にゃん

ウチの娘は、彼氏が出来ない!!のにゃんのネタバレレビュー・内容・結末

3.1

このレビューはネタバレを含みます

碧と空の独特な話し方の掛け合いが面白い。どこか控えめで真面目な空の達観した雰囲気のナレーションも面白い。

時たま出てくる、祝いのダンス感謝のダンスがとっても可愛い。こんな可愛くて明るい親子、楽しいだろうなと思いながら鑑賞した。

毎話最後に出てくる、次回予告の前のNGシーンがいつも可愛かった。

1
“恋愛小説家・水無瀬碧(菅野美穂)の心配事は、二次元オタクの娘・空(浜辺美波)に浮いた話がまるでないこと。ある日、渾身の初ミステリーの連載打ち切りを言い渡された碧は、起死回生の一手に久々の恋愛小説を発注される。しかし華やかな表の顔とは裏腹に、母ひとり子ひとり、シングルマザーとして空を育ててきた碧は恋愛から遠ざかってきた自分に自信をなくしていた…。そんな中、母娘を揺るがす“運命的出会い”が訪れる。

2
同じ相手とは知らず、整体師の渉を好きになってしまった碧(菅野美穂)と空(浜辺美波)。編集者の漱石(川上洋平)は恋に浮かれる碧を人知れず気にかけていたが、その恋も年齢差の壁に圧倒されて碧は早々とフェードアウトする。一方、空は大学の授業中に落書きした漫画を見た光(岡田健史)から、自分が隠れ二次元オタクであるとカミングアウトされ、一緒に漫画を描かないかと誘われて困惑する。そんな中、空は渉に再会。動き出した空の不器用な恋。その時、碧は幼馴染みのゴンちゃん(沢村一樹)に空が恋愛で傷ついてしまわないか心配していることを打ち明けていた。

3
張り切って初デートに向かった空(浜辺美波)だが、碧(菅野美穂)の予感通り思わぬ落とし穴が。待ち合わせした渉の鼻には鼻毛が。それを見てしまった空は恋愛モードがOFFになってしまう。
一方、ゴンちゃん(沢村一樹)に見合い話が舞い込み、もうゴンちゃんの家でくつろげないと思うと碧は複雑な感情を抱く。もうすぐお見合い結婚してしまう幼馴染との恋の展開はストーリー的に面白いと、漱石(川上洋平)の後押しで、碧はゴンちゃんとデートすることになったがその帰り道に取り壊し予定の母校へ忍びこみ碧はゴンちゃんへ"結婚を辞めませんか"と提案するももう見合いも進めてしまっていると"ごめんなさい"と断られてしまう。
そんな中、光(岡田健史)は、偶然立ち寄ったおだやで、バイト中の空に遭遇。空と光の関係も少しずつ動き出そうとしていた。

4
小説の映画化が決定し、主演俳優との打ち合わせに浮かれる碧(菅野美穂)。しかし原作の内容(最後に死ぬのは彼女ではなく自分にしたいらしい)を変えると言われて怒り心頭。勢い余って漱石(川上洋平)の過去の盗作していたという触れてはいけない過去に踏み込んでしまう。一方、空(浜辺美波)はデートにわざと“つけ鼻毛”をつけてきた渉に理由を聞きに行くと"忘れられない人がいて、空に嫌われる為に付けた"と言われる。
そんな中、空は光(岡田健史)にイラストを見せるため一緒におだやへ。そこに渉や碧やゴンちゃん(沢村一樹)が偶然居合わせ、事態は急展開。渉の忘れられない人は、9歳の時うさぎ小屋の前で結婚を約束した女の子だと聞き、その一途さに心を動かされ渉とのデートをお願いする。
ゴンちゃんの嫁候補は実はお店の土地を狙ったお金目当てであり、金持ちが来るパーティーでIT社長に見染められたからと結婚破綻を紹介の人伝いで伝えられたのだった。

