まさかすぎたこのドラマ。
家政夫のおじさんから始まって、ラストは「結婚とは」という投げかけからのトレンディドラマばりのハッピーエンド。
最終回メッチャよかった。。。
最初は大森南朋演じるナギサさんの家政夫姿が衝撃的でイロモノ感強かったけど、すぐに「ナギサさんに来て欲しい」ってなるぐらいには、彼の大らかさと家事遂行能力の掛け合わせに心奪われた。
特にメシ食いたい(笑)
しかもこのドラマ、恋愛とそれ以外のバランスがよかったんだよね。
基本は相原メイ(多部未華子)が仕事に邁進していて、恋愛についての描写ってそこまで多くなくて。
半分過ぎたあたりから、ちょいちょい恋愛事情が入ってきて、ナギサさんと田所優太(瀬戸康史)のどちらになるか?!って感じだった。
でも、昔のトレンディドラマみたいに付き合ってイェーイ!って印象は全然なくて、むしろその先をどうするかっていう意味合いが最初から強かった気がする。
だから、見た目やスペックだけなら田所さんって感じはしなくもないけど、このドラマ観てたら、もうナギサさん一択って感じだったよ、僕は。
だって、あれだけ生活を共にして、お互いの人となりを知ってたら、ナギサさんの方がいっしょにいたくなるよね?w
まあ、自分が歳取ったからそう感じるのかもしれないけど、メイにとっては今ある生活を変えたくなかったってのもあるし、彼女が無理しがちな性格でバリバリ働くタイプだから、優しく大らかでサポートタイプのナギサさんとの方が絶対相性いいだろってみんな思ったはずw
RPGのパーティーだって全員アタッカーにはしないしねw
ヒーラーは絶対必要。
そう考えると、田所さんってもはやライバルにすらなってなかった気も、、、?
てか、彼が終盤でナギサさんに「相原さんはあなたじゃなきゃダメなんです」みたいなことを言ってたとき、『ひとつ屋根の下』で福山雅治が「あんちゅあん、オレは小雪が好きだぁ。でも小雪はあんちゅあんじゃなきゃダメなんだぁ」って言ってたのを彷彿とさせて、ちょっと笑っちゃったwww
あと、結婚したらしたで、メイはそれまで何の遠慮もなく、ずっとナギサさんに家事を頼んでいたのに、いきなり「自分だけ何もしていない」ことが罪悪感に変わるってのは、行為は同じなのに二人の関係性が変化したことで受け取り方が変わってしまうという絶妙な描き方だなと思った。
その翌週にやったスペシャルはほぼ総集編でしかなかったので、これまでのレギュラー放送を観ていた身としては、そんなに楽しめるものではなかったかな(笑)