三吉。
三吉をお家に返して数日。三吉を失った辰五郎の心の傷は日に日に大きくなっていく。
賭場に向かう途中、大名行列に会い無礼なことに辰五郎の元へ戻ってきた三吉が行列を邪魔してしまう。それをきっかけに大名も襲われるのだが、大名を追いかけて来ていた敵に見つかり辰五郎は自慢のホラ吹きで大名を助ける。礼として大名から100両貰った辰五郎は賭け事に使う前に菊佐に滞納分を抜かれてしまう。余った金でお伊勢参りを続行。
お伊勢参りの帰り道、長屋のお鈴にバッタリと出会い皆のぶんのお札も買ったと約束を果たしたことを報告。そして家族も出来たと報告するのであった。
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