私が今まで見たコナン映画の中で一番面白かった。
コナン映画は私の何作か見た中で、一番好きな作品はやはり、世間でも人気のベイカー街の亡霊。あの時代に仮想空間という設定。昔のロンドンの風景などが特に好きなコナン映画だった。だが、ベイカー街含めて時計じかけから緋色の弾丸までのどのコナン映画もあと一歩が足りない。それが私のイメージだった。特に犯人が分かった後が一気にグダグダになる感じだった。
そんな中本作。やっと2022年になってベイカー街の亡霊を超えてコナン映画史上最高傑作に名乗り出てくれた。
この先本編のネタバレ注意‼️
ミステリーは勿論の事。演出や音楽がここ10年のコナン映画で、ずば抜けてた。
コナン映画恒例の爆弾もピンクと水色の液体に変えていたり、アクション要素を増やしたりして徹底的に名探偵コナンの映画を面白くしたいという監督と脚本家の意思が分かる。
犯人は少年探偵団を爆弾の場所に連れて行ったところですでに気づいたけど、それを分かった後も手に汗握る展開を広げていた。
渋谷の真ん中で液体が合わさるというのも新鮮だった。
まあ結局最後はサッカーボールだけどこれまでの蹴っ飛ばして使うより、伏線回収もしてたし全然良かった。
コナンが爆発の部屋に閉じ込められて落ちそうになる時にパイプを走るのはちょっと違和感だったけどそれを完璧なストーリーが見事に掻き消していた。
バンプ神すぎだろ‼️‼️‼️‼️
