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エルム街の悪夢のMoviePANDAのレビュー・感想・評価

エルム街の悪夢(1984年製作の映画)
2.8
『 夢現 -ユメウZz🌛💤- 』

80年代スプラッター映画における、殺人鬼ツートップと言えば、ジェイソンとフレディ❗️子供の頃から見た目にグロい描写の方が好きだったので、様々な殺しのバリエーションで楽しませ、尚且つおおいに話しちゃうキャラ立ちまくりのフレディさんの方が好みでした😃

この映画は、そんなフレディさんが銀幕に初登場した記念すべきシリーズ1作目です。子供心にトラウマになったホラー名場面は数あれど、その中でも生理的なおぞましさ満点の『ザ・フライ』出産シーンと、この映画に度々登場するティナの何とも気持ちの悪い死体表現は特に心に残りました😧

映画の設定も斬新で、眠りに落ちてしまうと夢の中で切りつけられ、それが実際の自分の肉体にも反映される。さらには死んでしまったら、現実にも死んでしまう😱ある意味『マトリックス』や❕面白いところとしては、登場人物にとっても、映画を観ている側にとっても、それが今現実なのか夢なのかが分からなくなる時が多々ある事。それにより、安心出来るヒマがない💦そこがこの映画の肝なのです❗️

ひさびさにこの元祖を観て思ったのは、フレディがこの時点ではまだ正統なる殺人鬼であったという事。有無を言わせずバッタバッタとナタを振り下ろすジェイソンと比べると、フレディはシリーズが進む毎に言葉のいたぶりがオーバーになっていきますからねぇ😁それがまた、この先のお楽しみになるわけですが。あとは、ホントにいろいろと楽しませてくれる名場面が多い!今観ると、怖いというより笑いと紙一重なところもありつつ、飽きさせないという点で、非常に優れている作品だと思います。

難を言うなら、「何故彼らが襲われるのか?」がすぐには明かされない為、不条理に襲われる事が恐怖の煽りとして序盤こそ効いていたのですが、その後にその解明にドラマが向かうので、ホラーとしての沸点は結局その前半部こそ!そこから、主人公は何日も眠れない状況に追い込まれていくわけですが、眠っていない感の演出がやや弱い為、結局何だかんだで「あなた、強いわね…😅」って感じてしまう展開がちょっぴり惜しい気が致しました。

とはいえ、やっぱフレディ好きだ💓このシリーズもまた観なおしたいなぁ(’-’*)まぁその内、気が向いたらいつか… あと、リブートされた時わざわざ映画館観にいったなぁ。そして、非常に残念な出来だと思ったのですが… でも数年経ってその思い入れなく観てみると、その印象も少し変わるもので…
そのレビューはまた次にでも… _(._.)_
あっ、あと若かりし頃のジョニデ様が出ております🙂
 
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