もうね、予告を見たときからこれだと思った。
90年代のホームコメディっぽさに惹かれた。
本当に面白いドラマだった。
ありがとうフジテレビ。
当たり前の日常をコミカルに描き切るすごさ。
それを可能としているのが、濃いキャラたち。
ウィキペディアの人物紹介の長いこと長いこと(笑)
ヤクザみたいな顔の主人公、大道寺保(遠藤憲一)。
その28歳も歳下の婚約者、花澤美蘭(蓮佛美沙子)。
上司に媚びへつらって出世した美蘭の父、紀一郎(渡部篤郎)。
保の名前を必ず間違える美蘭の母、静香(和久井映見)。
父のコネで入社した女装趣味な美蘭の兄、葉理男(中村倫也)。
読モで不倫しかけた美蘭の妹、真理乃(新川優愛)。
老人ホームで他人の妻に手を出し追い出された美蘭の祖父、昭栄(品川徹)。
最初はアウェイだった保が紆余曲折を経て、花澤家に認められるまでのドタバタ劇。
最後は涙ちょちょぎれる王道のホームコメディでした。
ところどころある「結婚とは何か」みたいなテーマも年頃のせいかちょっと考えたり(笑)
しかーし、やはり個人的にいっちばん好きだったのは、何と言ってもこの男!
花澤紀一郎の部下、砂清水誠(山崎育三郎)!!
このひとり浮いてる勘違いナルシストクソ野郎ってキャラがドストライク。
彼だけ漫画の世界から出てきたような違和感!
いるだけで笑ってしまう(笑)
あー、いいドラマだったなあ。