5
碧(菅野美穂)は先日いい雰囲気でキスをしそうになってから、クールに距離を置く漱石(川上洋平)の態度に失恋気分を味わう。一方、空(浜辺美波)は渉との仕切り直しデートに挑む。空の恋を応援する光(岡田健史)は心の内では空への思いを募らせていた。その頃、新刊企画の締切に追われる碧は、ゴンちゃん(沢村一樹)から空のことを書くよう勧められる。しかし、一人で空を育ててきた碧には、空は実の娘ではないという秘密が。そんな中、"AB型の母からO型は産まれない"ということに光は気づきその秘密に近づいてしまう。

6
漱石(川上洋平)の異変に気付いた碧(菅野美穂)は病院へ。次回作の成功を誓い、“母と娘”を描く小説の執筆に取り掛かる。そんな中、空(浜辺美波)は、自分と碧の血液型が親子ではあり得ない組み合わせであることに疑問を持ち、病院で検査を受けていた。空の行動に気付いた碧はゴンちゃん(沢村一樹)の前でパニックに。自分と母が“他人”であることを知った空が助けを求めたのは、いつもそばにいた光(岡田健史)だった。

7
碧(菅野美穂)は空(浜辺美波)に、かつて樹海で空を拾ったという衝撃の話を語る。碧の思いを聞き、血の繋がり以上の絆を感じる空だが、光(岡田健史)はそれが碧の小説の内容と同じであると気づく。空は碧に嘘をつかせないため、ゴンちゃん(沢村一樹)たちを巻き込み碧に迫る。ついに、碧が空に知られたくなかった本当の真実、空は自分がかつて愛した男と別の女性との間に出来た子供であることが明らかに。一方、渉(東啓介)は、訪れた海で怪しくも雰囲気のある謎の男(豊川悦司)に出会う。

8
実の父・風雅(豊川悦司)に鉄拳を食らわせたいと思う空(浜辺美波)と一緒に、碧(菅野美穂)は風雅の暮らす島へ。運命的な恋をした相手との再会を果たす碧だが、風雅は碧のことを覚えていないフリをする。一方、空と光(岡田健史)の関係に嫉妬する渉(東啓介)は、光に恋の宣戦布告。その夜、碧は空と風雅の間の空気にただならぬものを感じて始めていた。屈託のない風雅に自然と馴染んでいく空。風雅に空を取られてしまうのではと碧は胸騒ぎが。

9
風雅と旅に出た娘が帰ってこないと取り乱す碧(菅野美穂)の元に、空(浜辺美波)は風雅(豊川悦司)を連れて戻ってくる。さらに、風雅は本当は碧のことを忘れていなかったことが発覚する。一方、碧たちと距離を縮める風雅の姿を見たゴンちゃん(沢村一樹)は、心穏やかでない様子。そんな中、散英社では漱石(川上洋平)が小西(有田哲平)からニューヨーク行きの話があると予想外の通達を受ける。さらに、空はオタク仲間の光(岡田健史)に対し、恋にも似た感情を抱き始めていた。

10
碧(菅野美穂)は沖縄に行く風雅(豊川悦司)と、ニューヨーク転勤になった漱石(川上洋平)の二人からプロポーズされ浮かれる。しかし、東京に残るという空(浜辺美波)との間には微妙な距離が生まれてしまう。光(岡田健史)だけは内心は碧と離れるのが淋しい空の気持ちに気づいていた。そんな中、おだやに風雅と漱石が来店。風雅の態度が気に入らないゴンちゃん(沢村一樹)は頭に血が上り、おだやは碧をめぐる男2人の修羅場と化す。しかし風雅はわざとゴンちゃんに仕掛けたわけであり、気持ちにはっきりしないゴンちゃんに碧への気持ちをはっきりさせるためにわざと演技を打ったのだった。
一方光は、母が遠くに行ってしまうかもと空が寂しがっている風だと伝える。母も空を置いていくことに心の引っ掛かりをおぼえていた。
碧は2人からのプロポーズを受けるも両方断る事を決める。それは碧にとっての1番は空だと思ったから。一方空と光で進めていた合作漫画はジャンプの新人賞で"努力賞"を獲得する。
碧はその報告を空と光から受けて祝いの小躍りをするのだった。
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