このレビューはネタバレを含みます
【舞台と時代背景】
ワシントンD.C.(連邦政府・議会)
イリノイ州など各州(州議会、保守派・フェミニズム運動の拠点)
1970年代初頭〜中盤(主に1971〜1977年頃)
第二波フェミニズムの…
面白かった!
ケイト・ブランシェットの演技が最高にすごくて、とことん憎たらしかった。
他人を叩いても自分の承認欲求を満たすことはできない。共感があってこそ認め合うことができるという話だったのかな。…
全然知られていないが、作りは硬いが意外にも良作。アメリカの急進的フェミニズムと保守派の女たちの権利の争い覇権争いともとれる(そこはいつも表裏一体)てことも客観的に描かれるし、双方が矛盾を抱ながら(保…
>>続きを読む第一話からアルトマン信奉者であるボーデン&フレックの演出がわかりやすい。カメラの置き方や人物の観察的な捉え方は、70年代のアルトマン映画の模倣だろう。役者はグロリア・グレアム役のローズ・バーンが素晴…
>>続きを読む2021年の作品だけど、ロー対ウェイド判決が覆された今観るとまた少し違った視点でも観れる。絶望。劇中のフェミニストの発言にも少しあったけど、もしも妊娠するのが男性だったら中絶はここまで問題になるのか…
>>続きを読む女性解放運動について、あえて保守側の女性の目線から描くことで問題の複雑性がわかる、とても高度なレベルのドラマだった。フィリスの発言や思想自体は笑ってしまうほどトンチキなのだけど、彼女の行動自体は実は…
>>続きを読むどれだけ待てば変わる、誰かがやらなければ。
この時代の女性活動がなければ今はもっと酷い状態だったかも。私は自活力がなくてやりたいこともない、人任せ、養ってくれたらラッキーぐらいの感覚の持ち主。だから…
Disney+に来たので鑑賞。てっきりフェミニストの話だと思ってたので、ケイト・ブランシェット演じるメインキャラクターが保守派反フェミニズム女性だったのに驚いた。
分断を産んだ保守派女性側の視点で…